うつひやあぁぁぁ!

こぉれは美味いですわ。

ほかでもおまへいでからに、例の爺さんなんですけどね。

『ラットレー・オールドゴーリー』です。

「パイプ煙草がとどのつまるとヴァージニアブレンドにいきあたる」

ちゅうのが、ひしひしと実感できます。

ヴァージニアブレンドは、これまでダンシルのやつ(『ダンヒル・フレーク』)と、オーリックの伸し烏賊(『ゴールデンスライスド』)を吸わせていただきました。

テキらは着火直後から甘みがずどーんと来ましたけど、爺さんは最初、なんやぼやけた味です。

しかしながら、火が安定してから吸い終わるまで、ほのかな甘みがじゅるじゅると持続しますのや。

ダンシルやオーリックは、中盤以降かなりエグミがでてきますけど、爺さんはそんなことおまへん。スパイシーさはあるけどナ。

ワタイの使うてますパイプは火皿がこんまいので、葉っぱを詰めたら一回で吸いきってまいますわ、だいたい。

しかしながら、この爺さんは開封直後ちゅうこともあって、かなり葉っぱが湿ってて燃焼が遅いので、二回に分けて吸うたりしま。

二回目はそれなりにエグミがおますけど、なんや、植物系の土くさい味がときどき出てくるのが面白いわ。一回で吸いきるおりは、そんな味せえへんねんけどナ。

いやあ、これはほんまに自分自身へのクリスマスプレゼントとして最適でしたわ。

やっぱしあんた、五十グラムで二千円を超えると、煙草専門店やさんでじぇじぇこ払うおり、膝はガクガク奥歯はガタガタ震え、脇の下から悪い汗が噴出し、耳は萎え、視野狭窄に陥りまっさかいナ。

高度一万メートルの上空から、清水の舞台へさして飛び降りるほどの決断力がひっちょです。

たいした味やなかったなら、ほんまどうしょしらん思いますモン。

けど、この爺さんは買い求めた価値が十分おましたわ。

ああよかった。ああビビッた。

ただ、ヴァージニアブレンドの宿命として、かなりニコチンがつおいです。

それは覚悟しといてもらわなあかん。

吸い終わった後、口ン中がニコチンニコチンしますし、パイプを持ってた手をくんくん嗅ぎますと、あんじょうニコチンニコチンしてます。

どっちかちゅうとマイルドな喫味ですのんで、油断してるとニコチン酔いする可能性がおまっさかい、そのへん要注意でんナ。

とにかく、爺さん開缶してから、ジュビリーほったらかしにして、こっちばっかり吸うとりまっせ。

かわりべんたん、せんぐりせんぐり吸わなあかんね。

さもないと、爺さん先に逝ってまうわ。


結局ラットレー・オールドゴーリー爺さんを開缶することにしましたのや。

せんに買い求めた『SGケンダルクリームデラックスフレーク』なんぞ、とおの昔にのうなりましてからに、いまは、ジュビリーだけになっとうです。

かなりさびしやろ。

ご記憶のかたもおらっしゃろうけれど、『ローランド・アフターダーク』ちゅうのを買い求めましたわ。この記事ですけどね。

先入先出しの原則から申しますと、ほんまはそっちを開けんとなりまへんわ。

いっこお尋ねしたいんでっけど、もし、アフターダークとゴーリー爺さんがあんたの前に並んであってでんな、どっちを開けても、世間に対して迷惑かけんとなれば、どっちにしまっか?

そら、ゴーリー爺さんでっしゃろ。

ちゅことで、まず無粋な注意書きシールを外した姿をもっかい見てもらいます。

実装者流-オールドゴーリー2

で、中身はこんなんでした。

実装者流-オールドゴーリー中身

フレークを手でばらすとこんな姿になりますわ。

こうゆう形態のはそのものズバリ『レディーラブド・フレーク』ちゅうそうです。

見るからに美味しそうでっしゃろ。

その上あんた、なんともいえんカザがしてきまっせ。

フルーチーな、ただしちょっと腐っとうやろちゅうカザです。

ヴァージニア葉メインのやつには『ヘイタイプ』ちゅうのがごんざりまして、干し草のカザがするそうですが、もしかしてそれかもしれまへん。

残念ながら、都会育ちのワタイは、これまでの人生において干し草のカザなんぞ嗅いだこたおまへんので、なんともゆえんのですけど。

さて、お味は?

