とうとうこの日がやってめえりやしたデ。

『実装者流シガレットトップテン・栄光の第一位』発表の日ですわ。

なんべんも申し上げるようでっけど、煙草ちゅうのは嗜好品であり、さらに銘柄選択などというもモンは、個人的な嗜好に左右されまくるモンでやっさかい、ワタイが『このテキがいーちばん!』ちゅうて宣言したかて、それがあんたはんにとって一番になるかどうかは分かりまへん。

そやさかい、「お前が美味いちゅうたから吸うてみたけど、ちょっとも美味いことあらへんかったど! まどうてくれ」と苦情を述べられても困ってまいますのや。

それをご承知おきいただいた上で、第一位を発表させてもらいます。

『実装者流シガレットトップテン・栄光の第一位』は、『スモーキンジョー・フルフレーバー』ちゅうことになりました。

せっかくなんで、リンクを貼らずに写真載せときますわ。

今回のトップテン決定にあたり、味の再確認のため最近購入しましたのでナ。

実装者流-スモーキンジョーFF
メリケン製。キングサイズ二十本入り、四百八十円。

T13mg、N0.9mgちゅうスペックです。

そも煙草っちゅうのは農作物なんです。土と太陽の恵みを受けて育つ農作物なんですな。

その農作物を原料として、昔から変わらん製法で、ほとんど素の状態のまま、なにも足さんとなにもしかんと作るシガレットが不味いワケないんでね。

この『スモーキンジョー・フルフレーバー』は、JTが分類しとう『ヴァージニアブレンド』(香料を最小限しか使わず、葉たばこ本来の香りを生かしたタイプ)の最高峰、酋長なんや。

さいぜん、『なにも足さん、なにもしかん』ちいましたけど、若干香料は使うてますわ、どうしてもね。

けど、とにかく煙草葉本来の味がとてつもなく濃厚なんですわ。

深煎りと表現したらええんか、香ばしいと表現したらええのか(かとゆうて、バーレー葉の香ばしさでもないような気がする)、とにかく濃ゆいワケや。

これほど味の濃厚なシガレットはほかにおまへん。

ハイライトやみなのラム酒漬け系もわりかた濃ゆい味なんですけど、どうしても、喉やベロを悪る悪う刺激するげしんな一面をもってますわな。しかし、『スモーキンジョー・フルフレーバー』にはそのおげしんさがないのです。

TN値がかなり高いんで、平素ゆるゆるのやつしか吸うてないあんたはんにとって手ェ出しにくかろうと思いますけど、バーレー葉のイガイガはほとんどないし、ヴァジピリかて無いに等しいので、きっと満足していただけるんちゃうか思いまっせ。

くれぐれもゆうときますけど、慌てて吸うたらあかん。

ゆったりした気分で、ゆっくりと味わいますのや。

でないと勿体ないさかいナ。

ナチュローアメスピ一門と比べればよう燃えますので、オーバーバーニングには気ィつけなはれや。

ま、別にオーバーバーニングさせたからちゅうて、不必要にイガイガピリピリきたりはしまへんけど。

とまあ、トップテン第一位が定まりまして、ずっとそれを吸うとりゃええてなもんですけど、現実はそう単純なモンやないでナ。

とにかく月末までシガレットがもちまへんので、先日、琉球煙草の『バイオレット』をリピートしてきましたの。

安上がりやさかい、このさい常喫にしたげよかしらん。

こんなこと考えとうさかい、いつまでたっても喫煙外道、やのうて、喫煙極道やってなあかんねん。

『GLピース・バーバーリーコースト』の感想と洒落込ませてもらいまひょかナ。

その前にまずこの感想は、十分湿り気を与えた状態であることをお断りしときます。

テキを開缶したおりに、まず思うたのが、「なんと、カラカラにしからびてもとるなあ」ちゅうことやったんです。

とるものもとりあえず、ヒュミドール放り込んだですけど、案の定、カザからして変わってきましたわ。

開缶直後はあんた、わけのわからん佃煮臭いカザでしたけども、加湿後はドライフルーツのような甘ーいカザを放っとります。

それがそのまま、喫味にも反映されとうです。

まず吸い始めは、果実酒入りのブラックチョコレートみたいな味がしますが、中盤にさしかかる前から、ベロがピリピリするようなスパイシーさが出てくるのです。そうこうしとううちに、バーレーの香ばしさを感じるようになったりするワケや。

その間も、ちょっと後方に回りますけど、ドライフルーツの味は持続してます。もちろん、べたべたの甘さやおまへんで。ほんのり感じる程度です。

ケブリは非常に硬いです。どんなカザがするかしら思うて、吐き出したケブリを吸い込むと、むせ返りそうになりますわ。

味は全体としてシャープかつソリッドであり、マイルドのマの字もないので、そこいらへんの安モン着香煙草とおんなしように考えたらえらいめぇに遭いまっせ。

もしかすると、まだ試したことおまへんけど、サミュエルガーウィズのラインナップの中で最強と噂される、『ブラッケン・フレーク』は、これからドライフルーツの味を取り去って、さらにきつぅしたような味なんかもしれまへん。

