モノクラフト MR-S+K20A車両。
やっとセッティングまで漕ぎ着く事が出来ました(*˘︶˘*).。.:*♡
結果から言うとダイナパックtcf1.00係数無しの生馬力
パワー 221PS
トルク 20.4k
ウン、立派だと思う。
私は大体K20Aのノーマルエンジンをセッティングする際は目標230PSと思っていつもセッティングしますが、触媒レスの70パイマフラーでギリ230PS届くか否か。。。。が限界値だと経験上思います。
今回のK20Aは、触媒付きの60パイマフラーですので220PS超えは立派。
この数値はおそらく世のDC5オーナー様達から見れば、おぉ出てるね。の数値です。
これはね、MR-Sってマフラーがそのレイアウト上短いでしょ、だから触媒付きの60パイでもそこそこパワー出ました、触媒はスポーツ触媒です。マフラーは隔壁タイプのどちらかと言うと消音重視のモノですのでマフラーの長さって特性を左右するファクターだと言う事が分かります、DC5等で隔壁付きのマフラーで60パイだとこのパワー出すの辛いと思います。
DC5に合わせた私んちのベースデータで廻すと、赤線でした、VTECポイント辺りに落ち込みが有りましたのでVTECポイントとVTCのセッティングにて谷を無くし、高回転域は点火と燃料で合わせました。
高回転域のパワーとトルクの幅の広さはエキマニパワーですね♫
エキマニ/マフラー/インマニはK20Aの重要な3大要素です。
入庫時が緑の点線。
実に37.6PSアップのトルク3.52kアップね♡
別物のエンジンになったと思う位は変わってます。
コレが本来のK20Aの姿。
普通に速い。
オーナー様の要望はエアコン付き、普通に速い。
まずこの2つをクリアね(^^)v
サージタンクがノーマルですのでまだ伸びしろは有りますがMR-Sの場合サージタンク交換する為にはエンジン下ろす必要有りますので、その辺りは今後オーナー様が一旦乗って楽しんで、どこまで行くか?この状態で大満足か。と言う所だと思います(^^)
次のステップ的には何するにもエンジン降ろさなきゃなりませんので、まずはココが一つの着地点(^^)
普通に不満無く乗れる所までで結構な作業でしたよね、でも、走って見ると、、、、やって良かった~達成感有りですw
一つ、あーそうだ、動画撮って置こうと。
高回転でのサージタンクの容量不足が分かる動画をどーぞ。
7000回転辺りからググゥっとパワー出たがってるのですが、負圧方向へトレースが引っ張られれるのが分かります。
コレ、サージタンクとスロットルの容量不足、エンジンは吸える性能をまだ秘めてるのに吸気系がネックとなって結果サージ内が負圧になる。って言う感じですね。
これで排気効率がもっと良くなるとその傾向は更に顕著になりますし、カム等入れると更になります。ですから、ノーマルサージタンクの状態でハイカム投入しても効果が薄いのがK20A。
F20Cもその傾向強いです、F20Cの場合はサージタンクよりもスロットルとその先がリストリクター状態となって吸わない、ですから良く吸うエアークリーナーとビックスロットルが効く。
しかし、今回のMR-S+K20A、良い結果になりましたね。
もう少し作業は続きますw IC-7取り付けね♫
MR-Sのセッティングを終え、すぐさま、タクティカルアートの社長さんがセッティングしに来ました。
当然ね、私、基本的にダイナパックの貸し出しやってません。
よほどの事が無い限りパワーチェックのみの使用も致しません。
あくまでセッティングツールだと言う認識で工具ですので、、、、貸し出しはやってませんが。。
この人は別。
私より一世代後輩に辺りますが、達者な人ですね。
ずーっと昔にね、約束したの、私が知ってる事は全部教えるし、隠さない、協力出来る事はするからって。
だからシャシダイ貸して、セッティング、わからない所が有れば私は何でもこの人には教える。約束ですから。
次世代を担って行く年代、頑張って欲しいですしね。
でも、近頃は私なんぞに教える事なんて少なくなって来ましたw
自分でガツガツ、昼夜問わず勉強し、働く、その姿勢、良いですよね、伸びない訳が無い。
流石、日本のスタンス系のコンテスト総なめ状態男ですw
ちなみに森メカと同じ歳ですね、良い関係になりそうです、自称業界の坂本龍馬は現代でも一応その役目を果たすべく、、、、、色々考えて動いております(^^)
セッティングも無事に終え、良い結果でましたね(^^)
AP1のメーター、EKに付いてるとかっこよいですよね(^^)
4AGラッシュが遂に始まります。
現在5基程の依頼を受けておりますが、その仕様、エンジンも多種多様。
この86はエリート750を使用してフルコン化の予定でしたが、Nexusにも傾いてる様で。。。。。
入庫時は不動に近い状態でした、アイドリングをギリギリ出来る程度で。。。
燃圧弱い。。。。ポンプ系ですね。
まず、ファクトリーでの移動にも一苦労しますのでまずは普通程度に転がる様にはしなきゃダメですね。
と言う事で。
タンク下ろす。
予想通り燃料系、ポンプからのホースが見事にサクサクになり破裂。
耐ガソリンのホースを使用されてますが、耐圧ホースでは有りません、圧に負けたのと、耐ガソリンとは言え内外がガソリンに浸っている状態での使用下では長期間耐える事が出来ないタイプのホースでした。
インタンク専用のホースに交換、ポンプはまだ使用出来そうなので続投しようと思います、セッティング過程で不具合有ったら交換ね。
(๑•̀ㅂ•́)و✧よし、完成。
無事エンジン始動♫
5バルブ搭載車両です、ハーネス関係がちょいとゴチャゴチャしてますので、その辺りも含め、ハーネス関係もやり直しましょう。
B+端子のヒューズ辺りも結構熱持ってますので危険ですね。
この辺りのヒューズ関係も、、、、、必要無くなります。
兎に角かなり旧車の部類ですので、ハーネス関係はホントにトラブル多い。
ハーネス一新して元気でトラブルレスの車両に仕上げます。
Nexus。。。。。。。行くのかなぁ。。。。。
意外とねAE86オーナーの方、Nexus希望のオーナー様多いです、もうハーネスのトラブルとはおさらばしたい年式の車両ですものね。
Nexus。。。。。。。流行の兆しがまさかAE86とは。。。。。
今日も、結構な作業致しました。
イレギュラーなセッティングや作業、エンジン製作が多いので、慎重に、そして正確に、ね。