BMW135i 6MT車両、フルノーマル車。
いや、プラグだけレーシングプラグね。
私の教え子がお客様のクルマをブーストアップして欲しいとの依頼。
まず、なにわともあれ。ノーマルデータのバックアップ。
ちなみにこの世代のBMWの純正データの吸い出しは30分位掛かります。
この世代のBMWは私、自分でデータ制作出来ます(*˘︶˘*).。.:*♡
結構小難しいECUのデータの構成で、難解なのですが。。。。。
発売当初随分と苦労しました(汗)
さて、回しましょ。
ほぃ。
ダイナパック TCF1.00 補正無し 生馬力
パワー 351PS
トルク 51.5k
やっぱりこのエンジンはすげぇ。
2000回転で50kのトルクて。。。。。。。。エグいな。
長年NA時代を経て、当時満を持してBMWが世に送り出した3L直噴ツインターボエンジン。
ノーマルでもほぼきっちりカタログデータ通りのパワーとトルクが出てます。
そのエンジンが更にブーストアップ1k仕様でパワー60PS+トルク9kアップ♪
このブーストアップの特徴は全域純正比アップ、は当然です、同仕様でブーストアップはどこも失う要素は有りません、どこかがストックよりも劣るブーストアップのデータは何かが間違えています。
で、ノーマルで高回転の6000回転で極端に垂れてるパワーがレブリミット迄持続する。
いつやっても手応えの有るエンジンですね。
ウィークポイントもそれなりに有るのは事実ですが、それを差し引きしても良いエンジンで有る事は間違い有りません。
しかも、、、、、このエンジンの実力、潜在能力はまだまだ先を見れる。
もう何世代も前の車種、エンジンでは有りますが、ダウンサイジング、ナニソレ?を突き進んだ昨今とは違うアプローチで純粋にパワーを出す為のハイパワーツインターボエンジンです。
もう良い個体も少なくなって来ましたので一通りメンテ、消耗品交換してからのチューニングとなりますが価格もこなれていますのでベースとしてはまだ現役ですね。