MR-S K20A改K21R制作、バラすと、、、、ブローしてました(汗)
K20A改オーバーサイズ鍛造ハイコンプフルチューン仕様制作開始。
スラッジは目立ちませんね、VTECエンジンは日常で通常使用でVTEC使って乗ってるとスラッジはオイルの質が悪く無い限り少ないです。
VTEC入った瞬間にヘッド内の様々な箇所にオイルかなり巻きますのでヘッドへのオイル供給量が多いよってスラッジ化する事少ないです。
逆に低回転でVTEC使わないで乗ってる個体の方がスラッジ自体は多い傾向に有ります。
とは言え全体的にスラッジの蓄積が少ないですね。構造上とホンダ車オーナー様達のオイル交換メンテの認識の高さかと思います。
フロントカバー外してもスラッジらしきものは皆無、メンテしっかりされていたエンジンに見受けます。
しかし、このエンジン、車載状態からエンジン降ろす際にオイル抜いた時、ちょいと銀色のオイルが出てきて。。。。。やばくねぇかぃ???と思っていたのですが、オーナー様が前回のオイル交換時にモリブデン系の添加剤を入れたとの事でその色の可能性も有りますね。と思っておりました。。オイルパンを外した際に、やっぱりちょいとヤバ目の色してる。。。。(汗)
ロッカーアームASSYを縛る。
バルブ回りもダメージ無さそう。
ヘッドも何か吸い込んだ形跡も無く、オーバーホール時期で有る事には変わりないですが、程度的には良好。
ピストン、ちょいとカーボン多いですが、結構距離乗っておられますので特別問題となるほどでも無いと判断します。
シリンダー、側圧方向のクロスハッチは消えており、摩耗具合が伺えます。
ウン、間違い無くエンジン開けるタイミングとしては遅くは無い。時期でしたね。
この時点でクランク回して見る。
うーん、、、、、、、、怪しいな。。。と。
コンロッドメタルは状態悪く有りません、リング周りは距離なりのスラッジです。
この時点でも、、、、、、クランクの回り方がどうも気になる感じ、、、、、、、
クランクシャフト、クランクメタルも常識的範囲、キレイなモンです。
原因発見。スラストメタル。リア側が削れてしまっています。
ブローですね。メタルブロー。
クランクのコンロッドの当たり面、カスってます。
ヤバい所でした(汗)
クランクシャフトのスラスト当たり面は傷多いので再利用は出来ません。
クランクシャフト交換ですね。
オーナーさん、クラッチの動作で異音すると仰ってましたが、、、、、クラッチレリーズベアリングがゴロゴロ言ってましたのでソレか?と思ってましたが、このスラストメタルの状態なら、、、、音出る可能性高いですね。音の原因は複合要素だったのでしょう。
しかし、このタイミングでエンジンバラして置いて本当に良かったです。
スラストメタル、傷が入るとその傷が摺動抵抗となり熱持ちます、そして傷が出来ると言う事は当然金属片が出ます、その金属片がまたダメージの要因となり、メタル系やベアリング系は症状発生してから完全に破損する迄の期間が非常に短期間です、キッカケが有るとソコからの進行は早いです。
今回追加パーツはクランクシャフトのみで済みました、ピストンは交換前提ですし、コンロッドも交換前提ですから(^^)
しかし、このスラストメタルの症状が進行するとクランクシャフトが前後に動きシリンダーも使い物にならない事になります、数年前F型で同じ症状でクランクロックした個体が有りました。
私は20年程前にスラストメタルブロー実体験してますw
その時は軽量クランク使用していましたのでクランクウエイト部分がブロックにぶち当たってロックする事は有りませんでしたが、、、、、何度クランクリアシールを交換してもリアシールからオイルが漏れる。。。。。よーーーーく見ると、、、、クランクシャフト前後に数ミリ動いてました。
過程でしか有りませんが、、、、、、私がホンダエンジン組む時、、、、、絶対にスラストメタルも対策強化品を入れるのはこの手のトラブルを目にしたり、耳にしたりする事が有るから。。
