メルヘン作家になったろかしらんと企んでますのやデ。

メンヘラ作家と違いまっせ。メルヘンですわ。

実用書ライターではちょっともメが出んしナ。

こどもたちに夢も与えたいしナ。

というわけで、これから精進に精進を重ね、年末辺りにこのコンテストに応募したろと考えてますのや。

アンデルセンのメルヘン大賞

今年の募集は終わってしまいましたけど、毎年やるみたいなんでナ。

大賞はなんと、賞金ン十万及び、副賞としてアンデルセンの生まれた国、デンマルクへの往復航空チケットが貰えるんでっせ。

すごいやろ。

「はつはぁーん。ワレのたくらみはよめたぞ。他人にじぇじぇこ出してもろて、デンマルクでパイプ煙草安う買うてくるつもりやろ。そんな腐り果てた性根でメルヘン作家になれるかいアホ!
だいたいなにが『ライター稼業』じゃい。どう考えても今日のテーマは『愛煙日誌』やないか」


とうとうバレましたか。

なんしあんた、ヨーロッパでは、パイプ煙草は普通のシガレットと違い少数派の嗜好品と見做され、税率がかなりしくく設定されとうらしいからな。

日本もな、ヨーロッパ並みにシガレットの税金上げるんやったら、パイプ煙草をヨーロッパ並みに値下げせいちゅうねん。

ま、今はそんなことどうでもええわ。

ぜしともデンマルクへ行ってみたいもんや。

なあに、なにごとも試してみんと分からんやん。

「作家になりとおす」などという、実に曖昧模糊とした動機よりも、「なんとか煙草を安う手に入れたい」という具体的な動機のほうが、なんぼか受賞の原動力になるちゅうもんや。

なああんた、そう思わんか?

ところであんた、メルヘンてどなして書いたらええの?

カエルなとミミズなとオケラなと、なんぞいきもの出してきて擬人化しといたらええのかな?




と、新たなる発見をしてもたワケや。

まちょっと、これを見ておくなはるかい。

実装者流-キャメテキ

『キャメル・フィルター』

もう我が国では手ェに入らんようになりましたのう。なんべん見ても、この駱駝は間ァの抜けたツラしてまっせしかし。

ま、そんなこたどうでもよくて、比国よりきたる不健康の使者やさかいTN値は分からんのですが、かなり昔からある銘柄で、フィルターも活性炭入りちゃいまっさかい、えらいキツイんです。

で、標題にある発見のハナシになるんでっけど、なんとこのテキ、ラム酒に漬かってまっせ。

ちゅうことは、我が国のホープやハイライトは、このキャメテキを真似こちゃんちゃこしたんと違うかと推理したワケや。

ちょっとも洗練されとらん、荒々しい喫味にも共通点あるし。

ただ、こっちのほうが、ターキッシュすなわちオリエント葉がブレンドされてるんで、その分複雑な味になってます。

おいちかるかる。

昔はこんな煙草ばっかりやったんやもんなあ。

しかるに昨今のていたらくはどないえ?

ユルユル銘柄ばっかし。煙草の味なんぞちょっともせえへん。

なあにがハイブリッドメンソールじゃぼけ。

しぁーきまわっそ!

ほんま、世も末涼子やのう。

かかるキャメテキのような銘柄には、ぜし復活してもらいたいもんや。

このさい、喫煙どあほう御用達ちゅうことで、昔のきっつい名作煙草、どしどしリバイバルしたらええねん。

「あんたら早死にしたいんやったら、てっとたるわ。長生きしたかて、もう年金当たらんやろし」ちゅうてナ。

なああんた。そう思うやろ?

比国のしっりゃいから煙草を送ってもらいましたのや。

とにかく、日本で手に入らんケッタイな煙草を中心にちゅうことでお願いしておるさかい、今回もケッタイな銘柄が混ざっとるわけですけど、それはまたおいおいご紹介するとして、今回に限り、是非にと銘柄指定でお願いしたやつがありましてナ。

これです。

実装者流-タバカレラ・ハーフコロナ


実装者流-タバカレラ・ハーフコロナ中身

『タバカレラ・ハーフコロナ』

比国が世界に誇る、葉巻のメジャーブランドや。

安っぽいけど、一応木箱入りでっせ。

五本で五百ペソ弱でやっさかい、只今のレートで換算すると、九百七十円ぐらいです。

かなり高いのう。

比国の諸物価水準を考慮したばかれら、とても庶民がちょいちょい購入できる価格やないですわ。

日本では、『タバカレラ・ハーフコロナ』一本二百六十円でやっさかい、五本やと千三百円で、めっちゃ得したちゅう気にはならんですナ。

ホンマは加湿したげたほうがええのやろけど、我慢でけんと日曜日にそのまんま一本吸うてみたのです。


実装者流-タバカレラ浅川

かなりマイルドで、口当たりはなかなかよんろぉしい。

適宜加湿すれば、さらに甘味が出て美味しゅういただけますやろな。

やっぱワタイは葉巻が好き。

いつか箱型ヒュミドール家に置いて、キューバ製プレミアムシガーでいっぱいにしたる。

でも吸うのは浅川土手やねん。

いきなしハードな銘柄が登場してもたんで、今日はちょっとプリテーなやつを紹介したいのや。

ボチボチと暖かい時節ともなると、どうしても葉巻が吸いとうなってまいりますわ。

戸外で吸うても震え上がることないさかいね。

基本的にワタイは葉巻が好きやと思うんです。

そらあんた、パイプ煙草は奥が深いけど、その分なにかと面倒でナ。

もし、

「こら。もしも、もしもやで。『お前はパイプ煙草か葉巻か、どっちか一方だけしか吸うたあかん。さもなければ即刻死ぬるデ』ちゅうて、ノーベール賞級のお医者さまにセンコクされたばやい、どっちを諦めるねん? ん? ん? ん? さあ、ハキハキ活発に答えてみ。語尾を濁したりすると承知せんデ」

