テキゃこんな美味いタバコやったっけ?

と、おのろいてもた次第なのや。

ワタイをおのろかしたのは、このテキです。

実装者流-ロンピ

『ロング・ピース』

キングサイズ二十本入り四百四十円。T21mg、N1.9mgちゅう、いにしえのバケモンスペック銘柄ですな。

なんでこんなやつを買うてきたかっちゅうと、『ザ・ピース』がほしゅうてたまらんのですけど、どうしても購入に踏み切れず、しゃあないのんで、代わりにこっちを買うてきたワケです。

心理学的にいう『代償行為』なんや。

『ダビドフ・マグナム』も、吸いたいなあと思い立ってから、結局買い求めたのは六ヶ月以上も先やったさかいね。

どおうも、なんぼ美味しいちゅうてあんた、シガレットに千円以上の大枚をはたくのは躊躇しますわ。

なんでやちゅうて、あまりにもアホらしすぎるがナ。

やっぱ、なんぞごとでもないとナ。

まあ、そんなこんなで、何十年ぶりかにロングピースを吸うてみました。

こんなに甘い煙草やったんかいなおい? え?

根元に近くなるにつれ、かなりヴァジピリきますけど、ほんまレモンケーキみたいな味です。

これが煙草葉本来の味ならすごいけど、残念ながら若干香料混ぜてあるやろね。

でないとこんな味出んわ。

なんで以前吸うたおりは、甘みなんぞ全然感じんかったのかっちゅうと、吸いようが違うんですわ。

喫煙技術が向上しとうちゅやっちゃ、

なんし、葉巻やパイプ煙草を吸いだしてから、根本的に喫煙方式が変わっとうさかいね。

煙をそぉーっと吸い込んで、口の中でろれろれして、八十九パーセントをゆっくり吹き出しつつ、残りの十一パーセントをおそるおそる肺に入れるちゅう吸い方を普通のシガレットでもやるさかい、味がよう分かりますのや。

以前は、煙をいきなし吸い込んでましてんデ、多分。

ハイライトの美味さもそれで再認識したんやさかいナ。

とまあ結局、あまりの美味さに思わずもうひと箱お替り買うてきてまいましたが。

比国よりの不健康の使者がぎょうさんあるっちゅうのにから。

書かなんだらよかった。

先日、ふがいない読売ジャイアントのこと書いたら、いきなし一念発起して、阪神をいてこましよったガナ。

もうちょっと寝てもうててもよかったんやけどナ。

まあ、なんぼしいきのチームがあるちゅうたかて、ずーっと勝ち続けてしもたらおもろいこともなんともない。

勝ったり負けたりすっさかい、ドラマやらみなあるわけや。

しゃあないんで、比国よりやってきた不健康の使者でも紹介しとこか。

実装者流-ケント

『KENT・WHITE INFINA』

キングサイズ二十本入り。

我が国でぴったし該当する銘柄がないのでTN値不明や。

ケントなんぞ吸うのは、かれこれ二十五年ぶりぐらいと違いますやろか。

ケントちゅうのは、数ある洋モク、すなわちアメリカンブレンド銘柄の中でも、アメリカンブレンドっぷりでは最右翼やと思いますのや。

『アメリカンブレンドっぷり』って、よう分からん表現でんナ」

はあ。

要するに、バーレー種のキックと口腔内へのイガイガ攻撃では、他の銘柄の追随を許さんちゅこっちゃ。

吸い始めの様子からすると、まあよういってタール三ミリ程度やと思うんですが、中盤からイガイガが強うなってきます。終盤はイガイガ絶好調です。

もちろん甘みもありますけどナ。

初めてケントを吸うたおりは、イガイガで頭痛うなるぐらいでしたさかいね。TN値なんぞバケモンみたいに高いのが普通の時代でやっさかいナ。

『もうこんなキツイ煙草二度と買わんぞ』と決意し、決意どおり二度と買いませんでしたもん。

軽すぎる煙草が主流となった今でも、ケントのイガイガは健在で、ちょっと安心しましたナ。

世の中には『シガレットはケントでなけらにゃならん。え? イガイガしすぎ。アホかいな。あのイガイガがええねやんか。他の銘柄は頼んのうていかん』ちゅう人かておるんやさかい、やっぱり煙草は嗜好しんなんやと思うわ。
UTOシリーズの一環として、こんなやつ手回してきたわけですわ。

実装者流-オーリック・GS

『オーリック・ゴールデンスライスド』

五十グラム入り、千五百円です。

え?

「UTOシリーズてなに?」

てですかいな。

そらあ、説明しとかな分からんわナ。

UTOちゅうのはね、『Unidentified Tabacco Object』の頭もんじをとったものでな、要するにあんた、未確認たばこ物体のことなんや。

ワタイが勝手に命名したんです。

このシリーズのラインナップには、カチンコチンの固形物体である『ピーターソン・パーフェクト・プラグ』やら、ほとんどウンコ物体である『サミュエルガーウィズ・ブラックXX』などがあるわけや。

で、このスラテキは、こんなかっこしてるんです。

実装者流-オーリック・GS2

「ひゃぁぁぁぁー。のしいか出ぇーたぁー!」

ちゅう感じでっしゃろ。

ひとことでゆやあ、『おっけすぎるフレーク』です。

ぶっちゃけた話、のしいか取り出した瞬間に、もうたまらんカザがしましてナ。

もちろん、上質なゴールデンヴァージニア葉が発する魚のしもののカザですわ。

ホンマは写真撮影だけにするつもりでしてんけど、我慢でけんようになって急いでパイプに詰め、火をつけてしまいましたのや。

これはかなり美味しいですわ。

えげつないほどの甘みと酸味でね。

マイルドなんで、残念ながら、終盤にきてもからしめんたい攻撃はないよって、ワタイとしてはその点不満なんですけど、そもそもそんな喫味にしょうとて作られた銘柄やないでナ。