それはまあ、次回に続きまんねやナ。

かなり押し詰まってきたやおまへんか。え?

そうと違いますかい。

みなさまがたに於かれましても、さぞかし押し詰まっておられることでやっしゃろ。

それは、ヒシヒシ感じまするワイ。

その証拠に、ここんとこ、とんと訪問者の数が減っとりまっさかいナ。

「この暮れのいそがしおりに、のんびり阿呆な煙草文章読んどれるもんか、読んどれんもんか、冷静に考えりゃ分かるやろ、ちゅやっちゃ」

といったなこっちゃろ、どうせ。

せやけどあんた、暮れが押し詰まってこようがこよまいが、こっちゃあんた、普通に煙草を買い求めて灰にするワケでナ。

いやさ、年末年始ちゅことで、いつもより気合を入れて購入する煙草の銘柄選別をおこのうたりするのや。

せんにクリス・マステキちゅうイベントがおましたやろ。

ワタイの場合、おんどれへのクリス・マステキプレゼントとして、こんなん買うてきましたのや。


実装者流-ラットレー・オールドゴーリー

『ラットレー・オールドゴーリー』

ドイツ製。五十グラム入り、二千二百五十円ですわ。

かなりはりこみましたやろ。

ゴーリー(gowrie)てなにかしら思いまして、ウエツブで調査いたしましたけれど、特にこれといった深い意味はごんざりませんようです。しとの名前かもナ。『ゴーリーじいさん』なんかもしれん。

ま、そないなことはどうでもええのです。

ラットレーブランドは、本来エンゲレスやったらしゅおますけど、今は独逸のコールハスちゅうメーカーに製造移管されとうらしいです。

ラットレーが業績不振で倒産したものの、その珠玉の銘品ラインナップを歴史の中に埋没させてしまうのは惜しいちゅことで、コール・ハステキが受け継いだちゅうドラマがあるのかもしれまへん。

そこらへんの事情に明るいおかたによりますと、やっぱりエンゲレスで作られてたやつと、コール・ハステキのやつとでは、微妙に製法が違うようです。無論味も違うてきますわナ。

たとえば、ヴァージニア葉を気がとおなるほどの時間かけて、じっくりコトコト熟成させなあかんのですけど、そこはあんた、手っ取り早うキャベンディッシュにして、似たような風味を出させてもらいました。てなことをやっとうらしいですわ。

昔ながらの手間がかかる製造法やと、ちょっとも採算が合わへんがなちゅう事情なとあるんでっしゃろなあ。

そのようなことで、今回は外見だけご紹介いたしました。

お約束で、中身のご紹介は別途ちゅことです。

今年中には開缶せんのちゃうか思いますけどね。



煙草専門店やさんちゅうのは、雑居ビルヂングの一階におまして、レジのところに、店外に対して開かれている窓口がしつらえてありましてからに、普通の煙草やさんみたく、店外から「えーろすんまへん。セブンスターちょうだいんか」なんぞと購入することがでけるわけです。

ワタイらなんぞ、そんなしろとみたいなことイッセツしまへいでからに、別のところにしつらえたある出入り口から、店内へズケズケ乗り込むワケでんな。

でないと、パイプ煙草やシャグ煙草や葉巻やみな物色することでけまへんさかいね。

缶入りパイプ煙草なんぞ、ショーケースに陳列せんと、棚のしきだしに収納されとうもんやさかい、ほんまは店内におるおばちゃんに銘柄を申告して出してもらわんとあかんのですけど、煙草の銘柄よう知らんおばちゃんが店番しとうばあい、いっこも埒あきまへんので、勝手にしきだし開けて、『おう。これやこれや、このテキやがな』とかゆうて取ってますわ。

もちりん、ちあんとじぇじぇこ払いまっしぇ。当たり前やけど。

まあ俗にゆう、『かなり、あつかましいやから』ですナ。

さらにあつかましいのは、レジ横にそれとなく置いてある、開封済みのサンプルシガレットを一本二本ちょうだいして、しゅーといんでまうことなんです。

おばちゃんは、「ぼん、かあいらし子やな。これもっていに」ともなんともゆうてくれてへんのに、「これはご自由にもろていんでええもんや」と勝手に勘定つけてまうんですナア。

