PP1 ビート 800ccフルチューン車両。

 

ハルテック エリートのカプラーオンキットにて制御。

PP1界ではぶっちぎりのシェア率のハルテックですが。PP1に関しては純正ECUのコンデンサ爆破問題も抱えてますので、意外とノーマルにハルテックと言う組み合わせも多いです。
先日発送させて頂きましたオーナー様も、ノーマルエンジンに取り付けし、かなり気にいって頂いておられました。
 
そもそも。純正ECUは熱害による故障もさることながら、昭和のECUシステムですので、当時かなり凝ったデータ構成で話題を呼びましたね、MTRECこと3連スロットルを標準装備されているPP1ビート、多連スロットルを街乗り出来る様に圧力制御とスロットル制御を上手に分けた、ソレが当時、凄く話題になりました。
しかし、今は、令和です。ハルテックのVE制御”充填効率制御”は純正ECUの様に圧力制御とスロットル制御を分けると言う手法では有りません。
そもそも圧力・スロットル制御が”統合”されております、PP1ビートの私んちのカプラーオンキットは燃料の負荷軸をスロットル開度にてマップ制作しておりますが、負荷軸がスロットルであろうが、充填効率を計算していますので、スロットルの負荷軸から燃料噴射迄に圧力も計算されて燃料噴射します、よって、スロットルが負荷軸でも、アイドリング安定する。ハイカム入れても、アイドリング安定する。
以前のフルコン等のスロットル制御の場合、負荷軸をスロットル制御にすると、スロットル開度と回転から燃料噴射量を演算し、燃料噴射しますのでアイドル領域で例えば900回転でスロットル閉じてると900回転、スロットル開度0の噴射量をひたすら吹きます。アイドリング領域はアイドルコントロールバルブが常に開閉を繰り返している事も有ります、更にエアコン負荷やファンの電気負荷等、様々な要因を受けてエンジン回転が引っ張られる事になり、それをアイドルスピードバルブと言う2次エアー供給バルブにてアイドリングを安定する様に制御されています。よって、アイドリング時の必要燃料供給量は変化します。
そこで、昭和時のホンダさんは如何にアイドリング時の燃料供給量を必要供給量と合致させるか?を考えた、先述の通り、昔のスロットル制御ではアイドル回転でスロットル開度0なら、同じ噴射量をひたすら供給する訳で、それではアイドリングが安定しない、そこでアイドリング時は圧力制御、走行時はスロットル制御の2枚マップでアイドリング時の安定性能と走行時のレスポンスと燃料供給の2つの要素を実現した。
全域圧力制御にすりゃイィ?ダメなんです、多連スロットルはスロットル開度10%でNAの場合は既に大気圧近辺のマップを読みます、アイドリング時は圧力制御では無いと安定しない、しかし、圧力制御では多連スロットルを全域燃料制御する事はほぼ不可能と考えてください、アクセル開度低いポイントでマップのアッパー張り付きますから、中負荷で合わせると高負荷合わない、高負荷で合わせると中負荷合わないと言う事になります。
ハルテックの場合、スロットル制御にしたとて、スロットル負荷軸の燃料マップの向こう側でしっかり圧力制御も効いてますのでアイドリングも安定するし、全負荷域でセッティングする事が可能です。
エアフロ付いてるとエアフロで実吸入空気計測してますので比較的普通に走りますが、わざわざ、、、、、、、、つけませんよね(^^)
コレはターボにも言える事で、例えばRB26。多連スロットルのターボ。ハルテックではエアフロ撤去し圧力センサー入力し”スロットル制御”でセッティングする事が可能、ブースト領域も圧力制御の計算式がしっかり反映されていますので正圧領域は圧力補正等でセッティング出来ます。それは全て充填効率制御”VE制御方式”と言う最新の制御方式を用いているからこそなせる技です。
最近のフルコンはVE制御方式を採用しているモノが多いですが、VE制御方式の要は”演算式”です、その演算式が凄く良く出来てるのがハルテックですね、MotecのM1も良く出来てる感じがします。
 
と言う事で、多連スロットルとて、普通にセッティング出来る様になった今、凄く多連スロットルが身近なモノになりました。
 
今回セッティングで入庫したのは、現状でPP1ではNA日本最速ですか。と言う車両をお持ちのオーナー様のお友達の車両。
レーシングカーです。
 
800cc、ハイカムハイコンプ、大容量インジェクター。
 
よし、セッティング。
 
ダイナパック tcf1.00 補正無し 生馬力
パワー 76PS
トルク 7.83k
 
おおよそノーマルの1.5倍のパワーとトルクですね(汗)
 
800cc恐るべし。
 
エアコンついてりゃ、街乗り出来る最強エンジンです、耐久性も有りますしねぇ。
 
この車両を持ち込んだ方はエンジンをご自身でお組みになって持ち込む事が多いのですが、、、、
”あー、今回も80PS位か。anguraさん、どーしても100PS行きたいんぢゃ。なんとかならんかね、いま預けてるヘッドで100PSでるかえ?”
 
・・・・・・・・100PS。。。今、ヘッド預かってるんです。どうしてもトップエンド7000回転位から横ばいにパワーが出る、いやね、、、、、、、充分以上に速いでしょwwww7000回転で75PS位出て、そこから9500回転まで75PS位出っぱなしですよ。
しかし、何かが制限となってるはずです、それを検証する為に今ヘッド預かってます。
 
ヘッドなのか?カムなのか?はたまた排気なのか?パワーカーブ見てるとなんとなく、吸気系の様な気がします。
PP1ってカム難しい、シングルカムですから、バルタイを狙い撃ちでカム削らないといけませんから。
 
排気量対パワーで言うと、、、、、、、、、L当たり100PSでおおよそ今のパワー。L当たり100PSも大したモンだw
 
しかし、他のホンダNAエンジン達はL当たり100PS超えはもはや私んちでは”当たり前”になってますから。。。。。。何とか出来る、、、、、、、、、、はずなんですけどねぇ。。。。。
 
PP1のエンジンに没頭した事が有りませんので時間を作って策を練ります。
 
100PSのNA PP1ビート、、、、、、考えただけでも楽しそうでは有りませんか(*˘︶˘*).。.:*♡
 
でもね、、、、、、うちのダイナパックで生で100と言う事は、、、、、ノーマルの倍以上のパワーを絞り出す必要が有るていぅw
 
まだまだ、、、、、、、、PP1の挑戦は続きます。
 
パワーオブドリームです。
 

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