SW20 左ハンドル車

パワーFCのセッティング依頼。

業者様からの依頼です(^^)

まず、空燃比計が装着されていませんので、空燃比計用のボスを溶接。

穴開けて。

ホルソー使う時には、回転では無くトルクで掘るとホルソーが長持ちします。

ドリル系は全て基本的にトルクで掘る。で。

ワコーズで言う所のビスタック系の潤滑剤を使用しながら掘ると道具が長持ちします。

 

きれいに脱脂して。

TIGでミミミミィっと。焦らずちょいと気持ち低めの温度からゆっくり溶かし込んで行くときれいなビートになると思います。

材質に対して高い温度で素早く走って行くと上手にシールドされない為か、焦げたような色になる事が多いですね、私は溶接屋さんではありませんので、上手に説明出来ませんが(汗)

漏れるのは最低ですよね、でも漏れずキレイにやっぱり良いです。

 

パワーFCのセッティング画面。

いつもハルテック等に慣れてるからシンプルに感じます。

細かなセッティングやフィーリングは当然最新フルコンには勝てませんが、、、、最低限のセッティングは出来ます。

 

いざ。

 

赤が出荷時のデータ。

黄色がセッティング後。

パワーFCのデータ以外は触ってません。

ホースバンドが一発付いてませんでしたので当然つけてから廻しましたよん。

触媒付きですから結構早い段階でノック出る。

ブースト立ち上がってからの燃料ちょいと攻めて、点火はほどほどに、、、、、

あとは、街乗り領域が甘いのねパワーFC。

中低負荷域もきっちり詰めて置きました。

で、アイドル付近ね、コレも甘い。

この車両は基本的にノーマルエンジンですが、軽量フライとか入ってるとかなりの確率でストールやハンチングする。

今どきのフルコンならピンポイントで狙い撃ってアイドル安定させる事が出来ます。

パワーFCはその辺りの設定・セッティング項目が少ないし鈍くさいのでアレコレと試行錯誤しつつアイドルを安定させて行きます(^^)

大抵の場合はどーにかなりますが、やっぱり少し安定度に欠ける、今どきにフルコンと20年以上前のフルコンを比較するのは可愛そうですが、やっぱり年代を感じざるを得ません。

しかし、随分と良くなりました(^^)街乗り時のトルクも増えましたし、シャープになりました。

フラップ式のエアフロが、、、、邪魔だ。

そして、、、、ブースト上げたい。。。。。触媒なんとかしたい。。。。

でもオーナー様は現状”まとも”に乗れる状態にしてほしいとの事ですので、パワーFCのセッティングと一通り点検で今回は完成。

 

ついでにアライメントと車検もよろしく。

なんて言ってましたので、、、、、、時間を作ってアライメントしましょ。

 

こちらではNB8のエンジン制作が始まっております。

Splピストンを使用しての2L仕様。

私達流のNA8の遊び方の提案ね(^^)

その世代のクルマ達。。。。。。どんどん輝いて行くのね。

 

先日納車したNA8のBP-VEエンジン換装車両

インプレが届いております。

”お世話になります。

ラジエーター液漏れもなく無事に戻って燃費も行きの倍くらい走りました。笑

高い買い物でしたがエアコンも普通に使えチューニングカーを忘れるほど普通に走れて大変満足しております。

また何かありましたら宜しくお願い致します。

 

お手隙の時にスタックメーターに接続する車速信号と回転信号の件もお願い致します。”

 

やったぜ、やっぱり外さねぇでしょ?

ハルテック、そりゃフリーダムと比較すりゃ、高いです。

しかし、性能対費用はハルテックの方が高い、満足だと言う事は、結果、コスパはハルテックでしょ。

だって、青箱買って一生懸命セッティングしても到底最新のハルテックには及ばない。

 

納車の直前にヒーターバルブから水が漏れ出したのね、応急処置施して納車したのですが、上手く漏れが止まった様で良かったです(^^)オーナーさんご自身で改善されるとの事でした。

 

新しいクルマ達。がんばれ!

 

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