あとね、中盤から終盤にかけては、葉巻を吸うているような気もしてきます。

はっきり申し上げて、ハバナ葉使用の『コーネルディール・ハバナデイテキ』よか、葉巻度は高いかもしれまへんナ。

残念なことに、『ハバナデイテキ』では、ハバナ葉の特徴であるスパイシーさが弱まって、全体的にマイルドなしゃーがりになってまっさかいナ。

この『バーバリコステキ』吸うたあとは、『ハバナデイテキ』でさえ、味が一本調子すぎて頼んないように思いますわ。

ようこいだけ複雑な味の煙草をブレンドしたもんやでほんま。

まあ、ひとことでゆやあ、『なんぼなんでも、贅沢すぎる味やガナ』ちゅやっちゃ。

まあ、二オンス(五六.六グラム)で二千八百五十円もさらっしょんやさかい、これぐらいの味出してもろて当然ですわナ。


あれからもう二十五年以上経ってもたんやなあ。

と、たまには煙草関係以外のことも書かんとな。

新井素子しぇんしぇちゅう作家(一応SF作家のカテゴリーに入りますわ)がいたはります。

ラノベの先駆者ちゅうことで、どっちかちゅうと『知る人ぞ知る』タイプの作家はんなんですけど、このしぇんしぇがいっぺんだけ表舞台に出てきたことがおますのや。

『結婚物語』ちゅうさくしんでな。

沢口靖子主演で、テレビドラマにもなったので、ご記憶のかたもおまっしゃろ。

ご本人がそのころご成婚なさりまして、その実体験を面白おかしゅう記したセミドキュメント小説となってます。

実際めちゃめちゃ面白いし、ちょうどそのころは、ワタイも結婚について考えいでもなかったので、むさぼるように読んだ記憶がございます。全三巻、何度も何度も読み返しましたナ。

で、本日八王子図書館へ参りましたらね、なんと『銀婚式物語:新井素子著』ちゅうさくしんを発見してしまいましたのや。

「あ。これ、テキの続編や!」

と、一発でしらめきましたデ。ま、えらそうにいわいでも、ふつうしらめくわ。

しかし、なんとまあ『銀婚式物語』かいなおい。え?

もうあれから二十五年も経つんやデしかし。

道理で髪の毛白うなるはずや。


「JT製の銘柄が出てこんな。ほんまにこのテキ、ものごとの本質をちゃんと理解してけつかる喫煙者なんかしら」とお嘆きのああたはん。

どうぞご安心くだされまし。

『実装者流シガレットトップテン:堂々の第二位』として、満を持して登場願うのがこれなんです。

『ロングピース』 → 紹介ぺいし

そこのJT煙草贔屓筋のあんた、待った甲斐おましたやろ。

ほんまによかったでんなあ。

「やったぜメイビー」ちゅやっちゃろ。ん? ん? ん?

「え! こんなんキツイだけの煙草やがな」

と尻込みしとう場合ちゃいまっせあんた。こんな甘くて美味しい煙草、ワキで探そう思うたって、ちょっとおまへんであんた。

しんしつのよいヴァージニア葉と国産黄色葉の甘みと酸味に加えて、バニラが絶妙のバランスで配合されておりますので、そらああんた、レモンケーキみたいデ。

これが美味しゅうないちゅうしとにはやな、ほたらどれが美味しいねんと逆にたんねたいぐらいや。

え?

「中盤過ぎたらピリピリきます」

あたりまえやが。ヴァージニア葉やねんもん。ピリピリこんほうがおかしいデ。

そんなん、パイプ/葉巻喫煙法で乗り切らんかいナ。

けどまあ、ぶっちゃけたとこ『ザ・ピース』のほうがやっぱり上です。

けどあんなんインチキやさかいな。

二十本入りシガレット風情が千円もしてどないすんねん。

けど、ほんまちょっとの違いだけやデ。

まあ、『ザ・ピース』を、デパ地下の有名洋菓子店に売っとうレモンケーキとすれば、『ロングピース』は、知る人ぞ知る下町の人気洋菓子屋製レモンケーキかなと思います。




『ピーターソン・アイリッシュウイスキー』を完喫してまいましてナ。

まあほんまに美味しかったですわ。

なんちゅうのか、イングリッシュミクスチャーにはない独特の風味でナ。

普通のパイプ煙草やったらね、最後のほうはクズになってしもて、いまいち美味しいことないんですけど、このアイリッシュウイテキにかぎり、最後のほうになるほど甘みが出てきたりしまして、ほたら最初から、グラインダーで細切れちゃんちゃこして吸うとったらよかったんちゃうかしらと思わせるほどでしてん。

まだわずかに残ってる『ハバナデイテキ』を一日中吸うとうワケにもいかんので、えいやあと、『GLピース・バーバーリーコースト』を開缶したげましたのや。

なかなか思い切りましたやろ。

開缶するおり、いちおう指震えたけどナ。

実装者流-GLピース中身

なんや、予想に反して、佃煮系の妙なカザがします。

けっして喫煙欲をそそる類のカザやおまへん。

写真をご覧いただければお分かりのとおり、非常に細かいカットですナ。

大体、二ミリ四方で四角くカットされとりまして、こういうのを『キューブカット』ちゅうらしいです。

『キューブカット』ちゅう名前だけは聞いたことごんざりまして、てっきりあんた、プラグっておまっしゃろ。四角い煙草のカタマリ。テキを五ミリぐらいの立方体にスパンスパンと切り分けたもんかしらと想像してたんです。

お酒のおつまみで、乾燥したマグロの身ィをひとくちサイズに四角くう切ったやつおまっしゃろ。あんなイメージです。

けどそれやと、そのままじゃあ火点きは悪いわ火持ちは悪いわ。往生せなならんからね。

で、味なんですけどね。

そんなんあんた、一回でレポートしてしもたらどんならんので、また後日ということにさせていただきたいのです。