シティ ターボ 通称 ”ブルドック”
ブルドックを愛して止まないオーナーさん。
D15BにHKSのGT-SSタービンを取り付け、換装。
現状はD15純正コンピューターにイーマネージアルティメイト銀マネね。
入庫時は、結構グズグズした感じでやっぱり30年近く前の設計の純正ECUにサブコンと言う組み合わせではもともとNAエンジンをターボ化した車両は荷が重い。
始動性も少し癖アリで、ファクトリー内で少し移動して、止めて、、、、を繰り返すと、何度かに一度は少しの間アイドリングでカブり取って上げないと不安、、、、てな感じでした。
で、アイドリングも不安定でボフボフ感有り。
”すべて”は純正ECU+サブコンが原因です。エンジンは見れる箇所を入庫時に一通りは見て置きました、少々水漏れが有りますがエンジン自体は元気です。
さて、、、、、、、、今どきの制御に変更して。。。。。。その変化っぷりを私も楽しみますw
車が車ですから、一通り見て作業を進めて行かないと分からない事も有る、ここの部分にこのパーツ使用した方が良い、とか有ります、この車両の様な換装車両は特にその様な傾向が有りますよね。
で、フルコン化するに際して、おおよその概算の価格は入庫前に算出可能です、しかし、先述の通り、ここはこのパーツに変更した方が良いですよ、とか有る、今回、オーナー様もまず車両みて、良い方法を考えてくださいとの意向でしたので、数万円のモノ迄なら、了承無しに交換してくださいとの事で、ご了承頂いた上で、今回私が追加したモノが、、、
”AEM製 光学式クランク角センサー”
”プラグ”
の2点。
AEMのEPMモジュール”エンジンポジションモジュール”、クランク角センサーです。
先日セッティングしたB18Cの様にホンダ系のデスビ内に内蔵されている磁石式のクランク角センサーは癖強い、そして場所悪い。
今回、ダイレクトイグニッション化はオーナー様の指定でしたのでデスビ内にクランク角センサーと共に同居しているイグナイターユニットが必要無くなります、ダイレクトイグニッション化する事により各コイルにイグナイターユニットが内蔵されます、よって純正デスビ内のイグナイターユニットは不要、ホンダのデスビの泣き所をまず一つ排除(^^)
で、磁石式のクランク角センサーを光学式のセンサーに変更し、しっかりクランク角度を検出する手法を用いました。
B型等のDOHCツインカムの場合はEPMを使用し、波形をしっかりとしたとて、その波形を形成する回転自体のブレが有りますので結局先日使用したクランク軸式クランク角センサーが必須です、今回のD15Bはシングルカムです、ツインカムと比較し、その構造上回転自体のブレは少ないです。カムプーリー間のタルみが当然シングルカムの場合は有りませんから。。。
で、せっかくダイレクトイグニッションかするのですからデスビ周りをスッキリさせると満足度高いです。
純正デスビから取り付け部分のパーツを取り出し再利用。
ほぃ♫
ハーネスをハルテック側のピン配列をちょちょいと入れ替え、シールド線の束へ一本化。
クランク角センサー系のハーネスはノイズが乗ると間違い無くエンジン不調に陥りますのでシールド線はマストです。
しっかりカシメる。
非常にエンジンルームがタイトですのでフェンダーを取り外し、ハーネスをハルテック迄
DTMタイプ4のカプラーを使用してカッコよく取り付け(^^)小技とちょっとしたパーツで仕上がりのクオリティが超上がるていぅ。
ダイレクトイグニッション化。
カプラーセット。
もともとがデスビですので、イグナイター駆動線は一本のみ使用しています、1つのコイルで電気を発生させ、デスビのプロペラで各気筒へ分配する、よってイグナイター駆動線は1本。
ダイレクトイグニッション化に変更し、フルシーケンシャル点火制御に変更すると、4本のイグニッションコイル駆動線が必要です、ハルテックからイグニッションコイル駆動線を出して。
使用するコイルは定番ですね、強烈点火で現状では最強クラスのアウディR8コイル。
イグナイター駆動線を各コイルへ。
コイルプラスとコイルマイナスも配線。
