AE86 妙なエンジンの妙な原因を調べて発見
昨日からずーーーーっと、考えてました。
なんなんだ、、、、、この負圧はwwwwwwwwwwwwwwww
純正圧力センサーぶっ壊れてるのか???と思いハルテックの内蔵圧力センサーで読むも同じ、アナログの負圧計で計測しても同じ。
4スロに手を当てて見ても、、、、、あーーーーーほぼ吸って無いねぇ。。。。。
ハルテックだからアイドリングしてエンジン吹け上がるケド。。。。やっぱりおかしい。。。。
・・・・・・・タペットクリアランス狭くて吹き抜けてるか、、、、バルタイか。。。。
とすげー気になってました。
私んちで組んだエンジンでは有りませんのでとにかく詳細不明。。。。。
しかし、この原因を突き止めなきゃ、セッティング出来ない。
もちろん、出勤してすぐさま作業開始。
あーーーーーすでにバルタイ怪しいなぁこのカムの位置。。。。。。
カムはと。。。。。。HKSさんちのインテーク264 エキゾースト256でした。
ますます。。。。。。おかしいでしょ負圧-0.1て。
バルタイもですが、、、、、まずバルブクリアランス計測。
インテーク0.08有り(汗)
インテーク0.32有り(汗)
あーーー、打音はクリアランス過多ですね。
SST(笑)
カム載せたままでシム交換。
バルタイ測定すると、、、、、、、
angura"あーーーーー。。。。。うーーーーーーん.....もう一回測ろ。。。。うーん。。。。"
森メカ"天文学的数値ですねwwww”
うん、どこかのタイミングでどーにかなって、組み間違えたんだね。。。。。。そうとしか考えられない。しかし、、、、、コレでエンジン掛かるんだwwwてか、、、、バルブ、、、大丈夫だったのが幸いでした。
ノックピン穴が沢山空いてるタイプのスライドプーリーでしたのでオーナー様が持ってた戸田レーシングさんちのスライドプーリーをインテークに投入し、エキゾーストはノックピンの穴とスライド幅を考えて。。。。。
インテーク105度、エキゾースト110度のスタンダードなバルタイに取り敢えず合わせました。エキゾーストは256ですから110度以上進める事は有りませんから遅角方向へ大きく振れる様に。インテークは両方へ振れる様にセット。
ほぃ♫。
エンジン始動してみると。。。。
来ましたね。。。。。。。。。
こうなるはずです、264-256で105-110のバルタイならだいたい-30~-40は負圧出る。
で、、、、、、
ウン、264-256 1665ccの中負荷の音と吸いだ。
エンジンの仕様と雰囲気が頭の中でシンクロしました♫
ちょっと気になる打音も消えて、良い感じのエンジンノイズです。
オーナーの板金屋さんの社長さんも一安心ですね(*˘︶˘*).。.:*♡
”今日は良く眠れそうですw”って。
僕もですwwwwwwwww
もう。。。。。地雷が無い事、、、、、、祈ります。
中古のエンジンはホントに要注意です。
電動ファン制御を行います。
まず、電動ファンの作動時電流を確かめてハーネスをチョイスします。
ハルテックのリレー&ヒューズボックスには漏れなくリレーとヒューズの空きポートが4ポートずつ有ります。
リレーとヒューズを追加。
ハーネス制作。
ハルテックの設定を開始。
ウン、ホントに分かりやすい、ハルテック。
使えば使う程良く練られてるよなぁって思います、ファンを使用するにスイッチクリックすると、設定が必要な項目に導いてくれます。
今回入出力にゆとりがありましたので個別制御。
一つ目のファンは85度で作動し、88度で2つ目のファンを作動。
(๑•̀ㅂ•́)و✧よしと。完璧ね。
サーモはローテンプ入ってる様ならあと4-5度作動開始温度下げても良いですね。
出来る事なら80度までで水温は抑えて置きたい。
4.5AGってね、82mmピストンも4.5AGですし83mmピストンも4.5AGと言う通称名ですよね。
使用用途や様々な要素で82mmか83mmのどちらを使用するか選定しますが。
83mmはかなりシリンダーピッチが狭くなります、純正が81mmでしょ、83mmはボアピッチが2mm狭くなる。結構薄くなるんです、その点も踏まえ、86ブロックでは極力使用を避けたいのが83mm、使うとしたならば、、、、高回転でパワー出るカムは使わない方がいぃ。出来るだけ中低速寄りのカムでトルクで走らせるギア比とファイナル比で使いたい、高回転でパワー出る使用だと86ブロックは破損確率高いです。
出来れば、ヘッドはスタッドで締め上げたいし、クランクキャップもスタッドで締め付けたい。とにかく捻らせたく無い。
経験上ですが、熱ダレ時のパワー落ちは83mmの方が大きい感じがしますね。ボアピッチの狭さも影響してる様な気がします。熱喰らうと吹き抜けるのかなと。
1mmのトルクのゆとりはメリットですが、それを使う為の用途とブロック、そしてパワーバンドの設定、つまりカムの選定とバルタイのセットアップが必要かと思います。
街乗り仕様ですと83mmの方がもちろん楽ちんです、サーキット仕様はエンジンのライフを考えると82mmを使って回転でパワー持って行った方が良いですね。
とにかく今、様々なバリエーションが有る4AGチューニング。
多種多様、オーナー様の用途と好みに合わせて創れる、そして創るべきです。
任せとけぃ