S2000,F20C改F22R制作依頼。

 

ヘッドの洗浄完了し、バルブリフェースとシートカット&すり合わせ、エキゾーストバルブガイド交換作業を完了し、ポート加工へ。

 

 

整形して行きます。

 

今回、シリンダーブロックが再使用不可だった為、新品ブロックを使用してエンジン制作します。

近頃の傾向として、F型エンジンの新品ブロックの鋳型が古く、ダメージが有るんでしょう、バリが多い。必ずバリ取りを行ってから使用するのが儀式です。

 

 

エンジン内部だけでは無く、どうせなら外側もね♫

N1魂ですw

 

 

 

ほぃ♫

 

洗い流して。

 

 

 

よしと。

当初、あんなにシリンダーが大ダメージ喰らってると思わず。。。。。

0.5mmオーバーサイズを用意していたので、再度STDサイズのピストンを本国にオーダー中です、そろそろ届く頃ですので、クランク廻りから組み付けして行き、ピストンを待ちましょ。

 

 

 

 

GR Yaris ”復活”

え?”復活”????何か有ったの?

有りましたwwwwwwwwwwww

まだ、検証中ですので全てを書くことは無責任な憶測を呼びあまり良いとは思えませんのでもう少しじっくり検証を続けますが、画像をご覧の通り、新品エンジンを用意し”復活”

 

やっぱり予想通り、、、、、、、鬼門は、、、、、、

 

(ピストン画像はネットから拝借致しました。問題有ればご一報ください。)

 

鬼門はピストンに有り。。。。。。な感じがする。

 

よく出来たピストンななのですが。。。。。。

 

結構パワー出して、サーキットでも元気に走ってる個体も有りますがダメな個体も有る。

 

特に、純正タービンが凄くレスポンス良いのでソレを活かしたくなります、しかしそれを活かし、条件が重なると、突如ピストン粉砕します(汗)ノッキングもデトネーションも無く、突如粉砕。

 

まだデータもしっかり取れて無いのでこの辺りでひとまず止めて置くか、と言う程度で私はピストン粉砕させました、それは今まで私の長きに渡る業界人生で見た事の無い壊れ方。

え。。。。。。。。そこで逝くか。。。。。。。納得いかねぇぞ。

 

兎にも角にも、、、、自分ちのクルマでは無いと言う事が大問題でしたのでオーナー様に即ご連絡し、そっこーでエンジンASSY交換。

 

オーナー様にもなんとも説明が難しかったです、でもオーナー様も長いお付き合いで、ご理解の有る方でしたので、兎に角新品エンジンで復活させようとの事で意見一致、しかしここからが意見一致しないのねw

 

オーナー様

”anguraさん、まだ、、、、、、ヤルよね?いや、、、、やってくれるよね????”

 

”・・・・・・・・・・ちょっとお待ち下さい、納得行って無いんですよね、、、、なんとも不可解なぶっ壊れ方が。。。。。多分ね、僕、全く同じ壊れ方する様な気がします。”

 

”でも、あなたの事だ、何か見えてんじゃない?”

 

”なんと無く、なんと無くなんです。。65%、、、、、コレかなと。コレがこーなってあーなって最終的にこうなったのか。。。。と言う”仮説”です”

 

”じゃぁ、エンジン降ろした時に新品エンジン開けて対策して貰ったら良かったねぇ”

 

”いやいや、まだ”仮説”に過ぎんのです(汗)”

 

”anguraさんが言うなら多分その仮説で合ってるんだろーと思う。人柱でもいーですよ”

 

”いや・・・・・・・・・・・・”

 

”進まなきゃwwwwwww、anguraさん、らしく無い。原因はMotecのM1?”

 

”いや、ソレは無いです。良いフルコンだと思います、慣れましたからなんて事無いです。”

 

”じゃぁ、一つ、無駄にならずに済む。私もフライングでM1で!と言った手前ね。オブジェにならずに済むねwwwww”

 

”なのですが、今、新品エンジン載っけた所ですのでしばし眺めててくださいwwww”

 

”ま、あれだ、兎に角付いて行くから、やりましょう。他の店なら細い目になるけどanguraさんが踏んでしまう地雷なら仕方無い、ヌルいブーストアップで乗るつもり無いし。。。。でもノーマルでも事例有るなら改善しなきゃ、私が今度は壊しますよw”

 

と、、、、、おっさん2人は青春をしている訳でwwwwwwwwwww

コレ、、、、、、まだ、ほんの一部です、この数日兎に角、考え過ぎて微熱続きです。

 

ホンダF1ハイブリッド期の初期もこんな感じの産みの痛み有ったんでしょうね。。。。でもあちらは企業、私はちっぽけな会社w、この痛みを何度も何度も耐えれませんw

 

GRヤリスねぇ。。。。手元に一台、、、、、無きゃだめかなぁ。アレだけ前情報有ったのに喰らった。

自称業界の坂本龍馬の業界終活の大きな一つの事件です。

 

GRヤリスからの挑戦状。ひとまず受け止めました。強烈なストレートパンチ喰らわしやがって。このままぢゃ終わらせない。

 

負けるもんか。

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