みんな元気にシガレッてる?

おされタバコの実ネエよ。

なんかさあ、実装者ちゃんが男のくせにウジウジしてるからね、背中をどやしつけてやったのよぅ。

それでね、ちょっぴり優しい言葉をかけてやったのサ。

「ニンゲン、それぞれ器というものがあるんだからね。アアタはシステム開発の仕事の傍ら本書いてる程度の器なの。分かる?
もしかして自分はモノカキとして一本立ちできるんじゃないかっていうのは、まったくの幻想なんだからさ。諦めて好きなタバコでも吸ってれば」


ってね。

まったくの正論でしょう? 違う?

あら、アアタもそう思うの? そりゃそうだもの。

でも実装者ちゃん、目に一杯涙を溜めてさ、唇をプルプル震わせてさ、ピューッと夕陽に向って走り去っちゃったワヨ。つくづく駄目な男ねえ。

さ、あんな頼りない男ほっといて、アタイはジブンのタスクに専念しなきゃね。

実装者流-エヴァ・ローズ・スリム

『エヴァ・ローズ・スリム』

ブルガリア製、スリムサイズ二十本入り四百二十円。T3mg、N0.3mgってスペックよ。

ブルガリアって、ヨーグルトしか産業がないのかしらと思ってたけど、タバコも作るのよ。こりゃ勉強になったワ。

これね、今までご紹介してきた銘柄の中で、一番おされな味なんじゃないかしら。

開封するやいなや、ローズオイルの香りがむわぁーっとしてくるのよ。

実際に吸ってみたときの印象はちょうどこんな感じヨ。

仕事で疲れて家に帰ってとりあえず、バッグなんてぽぉーんとぶん投げてベッドにへたり込むじゃない。

と、ベッドに小さなシミができて、じんわり広がっていくのよネ。

バッグから、なにか染み出してきてるのヨ。で、すごい匂いがするの。

バッグの中にフレグランスの瓶を入れてたんだけど、ちゃんと蓋を閉めてなかったもんだから、こぼれてしまってバッグ中ベチャベチャになり、安物だから外へ染み出してきちゃったのサ。

当然「やっちゃったぁー」と、自己嫌悪に陥るわけだけど、そういうとき、喫煙の習慣があれば当然タバコ吸いたくなるでしょ。

でも、残念ながらタバコだってベチャベチャになってるのサ。

でもそれを棄てちゃうと、すっぴんにジャージスタイルでコンビニへタバコ買いに出かけなくちゃならないじゃない。

ついでに甘いもの買ってしまって、ダイエットの妨げになるしね。

で、イライラが極限に達して、とうとう、「多分死なないワ。ままよぉ」と決断するわけよネ。

そんなこんなで無理やり吸引したんだけど、案外美味しくてちょっと得した気分になったときみたいな味なのサ。

なにさ?

え?

「そんな状況に直面したことないから、よくワカンナぁイ」

フィーリングよフィーリング!

なにピンキーな声でカワイコぶってんのサ。シバキ倒すワヨ。

んと、想像力がないわね最近の若いムスメは。

けど、このエヴァ・ローズ・スリムも、ノンメンソール系おされタバコの常として、バーレーメインで甘味はフレーバーで出してるから、ちょっとイガッとくるワヨ。

アタイは気に入ったんだけど、そもそもタバコなんて嗜好品だし、その上フレーバーというよりフレグランスというべきものが付いてるわけだから、ま、万人ウケはしないかもダワ。
土日、ほとんどなあんもでけんじゃった自分に嫌気が差した後遺症をひこずっとるワケであるが、いつまでもウジこらウジこらしてられんので、あっけらかんとした煙草のハナシを書いてみよちゅうわけや。

ちょっとこのピクチュアを見てもらえますかい。

実装者流-サイズ比較


これは、えーっと、しだりからプリトスサイズデミタスサイズ、ほんでもってパナテラサイズの葉巻を並べてみたもんやで。

しだりのやつは、せんに買い求めてきたスウィッシャーで、真ん中のんと右のんは、正体不明の比国葉巻ですわ。

右のやつは、ちょっと調べてみたところ、葉巻仲間ではわりかた有名なタバカレラの系列かもしらんけど、正味のところはよう分からんのです。

なんもフレーバーが付いてないんでね、もしかするとドライシガーやのうてプレミアムシガーなのかもしらん。

分からんので、せえだい乾燥させまくりでんねんけどね。

けど、ほったらかしにしてても、せんに買い求めたキンテロの安もんプレミアム(安もんプレミアムって、妙な日本語や)みたいに、ラッパーがボロボロ剥がれてきたりせんと、涼しげな装いを保っとうさかい、やっぱしドライシガーなんかなあとも思いますわ。

今まで、いろいろ単品で写真を載せてきましたけど、いまいち大きさがピンとこんのと違うか思いまして、並べた写真を載せてみたんですけどな。

ほかに深い意味おまへん。

ところで、月初に買い求めた、スーと書いてシオウクスと読むやつですけど(あ。逆や)、もうすぐおしまいになりかけてまんねん。

二十グラムしか入ってまへんさかいね。そらなくなりますわいな。

さてどうするかな。次の常喫銘柄は。

頭の痛いこっちゃ。
モノカキの端くれなのであるが、フルタイムではない、すなわちモノカキの仕事だけでは食っていけないので、生活のために他の仕事をせにゃならんのである。