と問われた場合、間髪いれず、

「シャグ煙草!」

と、元気に答えるてぇお兄いさんやさかいナ。

葉巻やったら、吸う場所さえ確保できれば、しゅっと取り出して、ボッと火ィ点けて、チューっと吸い込んで、ゴォーンときて、クラっときたらしまいやさかい、モノゴトが単純でええわ。

そんなことを考えてたら、葉巻を吸いたくて居ても立ってもおられんようになってナ。

とりあえず、喫煙環境の確保やらみな考えんでもええ、シガレット感覚で吸える葉巻を買うてきましたのや。

実装者流-アルカポネ・ポケット

『アルカポネ・ポケット』

ドイツ製。十本入りで三百八十円。安いでっしゃろ。

それもそのはず。パッと見ィはいかついけど、実はえらいこぢんまりとしてまんねん。

これは、キングサイズのシガレットと一緒に並べてみたとこやけどね。

実装者流-アルカポネ正体

かなりかいらしサイズです。

ちびっ子ギャングやな。

けど、こいつわりかたいけるんでっせ。

ニチャニチャせん程度にバニラの甘みがあって、ほどよく土臭くて、マイルドな口当たりでナ。

まあ、『サミュエル・ガーウィズ・ブラックXX』吸うたあとでは、どんな煙草でもマイルドに感じるてなもんやけど、一本百円から百五十円あたりの、アメリカ製安もんプリトスサイズドライシガーよか、なんぼかええ味出してまんねんデ。

テキらみな、一本吸うたらもういらんどころか、吸うとう傍からもういらんちゅうこんころもちになってまうことが多々あるんやさかい。

一年以上前にフィルターつきのヤツを吸うたことあるけど、こっちのフィルター無しのほうが断然お薦めですわ。

ただし、葉っぱが細切れすぎて口に侵入してきくさるんで、しょっちゅうぺっぺせんならんのが難儀ですわ。

まっとうなミニシガリロやったら、そんなことないさかいね。
いっちょ、とっておきの衝撃画像をお目にかけようと思いますのや。

もちろん煙草関連なんですけどね。

いうときまっけど、かなりショッキングでやっさかい、心しておくんなはれや。


















よろしいか?

では、はい。

実装者流-ブラックXX中身

ご覧になりました?

葉っぱを別容器に移して、道端で拾うてきた犬のうんこを入れたんと違いま。

いまどき道端に犬のうんこなんぞ落ちてないよってナ。

これはあんた、れっきとした煙草なんです。

『サミュエルガーウィズ・ブラックXX』ちぃましてナ。

五十グラム入り千九百円ですわ。

パッケージはこれです。

実装者流-ブラックXX

サミュエルガーウィズ社に古くから伝わる『ツイスト(ロープ)煙草』ちゅうやつでな。

なわ状にした煙草の葉をギトギトの油で漬け込んで、さんしち二十一日間(この日数はええ加減です)熟成させたもんなんや。

もうそらね、蓋を開けた途端、自分があんた、町のオートバイ修理工場におるんちゃうかと錯覚しそうな、そらあえげつない油のカザがしまっせ。

最初の写真をよう見てもろたら分かりますけど、ちょっと千切れてるやつがありまっしゃろ。

このようになわの端を適当に切断ちゃんちゃこしてほぐしていきますと、リボンカット状になるんです。

実装者流-ブラックXXほぐし

『ピーターソン・パーフェクト・プラテキ』みたいにカチンコチンやないので、この作業はわりかた楽や。

この際やさかいはっきりゆいますわ。

あのパーフェクト・プラテキすら、「これはすんまへんでした」と、しゅーっと飛んで逃げるほどつおいです。

最初に吸うたおりなんぞ、クラクラしましたもん。

なあんしあんた、パーフェクト・プラテキにおいて、中盤から終盤にかけて出てくる『からしめんたい攻撃』が、三倍ほどのつおさでもって最初からきくさるんやさかい。

そのわりに、吸い終わったあとには甘味と、なんともいえんすがすがしげなあとくちがじんわり残ってるんです。

ただし、肺喫煙せんでも、喉の奥にゴルフボールが詰まったような違和感あるけど。

すんごい煙草やのう。これだけえげつないと逆に感動すら覚えますわ。

油に浸かっとうさかい、燃焼はかなり遅くて、まずオーバーヒートはしません。

逆にもしこのテキがボーボー燃えてごらんあんた、そんなケブリ吸い込んだら一発でニコチン酔いして、体ボロボロになってまいまっさかいナ。

ところでナ。

風の噂によると、このブラックXXよかさらにハードな銘柄が存在するらしいんでっせ。

これよりハードて、いったいどんな煙草やねん?

そのうち是非とも、いのち的にかけて試してみやんとあかんな。

なああんた、そう思わんか?