悟りをしらいてしもたかもしらん。

せんだってこないな銘柄てまわしてきたんです。

最近日誌をサボりがちですので、とっくにのうなってもたですけど。

実装者流-basicマイルド

『ベーシック・マイルド』

フィリップモリス製。キングサイズ二十本入り、四百円。

T8mg、N0.7mgちゅうスペックです。

我が国で発売されたのは、二〇〇六年ちゅうことですんで、まあどっちかちゅうと、あたらしめの銘柄ですわ。

一応、よこまちのコンビニでうっとう銘柄ですねんけど、いっちゃんハイスペックの『ベーシック・マイルド』は、取り扱いしてない店が多てですな、しゃあないのんで、専門店やさんで買い求めてまいりましたのや。

ぶっちゃけたところ、これも美味しかったですナ。

バーレー効いてます。しかし、不思議なことにイガイガはあんましないねん。

キック専門です。

ゆうても販売本数世界一のフィリップモリス製でやっさかいナア。

ええ味出してまっせ。

これで四百円はお値打ちや思います。


こういう日やったのです。

実装者流-卒園式のぼり

下の娘の幼稚園卒園式でしてナ、ワタイも、システム開発のアルバイト休んでいってまいりましたデ。

まあ、幼稚園の卒園式なんぞ、テテ親は添えモンでナ。

そもそも、平日にやるっちゅう時点で、テテ親なんぞこんでよろし、ちゅわれとうようなもんや。

園児と母親の胸につけるコサージュはあっても、テテ親用のやつはないねん。

ワタイを含めて、クラスで三、四人はきてましたけど、みいんな居心地悪そにしてましたワ。

中にはテテ親だけで、母親の姿がめえへんとこもおましたデ。

かなり気になったりしますが、

「どしたん? あんたとこのかーちゃんどしたん?」

ちゅうて、たんねることはでけめへん。どちらさんも事情がおまっしゃろさかいナ。

ほたらあんた、卒園式は子どもが主役かちゅうたら、イッセツそないなこたおまへいでナ。

やっぱ、子どもがらみの式典は、母親が主役なんです。

「卒園するのはおんどれとちゃうやろ」ちゅて、つっこみを入れたいほど、みなさん贅を尽くした(ように思われる)フォーマル・ウエテキに身を包んでらっしゃいましたデ。

化粧のしいかたかって、なかなか気合が入ってますわ。

所帯疲れでおしろいの乗りが悪うなって、粉吹いた大福餅みたいな母ちゃんもおったりするし、中には、「もう、どうでもええねん。うちはうちのやりかたあんねん」ちゅて、近所の乾物屋へ買もんいくおりみたいなかっこした母ちゃんもいたはりましたけどナ。

まあ、つきしの経つのは早いモンでんなあ。

つい一週間前までオムツあてて、ぴいぴい泣いてくさる思うてましたら、もう幼稚園卒園ですわ。

来年来年度、もしくは来月から小学生やて。

ランド・セルテキせたろうて、小学校へさして、ぴゅーっと走っていっきょんねや。

笑うてなしゃあないナア。

あわよくば、文筆業者として幼稚園レベルである現状から脱却して、娘とともに小学校に入学してこましたろと、昨年度はちょっときばってみましたけど、あけまへんでした。

きばりようが足らんかったんかナア。

けど、あんましきばりすぎると、身ィ出てまうしね。

しょうもないことゆうとう場合ちゃうわ。

がんばろっと。

せめて、中学には一緒に入学したいナ。

シガレットに対して悟りをしらいたみたいなこと、えらそに書きましたけれど、よう考えたらあんた、試したのが『ケント9』『キャビンマイルド』でっしゃろ。

テキらはかなりの歴史を持つ銘柄でやっさかいナ。

キャビンマイルドもケント9も、ともに三十年からのキャリアがあるのや。

勿論、時代の流れで微妙に味は変化しとうやろけども、長年淘汰されんと残っとうちゅうことは、フワンがぎょうさんおるちゅうことやデ。

フワンがぎょうさんおるちゅうことは、ワタイが改めて評価せえでも、美味いちゅこっちゃナ。

フワンのみなさんにとりましては、「そんなこと、お前にいまさらゆうてもらわいでも、分かっとうワイ」ちゅやっちゃろ。

ニンゲン、増長したらろくなことあらへんさかい、今後も精進せなかかん。

ハナシはころっと変わりまして、『アメリカン・バイソン』なんです。

開封しましたらね、案の定こんなん出てまいりました。

実装者流-バイソン中身

カラカラにしからびた、嵩高いわりに質量がすけない、大きさがバラバラの葉っぱです。

やっぱしなあ、想像したとおりや。

こうやって、予測が的中すると、「ワイもいっぱしの喫煙ごくどやな。ふふふん」と増長してまうねんなあ。

とにかくあんた、収穫量がただごとやないワ。

二十五本ほどシガレットのかっこにしたんですけど、三割ぐらいしか葉っぱが減ってない感じでっせ。

七十本は確実に収穫でけそないっきょいやナ。

え? なんでやす?