そのほかの仕事というのはシステム開発なのであって、もしかすると、プログラマーが趣味と実益を兼ねてというか、仕事の一環として本を書いているように、傍目には見えるのかもしれない。

でもそうとちゃうねん。

自分では本業はものかっきゃと思うてんねん。

けど、

「思うてんねん!」

と、大きなフォントでかかあに宣言したところで、

「ほなあんた、生活はどないすんのんな!」

と、より大きなフォントで叱られるのがオチやし、自分でもビンボは嫌やさかい、ちゃんとシステム開発の仕事はするわけだ。

となると、勢いモノカキの仕事をするのは平日夜か土日祝ということになる。

平日夜なんぞ、まあ一時間でもできりゃあ御の字であって、土日祝がメインとなるわけだ。

ところが最近、土日にちょっとも気合がはいらんのである。

この土日も、土曜日の作業時間はゼロ、日曜日も、表の街灯が光度センサーの働きで薄ぼんやりとした光を放つ時分(夕方っちゅうことでっせ)までおねおねとしていて、それからグズるおんどれに鞭をくれて、二時間ほど作業しただけなのだ。

このままじゃ、今書いてるやつ、いつ終わるや分かったモンやあらへん。

ちょっと、気合を入れなおさんとあかんのう。

なんかそれなりの仕事を残そうと思うたらね、敵は周りやのうて、やっぱり自分自身やねんで。

よう覚えときやあんた。
もうボチボチ、土手っぺりで葉巻吸うてたら、震え上がる季節になってきましたわな。

今日の関東地方(というか、八王子地方といったほうがよろしい)は、日差しはあるモンの、吹く風はちべたく、せっかく治りかけてるところへさして、また新しい風邪しきこんでまうわあんなもん。

最初は寒うても体をいのかすことやったらええけども、へたりこんで葉巻吸う行為やさかいね。

来年の春、しがこが溶けるまで、もう無理かもしれんのう。

さて、本日吸引したのは銘柄不明の比国ドライシガーやけども(チョコレイト味)、えーっと、サイズでいうと、デミタスサイズちゅう部類に入る思いますわ。

実装者流-デミタス

デミタスサイズというのは、直径14mm、長さ12cmほどの、小ぶりのやつですわ。

で、燃焼時間を計ってみたんやけどね。

十一分でしたわ。

デミタスサイズで十分ちょいなら、せんに出てきた、デミテキよりひとまわり細くて短いプリトスサイズが十分持たんのは当たり前やな。

ちょっと、早う吸い込みすぎなんかもしらん。

葉巻を吸う速度にも、ビンボ臭さが出るんやでやっぱし。
実装者流-ハイライト

『ハイライト』

日本たばこ製、キングサイズ二十本入り四百十円。

T17mg、N1.4mgというスペックだ。

「なに持ち出してきてまんねんあんた?」

えーっと。このハイテキがここへ顔を出してきたのには深い理由がある。

この日誌をせんからお読みの御仁であれば経緯はご承知であろうが、前の記事を読むのん面倒くさいという人のために、一から説明させていただこう。

こっちゃとて、いちいちリンク貼んのんゴテやし。

1.比国(フィリピン共和国)にしっりゃいがおり、私が煙草に興味を持ち、素人研究家を自認しているのを知って、色んな銘柄を詰め合わせして送ってくれた。

2.私は、その中でFORTUNEという銘柄に大層心惹かれた。

3.前項の旨を比国のしっりゃいに伝えると、今度はFORTUNEをカートンで送ってくれた。

4.吸っているうちに、非常に懐かしい気持ちがした。確かこの煙草、昔どこぞで吸ったぞと記憶を辿っているうち、FORTUNEが、日本たばこの長寿銘柄、ハイライトに酷似した味であるという仮説が浮上してきた。

5.とはいえ、ハイライトを好んで吸引していたのは大学生のおり、即ち三十年も前のことなので、いまいち自信がない。なぜなら人間の記憶なるものは時の経過と供に曖昧になるものであり、私の場合それが特に顕著だからだ。昨日の昼まま、なにくたかわからんほどなのである。

6.4.の仮説を確かめるため、いよいよハイライトを購入した。

とまあ、こういう次第なのである。

で、結果はどうだったか?

やっぱり、ほぼ同じ味である。開封したおりの、あの美味しそうなラム酒のカザにしろ、吸うたおりのちょっとも洗練されてない野趣にしろ、うりふたあつである。

ただ、FORTUNEのほうが甘味が強い。これは、ヴァージニア葉と日本国在来葉の性質の違いによるものだ。

よし。煙草界を震撼させる重要な仮説が証明され(んな大層な)、これでまたひとつ愛煙家としてアウフヘーベンできただろう。

「んなもん、でけてへん、でけてへん」

あ、さおか。