MR-S K24A搭載車両、ハルテック エリート1500化 エアコン等取り付け。

 

ドライカーボンサージタンク取り付け後のエアークリーナーサクション制作の準備。

 

元々は、エンジンの横、熱をガンガン吸い込む箇所にエアークリーナー設置して有りました。

今回、エアークリーナーを取り付けするベストポジションへ移設。

この辺りの構築は”センス”ですw、少し考えればここだろ。って分かる。

しかも、それがまた元々そうで有ったかの様に収まるんですwwwwエアークリーナーの具材を注文して置きましたので取り敢えず設置場所の確保を行い、エアクリ待ちね。

 

エアコンシステム構築も大詰め。

 

ハルテックで完全制御出来る。

 

 

 

エアコンパネルバラして、配線を一本、ハルテックへ。

”エアコンリクエストスイッチ信号線”

 

エアコンオフ時の電圧をハルテックのソフトウェア上にて確認。

 

エアコンスイッチ・オン。

電圧が変わっているのがタイムプロットで棒グラフ上で分かりますね。

 

ハルテックの設定。

ハルテックはそのしきい値をダイレクトに入力する事により、例えば4Vの際にオフ、4.5Vの際にオン、またはその逆、なんて言う少し変則的なスイッチングデバイスにも対応可能、0Vか5Vかと言う単純なスイッチングデバイスだけでは無く対応可能です。強いわ、、、ハルテック。。。

以前、Link G4Xのシビックプラグインでかなり困ったのがこの辺り、ハルテックなら何も考える事無く構築可能(*˘︶˘*).。.:*♡

 

 

 

滅多にバラす事無い部分ですので、時計部分も外して、キレイにして置きました、この辺りがキレイと俄然室内がキレイに戻りますね。

 

 

エアコンコンプレッサー駆動信号を構築。

エレクトロタップ発見。。。。。。。。捨てて置きました。私んちが触る箇所にエレクトロタップが付いてる時は大抵外して捨てます。

ちなみに私んちのファクトリーにはエレクトロタップは置いてませんwかなり高確率で中期的に見た時にトラブルになります。びみょーに接触不良とかを起こす事も有りますのでそうなった時にトラブルシューティングに凄く時間掛かる。

光り物等、装飾品等に使う時は便利かも知れませんが、、、、、プロが使うべき具材では有りません。

半田かカシメ、半田も長期的に見ると半田クラック発生して接触不良も有りますが、ハーネスの場合”鋳込み”をしっかり行って置けばまず大丈夫です。表面付けはご法度、溶接と似てます。私んちでは重要部分のコネクター等にはカシメ+半田のソコまでヤル?方法にて取り付けします(*˘︶˘*).。.:*♡

 

 

エアコンコンプレッサーリレー駆動の信号を再度点検。

 

 

クーリングファン、コンデンサファンもハルテックにてエアコンシステムと統合制御。

作動水温も当然自在、エアコンコンプレッサーとの連携も完璧に構築可能。

統合制御出来ると言う事は、エアコンオン時やファンオン時のエアコンアイドルの安定化補正等にも関係して来ます(^^)v

 

エアコンオン時、エバポレーター内の温度も非常に良い感じで冷えてます(*˘︶˘*).。.:*♡

エバポレーター内の温度を監視し、エアコンコンプレッサーのオン・オフを制御します、正攻法。

 

Spl制御の立役者、ハルテック エリート1500。設置場所を確保♫

ちなみに本体完全防水です。

エアコンシステムの構築は完了しました。

 

再度、エンジン廻りに戻ります。

 

気になってた事が一つ。”燃料ポンプ”

 

 

 

・・・・・・・・やっぱりノーマルだよね?

インジェクター大容量化してるのでアレですが。。。。。

インジェクター大容量化すると、余計にポンプの能力も大事になるのが意外と盲点。

説明が私のボキャブラリーでは伝わりにくいかも知れませんが。。。。。。

”瞬発力”がポンプの能力で変わります。

トップエンドで充分にインジェクターへ供給出来る容量を確保する為にポンプをアップグレードするのは当然の事ですが、踏み変えし時等の加速増量中に燃圧が不安定だったりドロップしたりするとセッティング取りにくいししっかり出ない。

アクセルの”ツキ”に影響します。

トップエンドで吐出量足りずにグィーっと燃圧落ちて行ってもNAの場合、、、、意外とインジェクターばか吹きすれば空燃比的にはイケるなんて時も有ります、全く足りて無い時は顕著に分かるのでその時点でアレ?ってなりますが、ビミョーに足りて無いって時はダラダラと燃料出るのでキレが無いフィーリングになりますしパワーも当然出ない。

 

ZZW30の燃料ポンプはK24のチューンドエンジンには当然の事ながら”役不足”です。

交換ですね。

 

gramsの265L。

NAのフルチューンエンジンにも対応可能な強化燃料ポンプ。ほとんどの車種に対応可能。

500PS辺りからのターボ等にはAEMの320Lの方が適しています。

私んちのメインは265Lと320Lです。安心、安定ね。

 

 

コネクター部。

 

ノーマル端子。

 

grams。

安定電源供給の為、端子が大きいのでカプラー部分交換します。

 

元通り戻して。完了(*˘︶˘*).。.:*♡

 

ハルテック エリート1500のファームウェアをアップデートして”ESP”から”NSP”仕様のVerへ。

 

Tool>Update ECU for with NSP Software を選択。

 

条件を自動チェックしてくれます。

この時点でその他に行わなければいけない事が有れば教えてくれる。

緑色のランプが全部点灯してればOK♫

 

 

アップデート開始。全自動です。

 

無事、新ソフトウェアの”NSP”にてセッティング可能になりました。

NSPのインターフェースがまたかっこ良いんだ。。。。。セッティングが楽しくなります。

 

全く別モノのソフトウェアへのアップデート、データのコンバートが可能なんてのも。。。。。ハルテックの優しさと技術力を感じますね(*˘︶˘*).。.:*♡

 

前前作のプラチナシリーズからエリートシリーズへデータコンバート出来なかった時苦労しました、今回、本国ハルテックはその辺りの意見も取り入れた上で新ソフトウェアを開発し見事にESPからNSPへ移行する事を可能にしました

 

去年だっけ?Link G4+がG4Xへモデルチェンジした時、データコンバート出来ずデータ作り直しが今でも結構苦痛だったりしますのでそのままデータ移行出来るのは嬉しいですね。

 

 

S2000,F20C改F22R制作搭載コンプリート車両。

 

シート交換♫

 

慣らし用のデータも完成ね。

遠方の方達は慣らしもこちらへ依頼される方が多いですが、この車両のオーナー様は比較的近い方ですのでご自身で慣らしして頂けるとの事で一度お渡しですね。

 

 

もう一台のS2000,F20C改F22R制作車両はポート加工、インテーク側の形状整形が完了しました。続いてエキゾースト側も形状整形してから更に仕上げ作業へ続きます。

ポート加工は画像見て簡単に真似出来るほどの難易度では有りません。バルブガイドカット?やめて置いた方が良いです、一つはバルブ長とバルブガイド長の関係性が結構ギリギリです。もう一つはただでさえ大きなポートですのっぺら坊にしてしまうと流速落ちてスカスカのエンジンになります。”当て流す”が正解だと思います。

丹精込めて、一機、一機。組み上げて行きますね。

 

任せとけって。

全てのお問い合わせは。