スラストメタルって他のメタルよりも負担少ないので他のメタルがキレイな状態保ってるのにスラストメタルだけブローするってのは不自然なんです、強化クラッチを入れるとスラストメタルに対する負担大きくなりますがソレが原因でスラスト削れるなら強化クラッチ入れてる車両全てスラストメタルダメージ負う。
何百機とエンジンバラしてますから強化クラッチがスラストメタルに与える負荷位は当然知ってます。その上で、、、、、この時期のメタル、個体差有る。。。。。。可能性が有る。
と言う事でスラストメタルはいつも強化対策品を使用してます。
日常的にず~~~~っとクラッチ踏んでるとスラストメタルへの負荷多いですが。。。。。常識的に考えて。。。。。。やっぱりスラストメタル。。。。。。。。トラブル率としては少ないですものねぇ。。。。。
とかく。。。。。。。。不幸中の幸い。ダメージ最小限で済みそうです。
ブロックを厳重に梱包し。
しっぶ(*˘︶˘*).。.:*♡
マーレの鍛造軽量ハイコンプピストン。
圧縮比は12.5強辺りね。
この独特の特殊な色はコーティングです。
膨張率の少ない鍛造鋼を使用している数少ない社外鍛造ピストン。
ちょいとクリアランスキツめで設定するのが良いピストンです。
内燃機加工屋さんへ。
ヘッドバラして検証しつつ、ポート加工行いましょ。
S2000 F20C改F24R+4スロ エンジン始動間近。
バッテリー下のサビに昨日サビ置換剤を塗布しました。
一日で赤錆から黒錆へ変わってますね。効果有り。
燃料回り構築。
AEMの大容量レギュレーター取り付け。
オイルクーラーのフィッティングとホース交換。
元々装着されていたモノ。
新規制作。安心、安定度が違います。
取り出し角度が決まったのでブロックにロック剤を塗布して組付け。
F型エンジンは振動結構有りますのでしっかり対策ね。
戸田レーシングさんちのISCVキットに穴開け加工、戸田レーシングさん、最初から開けて置いてくれたらすっげー嬉しいですw、仕様変更熱望www
ISCVタンクは全てのスロットルから負圧取ってますからここからブレーキブースターへの負圧を引くのがベター。ブレーキダブった時にカチーンってなるの防止出来ます。
(๑•̀ㅂ•́)و✧、良い、良いでは有りませんか。
・・・・・・ベルトは交換だなw
エンジン始動間近です。
E550 V8 ツインターボ バルブブロック交換
メルセデス・ベンツ W212後期 4.7L ツインターボ。
モーターの力を借りない純粋なV8ツインターボ。
私んちのECUプログラム入りで550PSちょいの。。。。。。。トルク80kオーバー(汗)
速い。
ひたすら、速いw
一晩置いて置くと車高が落ちてる時が有る、落ちない時も有る。
乗ってると普通。
ディーラーさんの診断結果はエアサスコンプレッサー不調。
エアサスコンプレッサーならちょっと違う症状出るはずですよ。
エンジン掛けたら勢いよく上がってコンプレッサーも止まる、コレと言ってコンプレッサーの動作時間が長い訳でも無いコンプレッサーはヤれて無い、頻繁にコンプレッサー動いてる訳でも無いのでエアサス本体パンクも違う。その時によって症状がバラつく、結果バルブブロックだ。
危うくエアサスコンプレッサー交換になる所で、、、、、説明しても無駄っぽいから。。。。こちらで修理。
この辺りのパーツは出来れば純正が良い。激安の社外品も有りますが。。。。私的には純正がオススメかと。。。。。。純正も結構頻繁にぶっ壊れますがwww、せめて壊れる”迄”は正常に作動してて欲しい、安いモノ=悪いって訳では有りませんが、、、、、漏れなきゃ良いってパーツでは有りませんので、、、、、純正を使います。
E550は4輪エアサスですので6ポートタイプのバルブブロック。
交換完了。
キャリブレーションして、、、、、一晩置きましょ。