ああ、味かいナ。

えーっと。しとくちでゆやあ、

「ふーん。まあ、こんなもんか」

ちゅうとこですかナ。

とりあえずチュービングしていただいてみましたけれど、『トップ』とどう違うんかよう分かりまへんワ。

そういった境地に達してしもたみたいでっせ。

「『そういった境地』て、どないな境地?」

それについては、今日の日誌を読み進めていただければ、おのずと分かる段取りになっとりま。

えーっと、せんだってこないな銘柄を購入してまいりましたのや。

実装者流-キャビンマイルド

『キャビン・マイルド・ボックス』

JT製。キングサイズ二十本入り、四百十円。

T8mg、N0.7mgちゅうスペックです。

もしかすると、みなさんがたの中に「ああ。それやったらずうっと常喫煙草にしとうがナ」ちゅかたがおられるやもしれんナ。

わりかた歴史のある銘柄でやっさかい。

昔は、もそっとかっちょええデザインやったな。

そない思うこと自体、ワタイがとっしょりやちゅうことなんかもしれまへん。

とっしょりの懐古趣味、「むかしゃあよかったのぉーい」ちゅやっちゃ。

しゃあけど、冷静に判断して、昔のデザインのほうがかっちょよかったデ。

どこぞに落ちてないかナ。

あ、あったあった。

けど、もしかして、「著作権のない画像をはっつけんように」ちゅて、アメブロはんに怒られるやろか。

たかだか煙草の箱の絵ぇやねんさかい、べっちょおまへんやろ。

実装者流-キャビン旧


ワタイのばやい、これを見ますると、ついF-1レーシング車を連想してまいますワ。

キャビンは、メリケンから押し寄せてきた、ラークをしっとうとする洋モクに対抗して誕生したちゅうイメージおますナ。

味からすると、そのことをひしひし感じます。

かなりバーレー系のイガイガとキックが前面に出た、バタ臭い味ですわ。

とっくに廃止銘柄になってますけど、マイルドの上位バージョン、ただの『キャビン』ちゅうのがあって、テキゃかなりハードな味やったです。

それよりなりより、フィルターの造りですナ。

ワタイの周辺では、キャビンのフィルターがちょっとしたブームを巻き起こしたんでっせ。

フィルターの間に空洞があって、手に持って振りますと、中に入っとうヤシガラ活性炭がシャカシャカ鳴りますのや。

また、普通のフィルターやと、冬場に咥えた場合、唇にしっついてもてからに、下手すりゃ唇の皮がはがれて血ィ出てまうのですが、キャビンのばやい、硬質でつるつるした紙を使うとうので、唇にしっつかんちゅうて喜んでたんです。

ワタイも、しばらく常喫にしてた記憶おます。

で、ほんま何十年ぶりやろか。

しさびさに購入してみましたのや。

残念ながら、振ってもシャカシャカ音せえへんかったけどね。

記憶のとおり、バーレー系のキックとイガイガがきますわ。

昔には気付かんかったけど、かなり強めのバニラ着香がされとりますナ。

やっぱり、当時ドバっと押し寄せてきた、アメリカンブレンドに対抗する銘柄やったんです。

この『キャビン・マイルド』は、かなりいけます。

ちゅうかね、最近どのシガレットをいただきましても、美味いと感じてしまうんです。

モノ足りんとこもありますけど、それぞれ愛らしいとこおます。

その愛らしいとこを努めて評価したげまひょちゅう気になってくるんですわ。

これはあれかい。もしかして、とうとう悟りをしらいてもたんかい?

今後、ワタイのことは『煙草すいのサトちゃん』ちゅて呼んでもらえまっか。

「だいだい色のゾウか? おんどれ」

まあ世の中にはあるな、っちゅうことを言いたいワケや。

「『十煙十色』てなに?」

えーと、煙草にもさまざまな個性があるで。ちゅことやんか。

煙草っちゅうのは原則として加湿されとうほうが、味がマイルドになって吸いよいちゅのが、おおかたの常識になっとりますわ。

たとえば、せんに試した超高額(わが国では)パイプ煙草『GLピース・バーバーリーコースト』な。

テキは今まで吸うたパイプ煙草の中でも最高の味と評価させてもろとりますけど、乾燥すると、さっぱワヤやねん。

そらもうカザから違うてきますのや。

適度に加湿されとうおりに放つフルーチーなカザが根こそぎどっかいってしもうてからに、へんてこな、どっちかちゅうと、くっさいカザになりますのや。

当然吸うても不味いです。

要するにかなり湿度管理に気ぃ遣わんなん、バリケードな煙草なんやね。

「バリケードやのうて、デリケートやろ。ほん、ベタなおっさんやなワレは」

そんなんあるかと思えば、『ラットレー・ハイランドタージ』みたいに、加湿されたおりと乾燥したおりで、かなり違う味になりますけど、どっちゃも趣深いちゅう銘柄もあるのや。

せんに『ハーフアンドハーフ』ちゅうのを買いましたやろ。

テキは、乾燥しとうほうが美味いんです。

ただし、からんからんにしからびてしもうてからに、容器に入っとうやつをむぎゅとつまんで、パイプの火皿まで運んどううちに、バラバラのコナゴナになってまうちゅうのはアカンのやデ。

物事には、ほどほどちゅうことあるさかいナ。

『ハーフアンドハーフ』は、加湿が過ぎると、なんやしらん、植物臭ぁーい、生臭ぁーい味になってまいまんねん。

甘みも、乾燥しとうほうが強く感じます。

ただし、それなりにピリピリがきますが、それはスローバーニングを心がけりゃ、どないなとなるでナ。

生臭いのは、スローバーニングさせようが、ボーボー燃やかそうが、どないもならん。

『ハーフアンドハーフ』はメリケン製でやっさかいね。

万事ガサツで雑把なテキ国住民が、ちまちま煙草の葉っぱを加湿する絵面なんぞ想像でけんわ。

なあんし、煙草の葉を園芸用のコヤシと見まごうばかりのでっかいビニール袋(16oz入り。グラムに換算すると約454g!)、に詰めて売る国やさかい、乾燥しても美味しゅういただけるようにこさえてあるんでっしゃろかい。