S2000,F24R搭載車両 リフレッシュ。
ドライブシャフトオーバーホール。
コレと言って異音等が出てる訳では有りませんが、距離が距離ですので定期メンテの為にオーバーホール。
かなりブーツ関係はお疲れな感じです。
Sタイヤでサーキット走り回ってる車両では有りませんのでグリスの劣化は見られますがベアリング等の破損は見受けません。
全てのパーツをバラして確認。
ウン、ダメージは無いですね。
インボード側のベアリング。
特殊コートへ漬け置きする事2晩。コーティングを浸潤密着させます。このベアリング内部にはニードルベアリングが無数に入っていますので一つ、一つにコーティング作用が働きフリクションロスの低減と発熱抑止になります。
F1グリス。
昔にテストしてから私は虜(*˘︶˘*).。.:*♡
F1でも実際に使用されていたので間違い無い物ですが、自分でテストしなきゃ胸張って売れない、そして、何より”耐久性”を見たかったので中期スパンでレース車両からストリート車両までテストしました。結果良好、ストリートの中期的使用下でも大きな劣化は無く、レース車両への使用下ではかなり良好な結果。
競技用のドライブシャフトグリスとして、WAKO'Sさんちの”バーフィールドグリス”
レース用ドライブシャフトグリスとしては有名かつ実績有りです。
私も以前使用していた事有りました。
このグリスの注意点としては、油分が蒸発する為短期的なメンテを推奨、と言うか必要。
純粋に競技用として開発しているのでストリートでの使用は避けて下さいとWAKO'Sから言われておりました、使っていた時もレース後ドライブシャフトオーバーホール時に結構油分飛んでる傾向を見受けたのでストリートでの使用には注意が必要です。
しかし、極圧性能はかなり高く良いグリスだと思います。
WAKO'Sさんちで言うとインボードにはコイツWR-959。
これは私んちで使用しているF1グリスと同じ様な色してます、インボード用と言う事でフリクションロスの低減と摺動性能を両立しているとの事です。私はこのWR959とアウトボード側にはMoty'sさんちの極圧性能重視系のグリスを使用していました。
しかし、F1グリスをテストし、使い始めてからF1グリスしか使用しなくなりました(^^)
しかし、このF1グリス、一般入手も可能ですが小分けで購入すると非常に高価ですね(汗)
私んちは複数のショップ様と共同で大量に仕入れる事で販売コストを工夫しています。
今、一番お気に入りのドライブシャフトグリスはF1グリスですね。
左右アウトボードへ封入。練り込む様に入れます。
インボードにも同じF1グリスを使用します、このグリス、どちらへの使用も可能、使い分けの必要は有りません。
ブーツも新調し、オーバーホール完了♪
アウトボード側スプラインにスレッドコンパウンド塗布、焼付き、サビによる溶着防止。
特大トルクレンチで締め付け。
カチコンとカシメて。
完了♪
リアトーコントロールアームのピロ部分交換。
オーナー様はこのアームを使い続けてるのですが、定期的にガタが出るのでその都度交換して使っています。
で、、、、、、、、この補修用のピロがいつも欠品しているみたいで(汗)、納期が結構掛かるとの事でいつも予め予備の補修用のピロを注文して持っていると言う用意周到っぷり(^^)
補修用ピロ。
カジリ、サビ防止の為スレッドコンパウンド塗布。
ブーツ付いてると良いですよねぇ。
ちなみに、数年前に他のブッシュ類はブーツ付きのクスコさんちのピロへ私んちで交換済みです♪
完成。
取り付け♪
ブレーキマスターシリンダーASSY交換。
フルード抜いてと。
ブレーキマスターシリンダーはオーバーホールも可能ですが、新品出る間に一度新品にして置きましょうって事で新品投入。
取り付けしてエア抜きしてフルード全交換完了♪
タワーバーがちょいとひねってる?w
矯正して。
出来るだけ”面”で受けれる様にカサアゲ。
30万キロを目前としたクルマのエンジンルームとは思えん。きれいになりました(*˘︶˘*).。.:*♡
ドライブシャフトの馴染み作業、異音も無く良い感じです。
さて。。。。。。あとはフロントのロアボールジョイント交換してアライメント取って完成です。
EK9,B16B改B18R。
ダイレクトイグニッションの具材制作。
完成♪
初期馴染み作業も完了しましたのでダイレクトイグニッション化しましょ。