ロータス・エリーゼ S1 K24制作搭載依頼車両。
クラッチ、オーナー様指定はエクセディのハイパーシングルのメタル。
コレが欠品だったので待ってました。
クラッチに関しては私んち、色々なクラッチ使います。
メーカー・魔剤・踏力・構造、そしてエンジン出力(特にトルク)から最適なクラッチをおすすめしますが、おすすめクラッチは数種類の時も有りますし、その使い方ならコレ!ってな感じで一種決め打ちでおすすめする場合も有ります。
取り扱いメーカーも国内全てのメーカーと海外メーカー。クラッチに関しては国内メーカー使う事が多いです。
対応トルクがエンジントルクを上回っているモノを選択する事は当然。
その上で。
◯キレ
◯踏力
◯繋がりやすさ
の特性を考慮して選択ね。
今回はオーナー様の指定がエクセディのメタルでしたが耐トルクもクリアしてますし使いにくさも私は感じません。
しかし、このメタルをノーマルのAP1に使用する際はちょいと注意が必要、AP1はギア比とエンジン特性から結構半クラ領域大事です。エクセディのハイパーシングルをAP1に使うならメタルでは無くメタルとオルガニックのハイブリットモデル”VF"を使ってください。
まだラインナップには有りませんが新しいオルガニック素材を使用した”EVO”
と言うモデルも順次F型エンジン用やK型エンジン用もラインナップされるとの事でその”EVO”と言うモデルがラインナップに加わると”EVO”を使うのが良いです。”EVO”は新世代のオルガニック摩材で、エクセディさんちのテクノロジーで開発された使いやすく、摩擦係数も高い摩材です。
更に値上げ値上げのこの日本に於いて、、、、、エクセディさんちのクラッチラインナップの中ではコスト的にかなり有利な価格設定ですね。
ZN6等はラインナップ有りますのでエクセディのフィーリングが好きな方は使って不満無いと思います。
キレが良いのはORCさんちのシャラシャラ音が鳴るクラッチがキレ味気持ち良いですね、アノシャラシャラ音をウルサイと思うか思わぬかは、、、、、好みだと思います。
と言う事でクラッチに関しては好みや使用用途に合わせてメーカー関係無く選択肢を持ち、選ぶ事が大切だと思います。
出荷時にバランス取りされてますのでバラす際にはマーキングして、元通りの位置にフライホイールとクラッチカバーを戻します。
新品ですから、、、当然反りは無いw
薄くスレッドコンパウンドを塗布。
フライホイールボルトはロック剤。
元々装着してあった純正形状強化クラッチと軽量フライホイールはオーナーさんに返却。
リビルトセルモーター。
バラして。
戸田レーシングさんちの強化セルギアへ交換。
このセルギアを装着しないとすっげー高確率でギア破損します(汗)
元通り組付けして強化セルギア仕様完成。
組付け。
ヘッドカバーはAudi R8準拠のAPR製強化コイルに合わせて加工してから組付けしました。
問題だったこのマウントブラケットの固定方法。
気持ちは分かるケド・・・・・・・・・この部位を”点”で保持すると流石にダメでしょ。。。。
当然ですが、、、、、、マウントブラケットは捻ってクラック入ってました。
ブロック形状のブラケットをワンオフ制作。コレで”面”で保持出来ます♪
年式にもよりますが、今回搭載するK24は4ボルト仕様、都合良い(*˘︶˘*).。.:*♡
ボルトの掛かりも浅かったのでボルトも交換。
4点+面で保持。
クラック修理したブラケットを塗装。
しっぶーぃw 4スロ。
搭載スペースがエリーゼS1はタイト過ぎる為。。。。
一度取り外してエンジン搭載してから取り付けします。
搭載作業へ進みます。