煙草の葉っぱだけでこれほどえげつない甘みが出るのに、なにが悲しゅうてわざわざ他の素材で甘みをつけるのかしらんと、着味銘柄の存在意義が根本的に疑わしゅうなります。

これで千五百円は、超お買い得です。はい。

ところであんた、コロッと話は変わりましてな。

こんなこと書くといやぁーなこんころもちになる人いはるんで、やめといたほうがええようなもんの、やっぱり書きますのや。

ほかでもないプロ野球のことです。

われらが阪神タイガースは、和田新監督指揮のもと、それなりに好スタートを切ったとゆうてええのんと違いますやろか。

おおむね満足してます。

問題はあんた、宿命のライバル読売ジャイアントや。

なんや、テキの今年のていたらくはあんた。

ま、ここんとこ毎年スタートダッシュに失敗しよるわな。

あっちゃこっちゃから札束でほべた張ってかき集めてきたベテランが多いさかい、スロースタートなんやね。

ゆうても戦力は充実しとうさかい、知らんうちに優勝争いにいっちょかみしてきますわ。

けど、今年はちょっとしど過ぎるんと違うか?

またあの、なべ山つねテキがぎゃあぎゃあ騒ぎよんねんデ。

気の毒なこっちゃのう、現場は。

メルヘン頭になっとるんやデ、こっちは。

その証拠に、『メルヘン作家への道』ちゅうブログテーマまで新設したったワケや。

気合の入りようがちゃうやろ。

道を歩いとってもナ、メメズやカエルに挨拶したりナ、満開に近うなってきた桜を愛でたりナ、蟻さん踏んづけたりナ(あかんが)

なんかものごとなしとげよ思うたら、常に頭ン中をそのことで一杯にして、ドタマからケブリ出るまで、一心不乱ケンシュタインに考え続けんとあかんわけや。

ところで、あんた『饅頭こわい』ちゅう噺ご存知でっか?

有名な噺やさかい、いっぺんぐらい聴いたことおまっしゃろ。

上方落語にも東京落語にもおんなし噺があって、筋立てもほぼおんなしなんですけど、上方のやつはね、全部通して演るとものごっつう長い噺なんですわ。一時間近うかかるんと違いますか。

『らくだ』『百年目』並みの大ネタですな。時間だけはね。

ありゃ、どちらかといえば前座や二つ目のネタで、細かいエピソードの集積やさかいね、上演予定時間に応じて付け外しできるのや。噺家の胸先三寸で、独自のエピソードも追加でけるしナ。

特に、けつねに騙されるくだりとか、おやっさんの夢のくだりとかは、それだけで十分単独のネタになりますわ。

真打の師匠が前の日酒くらいすぎて、出番になってもまだ楽屋に姿を現さんようなとき、その前に出てる噺家がエピソードを付け足して時間調整したりするわけや。

噺の中に、蟻が怖いちゅう男が出てきます。

「お前はなにがこわいねん?」

「ア、アリさん」

「アリさん?」

「アリさん」

「アリて、虫の蟻か?」

「アァーリさん」

「蟻て、こぉーんなちっちゃいもんやないけ。あんなんのどこがこわいねん?」

「こっちからアリAがくるやろ、あっちからアリBがくるわな。ほんで道の真ん中で出会うて、ぴぴぴ、ぴぴぴとするやろ。あれ絶対ワイの悪口言うてる」

「いっぺん医者行け、お前は」

このネタ、焼き直ししてメルヘンに使えんかな。

無理か。

どっちかちゅうと、メンヘラな内容やさかいなあ。

「ネタ云々よか、お前はメルヘン作家になること自体無理あんのとちゃう?」

やっぱほうか?

なんやワイも、ほうちゃうか思うたりしてんのや。

嫌いな性分でナ。

ま、こと煙草に関してだけなんやけど。

こんなもんを買うてまいりましたのや。

実装者流-チェ・レッド

『チェ・レッド』

ルクセンブルグ製。キングサイズ二十本入り四百十円。

T7mg、N0,7mgちゅうスペックですわ。

ここへきて、安定供給されるようになったみたいでっせ。

もちろん、よこまちのコンビニなどでは買えまへんけど。

なぁんし、今までブラックとブランコは購入し、吸いもしたんですけど、このレッドだけまだやったんでナ。

前から気になってましたんで、安定供給されるようになったのをしおに、ひとつ買い求めてきたちゅうわけですわ。

でね。

ブラックはあんたT9mg、N0.9mgで、レッドよかスペック的には上なんですけど、吸いごこちはレッドのほうがキツイような気がするんです。

コクがなくて、ヴァジピリだけが前面に出てきとうからかもしれまへん。

同じ色やけど、『チェ・シャグ』とも違う喫味です。

もっとも、シャグ煙草なんぞ巻きようでどないでも味が変わるんで真に受けんといてほしいけど。

やっぱ、チェ・シガレットのシリーズではブラックがお薦めですかナァ。

ここでちょっと余談ですけどね。

とうとう『サミュエルガーウィズ・コモンウェルス』を完喫してまいましたデ。

実に美味しかったなあ。

ちょっとさぶしい気分ですけど、ラタキアもんはしばらくお休みして、ヴァージニアメインのストロングなヤツやっつけていくことにしますわ。