R8コイルの使いやすい一つのポイントは、固定が必要無いって事、普通のプラグコードと同様プラグへ直接固定出来る形状ですので、コイル固定用のボルトの無い、かつ固定プレートが制作しにくい今回のD15Bの様な形状のヘッドカバーにも最適です。マルチなヤツだな。。。
オーナー様、街乗りオンリーです、入庫時プラグは6番が入ってました、おそらくあの始動性と濃い燃料で不動を回避する為に熱価の低いプラグを選定したのだと予測します。
しかし、この瞬間から、その様な悩みから開放です。
予定ではブースト1k弱、エンジンを制作したショップ様は200PS迄なら絶対ぶっ壊れないと仰ってるとオーナー様からお聞きしましたので200PS弱位をめがけてブースト設定しますが、ハイコンプターボで6番ではちょいと不安です、よって、マルチに使える8番をチョイス。
この時点で始動チェック、うん、、、、、最高に調子良い♡アイドリングも超安定ね。
さて、お次は燃料系。
マルチホールの380cc。ブーストが抜けてかない様にアダプターを挟みます。
もともと装着されてるインジェクターは。
時代を感じるホンダの昔のヤツです。
カプラー制作して。
取り付け完了♫
インジェクター容量と無効噴射時間を入力。
雰囲気がムンムンでましたね~、フェロモン爆裂してます。
さて。。。。。
始動しましょ。
・・・・・・・・激変しました。。。。。
で。。。。。。。アイドル近辺を少し調整し。。。。
ホぃ♫
・・・・・・・・・あのね、、、、、、、びっくりする位、、、、良くなったwwwwww
おそらく、このブログ見たオーナー様もびっくりしてると思います。
普通にエンジン始動するのは当然ですが、ピックアップ、繊細さ、スムーズさ、どれを見ても、とにかく、、、”全くの別物です”
完全にね、、、、、今どきのエンジンフィール。整然と回って行きます。
力強く、そして整然と。。。。。ストリートチューンドカーの一つのあり方です。
ハルテックだから出せる滑らかかつ、力強いフィーリングがそこにはあります。なんてか、、、、、、解像度の高さがすごく上手に表に出てる、処理速度で言うと純正がファミコン、ハルテックはPS4位は違います、そしてデータ解像度はブラウン管テレビと4K位の差は有ります、乗れば必ずわかります。その解像度の使い方と出し方がハルテックはすごく良い、他のフルコンとの違いはそこに有ります、私が言っても説得力半減ですねw回しもんですからwwwwしかしそれはお使い頂いたショップさんも皆さん仰ってくださってますから間違い有りません(^^)
ブーストコントロールソレノイド取り付けしてセッティングしましょ。
MR-S K20A換装。
エンジン脱着はCar'sさんにお任せ。
制作車両とは別にショップ様からMR-S用のK型換装用ドライブシャフト500PS対応のご注文頂いていたモノが入荷しました。
待ってました、超軽量K24用、I断面コンロッド。
まだ本日入荷したばかりですので検品、そして各部の作りを後日ブログUpします、こいつも先日入荷したX断面コンロッドと同じ位軽量です。
また、、、、、、、一歩、、、、、K24R、、、、、進化の予感です。
先日ご紹介した電動ウォーターポンプ。
AE86に装着します。
これね、巷で賛否有る様ですが、、、、、、大丈夫、ちゃんとしたモノをちゃんとした使用方法、取り付け方法で使うとトラブル出ないです。
そもそも、、、、、純正のメカニカルウォーターポンプがトラブルレスって事も無いでしょ?w
純正メカニカルポンプと同様の耐用年数・距離なら当然電動ウォーターポンプを黙って導入すべき、その辺り、すでに中期的な好結果テストは私んちでは無いお店様達が実証済み、まだポピュラーに使われだしてから何十年も経過してませんが、先日も書いた様に、もう、チューニングパーツとしての耐久性は保持しています。
大きく特殊なメンテが必要な訳では有りませんが、取り付け方法とクーラントにはちょいと工夫します。また取り付け時に書きますね。
ちなみに、主要モーター部分は”Panasonic製”です(*˘︶˘*).。.:*♡
ブロー直結パーツですので激安品の怪しいモノの取り付けはお断りします、それを使う位なら純正メカニカルポンプの方が絶対良い。
自信有って、裏付け取れてるパーツしか使いませんて(^^)
任せとけ。。。。