S2000 F20C改F24R 制作、バルブ組付完了、腰下組付け。

戸田レーシング強化バルブスプリング組付け。

 

ほぃ♪

 

腰下組付け。

 

ダミーヘッドボーリング・特殊ホーニング・上面最小修正面研。

 

 

ブロックの個体によってはF24クランク回す場合ピストンとオイルジェットの干渉やコンロッドとブロックの干渉等が発生しますので中古メタルを使用して仮組み開始。

 

マーレ、鍛造軽量ピストン。

 

マーレは仕様によって2種の鍛造材を使い分けています。

 

今回使用するピストンは熱膨張の低いタイプ、NA向きです。

 

同じマーレでもターボ向けのローコンプはシナリが強いが熱膨張は大きいタイプを使用してます。

 

よって、同じマーレでも設定するクリアランスは違います。

 

S2000のFRM溶射シリンダーとの親和性抜群のゴールドコーティング。

 

肉抜きも抜かりなし。

 

ピストンピンテーパータイプで軽量です。

 

 

軽量H断面コンロッド。F24R専用。

 

当然、ブッシュ入りのフルフロー、ピストンピンの保持面積を広く、そして軽量化の為にロッド部分は可能な限り軽量へ。

 

ピストンピン潤滑は少端部下部の左右方向から。

 

大端部も軽量かつ強度をしっかり保持した形状です。

 

当然ですが、ボルトはARPね(*˘︶˘*).。.:*♡

 

設定パワーはゆとりを持って1気筒当たり120PS位です。

 

ターボで500PS超えの仕様の場合は少し重くなっても更に頑丈な物を使用します。

 

純正より軽量で、余裕で強い。

 

組付け。

 

99mmストロークで圧縮比は12.5。

0.25mmオーバーサイズですが、ヘッドの拡大加工の必要は有りません。

0.5mmオーバーサイズの設定も有りますがその場合もヘッドの拡大加工は一切必要有りません♪工夫を凝らした設計です。

 

仮組みしてピストンクーラーとのクリアランス、そしてコンロッドとブロックのクリアランスを確認。

OKですね、ピストンクーラーは保険の為にちょいと曲げ加工しました、コ今回のブロックはコンロッド、ブロック共に無加工にて取り付け可能でした。

 

再度バラして。。。。

 

 

ん?マーレさん、表記が変わりましたね(^^)

マーレのピストンリングは一時期を境に比較的張力強めです、私が数百の市販タイプ社外鍛造ピストンを見て来た中では戸田レーシングさんちのリングが張力弱く、薄いですね。張力弱いのがローフリクションだと言われています。

一長一短有るかと思いますし、諸説有りますが。。。。

圧縮圧力でリングをシリンダーに密着させる思想になってますので、、、私はどちらも使いますwリングで使用するか否かを決定するのでは無くピストンは他のファクターで決定する。

 

リング合口のクリアランス測定、調整。

 

親メタル。強化品。形状も違います♡

F20Cは上下溝付きタイプのローフリクション仕様です、純正も上下溝付きです。

 

頼もしい色と形状です♪

 

 

組付け。

この状態で指2本でクランクは軽く回ります。

 

ピストン、コンロッド組付け。

 

しっぶw

 

点検、オーバーホール、圧アップ仕様のオイルポンプ。

 

組付け。

 

チェーン回り組付け。

 

 

フロントクランクシール打ち替え。

 

ほぼ腰下は完成しましたね。

 

引き続き制作は続きます。

 

  S2000 AP2 ミッションオーバーホール。

ミッションオーバーホールで入庫のAP2。

ミッション降ろします。

軽量フライホイールがチラリ♡

 

 

降りましたね(^^)

 

 

 

S2000のミッションってセンタープレートが無い、FF車両のミッションをグイっと縦に置いた形状です(^^)

 

その構造から一般的なFR車両よりも捻り剛性が低い傾向に有ります。結合部に中実のノックピン打ちまくればマシになるか????、、、、、いや、、、、、そういう問題でも無いな、、、

FFですと、デフがミッションケース無いに同居し、そこからダイレクトに左右のドライブシャフトに動力伝えますから比較的捻らないんですよね、ケースもコンパクトですし、、、ソレを無理やり縦置きしちゃったから捻りに弱いミッション構造になってる。

ケース捻るとシフトフィール悪くなりますし、ギア同士の歯当たりもズレてブローを誘発します。

構造的な問題は仕方有りません。シフトレバーが全方向に渋い症状が出た場合はほぼ捻ってます。一度ミッション開けて芯を出して上げると戻る。

元来絶妙に具合の良いシフトフィールなS2000だけにそのフィーリング重要ですよね。

私んちなりの拘りミッションオーバーホール開始です。

 

  FN2 タイプRユーロ。ECU書き換え。

 

赤のFN2、無限リアスポ、カッコイィですね。

私は動きを含めてFN2って言うクルマは嫌いでは有りません。

意外???にもリアシート回りが広くて使い勝手すっごく良いって事、、、あまり知られて無いですよねwwwwwwwwwww不遇と言うかなんていぅか。。。。良いクルマなんです。

 

 

純正のデータを抜き出して。

 

データ制作して、インストール。

 

他のK型ファミリー同様、ECUチューニングの効果は高いです。

 

お渡し前に試運転しましたが、やっぱり良いクルマだw

 

リアの脚が先述のリアの使い勝手と引き換えに、、、、”トーションビーム式”になってますが。。。。。

そのリア脚をシムを駆使してセットアップしてですね、、、、、後は、、、、機械式LSDでトラクションを確保して於けば。。。。。。。面白いはずですよ機械式LSD無いとそもそもリア脚がトラクション寄りの脚では有りませんのでイカンと思います、しかし、トラクション寄りの脚では無いからこそFF車両としての動きは悪く無いと思いますかくなる上はトラクションはLSD任せにしてしまうべしかと、、、、、K型搭載車両のダークホースですw

スタイル的な物は完全に好みですね。私は嫌いでは有りません。

 

  アルテッツァ フルチューンエンジン ノックセンサー取り付け

アルテッツァ 3SG改2.2L 3SR ハイカムハイコンプ。

 

吸気音が結構大きいのでダメージ喰らうノックの”前兆”が知りたい、出来ればね。

と言う事でワイドバンドノックセンサーをLink ECUに追加。

 

4ドアで普段乗り。フル乗車の時もあろうかと思います、1人で走ってる時とフル乗車ではもちろん負荷の掛かり方違います、下手すりゃ200k増ですからw、重量補正マップなんて有れば面白いかも知れませんねw

セッティングはやっぱり一人で楽しんでる時の状態で合わせて置きたい。

最終的にはノックセンサーを使用してリタード制御して置きましょう。それが合理的でオーナー様も楽です。

こう見えて、、、、、、、色々考えてますwwwwwwwwwwwwwwwwww

 

創造と構築、技術とセンス。なけりゃチューニングショップ出来なかろ。

 

全てのお問い合わせは。