MR-S K20A改K21R制作。エンジン組付け開始♪

 

腰下。0.5mmオーバーサイズに合わせダミーヘッドボーリング&特殊ホーニング済み。

今回マーレのピストン使いますので指定クリアランスはちょい狭めです(^^)

 

ピストンオイルジェットの内部が4個中2個破損していましたので。

 

4個全交換。

 

組付け。

 

 

クランク洗浄。

 

強化メタル、昨今このメタルしか勝たん。最強メタルですね。

 

スラストメタルも材質対策品。

 

クリアランス測定後

 

 

1周同じ摺動抵抗で軽く指で回る。良い感じです。外しませんねぇ(*˘︶˘*).。.:*♡

 

H断面コンロッド、K21Rのパワーと高回転化に対する必須パーツ。

 

スピードファクトリーさんち。アメリカで指折りのパワービルダーです。

 

ARPのスタッドボルトを規定トルクで締め付けて、寸法と真円度を測定。

流石ですね、精度高い。大体社外コンロッド、よほど無名で安価な怪しいモノを使用しない限りは純正以上の公差で制作されています。でも、、、、、私、意地悪ですから念の為計測。

 

ピストンはマーレモータースポーツ。

 

膨張率の低い鍛造素材に全面コーティングの上、更にスカート部分に違う構造質のコーティングがされてます。

 

 

ピンボス廻りも強い

今までピンボス廻りのトラブルは20年以上使った上で一度も有りません。

 

 

ピンボス部からスカート面までの造形はマーレって感じですね(*˘︶˘*).。.:*♡

純正~F1まで全てのカテゴリーでピストン等を供給している世界最大級のメーカーです、質実剛健な創りはマーレ。

圧縮比は12.7ですね、ブロックとヘッド最小面研分とバルブリフェース・シートカット分を差し引いてソレくらい。

 

ピストンピンは内部テーパー形状で軽量化しておりますが、正直すげー軽い訳では有りませんwwwwww、もう少し軽くても持ちますケド、、、、そこもマーレw。手堅く来ますね。

 

ピストンリングのクリアランスを合わせます。

 

ウン、いー感じ(*˘︶˘*).。.:*♡狙い通りのクリアランスになりました。

 

 

角のバリをさらって。。。

 

 

組付け時に使用するペーストは初期かじり防止の為にいつもの特殊なペーストを使用します。ワコーズさんちの組付けペーストが日本ではポピュラーでアレも良いです。私んちは違うモノを使ってます。

 

ピストンリング組付け。

 

余談では有りますが、マーレのエキスパンダーリングの3本はかなり張力有り。ピストン挿入時にちょいと注意が必要です。

 

コンロッドにも当然、最強メタルを使用、子メタルは高回転ハイパワーエンジンの生命線ですから♪

 

 

組付け、ARP強化ボルトを数回に分けて締め付け。コンロッドが強くてもボルトが弱けりゃ本末転倒です。鉄板ボルトはARP、まずコイツ投入し置けば間違い有りません。

 

 

ショートブロック完成(*˘︶˘*).。.:*♡

カッコイィ♡

 

よし、予定が押してるのでこの勢いの集中力でヘッド組付け♡

 

バルブスプリングシート組付け。

 

 

ステムシール組付け。

 

 

リフェースして角度復活、摺合せも終えてます♪

 

バルブ組付け開始。

 

定番、戸田レーシングさんちの強化バルブスプリング。コレも、、、、、間違い無く鉄板ですね。迷ったらコレ選んで置けばまず間違い有りません。

 

A3カムを入れるならリフトの関係上バルブスプリングの線形密着を防ぐ為にも入れて置く。

 

 

 

組付け完了(*˘︶˘*).。.:*♡

 

シリンダー上面とヘッド面を再度脱脂行い。

 

ヘッド載せます。

 

ヘッドボルト締め付け。

 

(๑•̀ㅂ•́)و✧、よし、エンジンらしくなりましたね。

オイルポンプ廻りの組付けへ続きます。

 

高圧縮化に伴い強化セルギア組付け。

 

 

 

この樹脂製ギアが圧縮に負けて粉砕しますw

戸田レーシング製の金属へ変更。

 

再使用するパーツは洗浄。

 

逆の順で組付けながら各部へ強化グリス使用。

 

完成です。

 

K6A 戦う軽トラ フルチューン。

 

特殊なクランク角信号の波形ですのでシンプルにカム側は1歯へ変更、クランク軸上でクランク角度は検出します、カムは気筒判別のみに使用ね。

 

再度組み付け行い、シムが届いたのでクリアランス狙い撃ち。

 

狙い通りのクリアランスにて完成しました。

チェーン廻りの組付けへ続きます。

 

止めどなくエンジン作業は続きますw

 

お楽しみに(*˘︶˘*).。.:*♡

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