これはもう、あつかましいに『ど』がついて、『どあつかましい』ちゅやっちゃ。

で、せんだってこんなん一本もろたです。

実装者流-貰いボヘーム

『貰い物のボヘーム・シガー・モヒート』

ボヘーム・シガーちゅうのは、お隣の韓国せいでして、一応シガレットのカテゴリーに属するけれども、葉巻の葉が混入しとうちゅうのがウリの煙草や。

むかあしにひと箱買い求めましたんですけど、確かに葉巻の味はしますが、まあ大したことおまへんでした。でこれはそのメンソール版なんです。

これがまたね、かなり強めのメンソールですけど、葉巻葉が混入しとうせいか、まったりした煙草本来の味が感じられますねん。

「あれ? わりかた美味しいやないの、これ」

ちゅやっちゃ。

といいます次第で、ひと箱買い求めてきたんですナ。

実装者流-ボヘーム・モヒート

『正式版ボヘーム・シガー・モヒート』

キングサイズ二十本入り四百円。T6mg N0.5mgちゅうスペックです。

どうでやす。ワタイかて、いつもサンプルもろとうだけちゃうやろ。

きっちり、買うときゃ買うのや。

ま、これを買い求めたんは、赤坂見附とちがうて、八王子の煙草専門店やさんやねんけど。


葉巻のネタが続きすぎやろちゅうことで、今日はシガレットのハナシとしゃれ込みたいんです。

え? なんでやす。

あっ、そうかあ。今日なんぞあんた、クリスマスイブやったのう。

けど、五十三のおやっさんに、なんの関係があんねんそないなこと。

忙しいて、誰も読んでくれんかったって、別段関係ないわ。

ちゅうことで、ハナシを続けてよろしか?

せんに、赤坂見附の煙草専門店やさんで、最近新発売となったインドネシアの廉価シガレット、『ロゴ』のサンプルをいただいたハナシしましたやろ。

てっきし普通のアメリカンブレンドやと思うとりましたら、ワタイの好むオリエント葉が混ざってましたので、ひとおつ買い求めてまいりましたのや。

実装者流-ロゴ5
『ロゴスーパーライト』

インドネシア製。キングサイズ二十本入り、三百五十円。
T5mg、N0.4mgちゅうスペックです。

オリエント葉ちゅうのは、その名の通りオリエント文明発祥の地あたりが原産地で、独特の甘みと酸味を持った葉っぱです。ラタキアの原料にもなるんでっせ。

ただしあんた、喫味がしじょうにストロンゲストなため、ストレート喫煙には適しまへん。

そのかわりあんた、ヴァージニアとタッグを組めば、世界統一王者も視野に入れられるほどの味になるのや。

ワタイはこのオリエント葉の、金属の表面をべろんちょとねぶったおりのような、しんやりした酸味がたまらんほど好きでナ。

ときどき、『ステンレスの表面を舐めたような酸味』と表現する人おますけど、なんかしとんねん思いますわ。

金属表面が酸化、要するに錆びるさかい酸っぱいねやろ。ステンレスは錆びへんがな。そやろあんた。

ま、そんなことはどうでもよろしのや。

結局どんな味やねんと思われたかたはぜし、『カズベック・オーバル』ちゅう煙草を吸うてみとくんなはれ。どないな味か、嫌でも分かりますわ。

テキゃ両切りでかなりビリビリくっさかい、性根入れて吸わんとあきまへんけどナ。

残念なことに、オリエントが混入しとうシガレットは、我が国では極端にすけないんで、こんたびのロゴの発売はかなり喜ばしいことなんです。

しかし……。

このロゴ。ちょっとバニラ香料効かせ過ぎですわ。

基本的に、ヴァージニアとバーレーメがインのアメリカンブレンドに、オリエントが添えモンとして混ざっとうちゅうスタンスなんで、きっちりバニラ着香されとりまんねや。

そのバニの字、バニ公、バニテキが、せっかくのオリエントの酸味をうやむやにしてまいよるのや。

かなり痛い味つけですけど、まあ三百五十円やよってなあ。

値段からすると、かなりお買い得しんなのは確かなんです。