アルトワークス。純正ECU撤去フルコン化。
ハーネスをエンジンルームまで這わせて来ましたので。
まずは、各センサーから行ってみよ~。
比較的、各パート別に分けて作業する事が多いですね。
この手の作業は”うっかり忘れる”と、エンジン掛けた時にわかりますので最終的にはちゃんと全部の機能が動くのですが、後で気がつくと、、、、、ハーネスがごちゃごちゃしてしまうんですよね。コレ、やるとわかりますからw。おぉ。。。。。この事をanguraは言ってたのかぁ(汗)的な。w
水温センサー。元々社外の水温計付いてましたのでそのセンサー穴を利用してセンサー交換。
カプラーとハーネス製作して。
水温完了ね。
ハルテックの水温センサーの上辺りに鎮座しているのは純正水温センサーですね。
吸気温度も同じ要領ですが、吸気温度は純正を流用してます。
ISCバルブ、アイドリングを制御する為の2次エアー供給バルブね。
ISCは12v駆動ですので間違わぬ様、12v供給して上げる、ハルテックの灰/赤は全て12v供給線です。駆動側はエリート750は6気筒を駆動出来るモデルですので3気筒の車両にて使用する際インジェクター駆動線が3本、イグニッションコイル駆動線が3本空きます、このイグニッションコイルの空き3本の1本をISC駆動信号に割当して制御します。
割当に自由度が有るのはハルテック含むフルコン系の大きな武器です。
ISCへのハーネスも製作し完了。
続いて、スロットルポジションセンサーもハーネス製作して完了ね。スロットルセンサーは純正を使用。
画像が無い(汗)申し訳ございません。
スロットルセンサーはのハルテック側は
❍オレンジ→5v供給線
❍白→スロットルセンサー0-5vバリアブル信号
❍黒/白→アース
です。
これも当然ハルテックから全て配線出てますので純正から電源取ったりなんてする必要有りません、基本的にハルテックとハルテックのリレー&ヒューズボックスから出てる配線で完結する様に設計されてます。
絶対に間違えては行けないのが5v制御系なのか、12v制御系なのか。と言う事だけ。
スロットルセンサー等に関してはそもそも上記の3本が”TPS”と言うタグでまとめられて居ますので間違える事は無いはずですよん、やっぱり構築しやすいですよねハルテック(*˘︶˘*).。.:*♡
お次は純正デスビ内のセンサーを使用して”気筒判別”させる為のハルテックで言う”CamセンサーだとかHome信号”そもそもK6AF6Aは気筒判別を行って無いタイプのインジェクター同時噴射制御方式、K6AF6A等ってインジェクター大容量にすると途端にアイドリング厳しくなるでしょ?それって気筒判別させて無い同時噴射式のインジェクター制御だからです。
インジェクターを大容量化すると当然1パルス当たりの噴射量増える、それをアイドル時や低中負荷時に純正インジェクターの噴射量辺りまで絞らないとダメですよね?だって、高負荷時に燃料が足りないが故の為のみに大容量化する訳ですから、排気量そこそこ上げた所で低中負荷域でインジェクターの容量足りなくなる事なんてまず無い、有ったらどこかぶっ壊れてますポンプとかレギュレーターとかね。
中負荷ってなんとなく絞って行ける、ある程度のインジェクターならね。O2のフィードバックが気が滅入る程邪魔して来ますがw
でも、アイドル時や極低負荷・低回転時はそうも行かない、絞っても絞り切れない。3気筒分一気に吹くから、だからサブコン軍団は程々のインジェクターにして置くか、低中負荷時捨てるか。
アイドル時はインジェクターの無効噴射時間の兼ね合いもありますし、大容量のインジェクターぶっこむと同時噴射だとどーしても絞り切れませんよ、スズスポ(モンスター)のキットは大容量インジェクター同梱の物ありますけど、アレは多分、アイドル時の無効噴射時間領域触って無理やりアイドリングさせる様にデータ作って有る気がします。でもそこそこ普通にアイドリングしますよね。もうね、極端な話、フルコン使う予定ないなら、モンスターのF100キットをポンと付けてブースト1.2k程度までで遊んで置くのが平和。それ以上はフルコン化必須。そもそも先述の通り純正の同時噴射制御のままぢゃ、天井見えて来るし、しっかりセッティング出来ません。
だから、皆さん、せっかく組んだエンジン短期でブローさせちゃう。
ブローすると心折れるもんです、それでチューニングカー嫌いになる位なら一度エンジンオーバーホールして置いて、保険で鍛造ピストン入れて、F100キットで長く乗れ。だと思う。
でも、、、、、もう廃盤ですか(汗)。。。。。。
う~~ん、アレが無いと他の選択、難しいですよねぇ。。。。。
昨今K6AやF6A辺りの純正ECUもかなり老朽化が進み、もはやチューニングデータインストールする為のベースにすらならない物もありますものねぇ。。。。
やっぱりフルコンですねwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
K6Aの純正デスビを加工する事により気筒判別する為だけのセンサーとして使用します。
クランク角はクランクプーリー側で認識させます。
F6Aは日産のクランク角センサーを流用して認識させます。
すると、、、インジェクターシーケンシャル噴射制御が可能となる訳。
インジェクターをシーケンシャル制御化すると、今まで同時噴射で絞れなかった大容量インジェクターが、あら不思議(いや、、、不思議でも無い、理由ありますから)サラサラ~っとしたなんとも心地良いアイドリングになったりします(^^)
※2019-9-4訂正事項有りです、K6AとF6Aが混在してしまい申し訳ございません!
K6Aは気筒判別可能です、但し、K6A用のクランク角センサーパターンの認識が可能なフルコンに限ります、ちなみにハルテックはK6A用のセンサーパターンは持ってません、Link G4系はK6A用ありますが、K6Aはかなりロングセラーエンジンで年式や車種によって様々なクランク角センサーのパターンがありますので全てのK6Aに適合するか?は私では現在未確認です(汗)そもそも3気筒の軽自動車の文化がほぼ日本固有の文化ですので多くのフルコンがスズキの3気筒系のクランク角センサーのパターンを持ってません。
て、、、、、、何度も書いてるのに、未だに多くの軽4専門ショップさんはイーマネバンザイ、イーマネで充分的な感じに見受けますね。困ったもんです(汗)
ワークスのK6Aのデスビに内蔵されているTDCセンサーは磁石式”リラクター式とも呼ばれます”ですので12vの供給は必要有りません、コレ間違えて12v入れるとハルテックが一撃必殺でチンしますのでお気をつけて、12v必要なのは”光学式””オプティカル”と呼ばれる基本的に3ピンのコネクターを持つセンサーです。ご覧の通りワークスのデスビは2ピンなので磁石式ね。
だから、ハルテック側の12v供給線(赤)とセンサーアース(青)は切断して置きます。
完成ね。
デスビ分解して3歯有るセンサー検出歯の2歯を削って1歯にして一番圧縮上死点検出用に加工ね。
クランク角センサー。
こちらは正確な波形が欲しいので電気式を使用。3ピンでしょ?(^^)
❍12v供給線
❍クランク角信号線
❍アース
です。
プーリーとベルトが密集してますのでハーネス干渉せぬ様、2重、3重の処置を施す。このハーネスがショート、切断するとエンジン不動になりますから。
ヨシ、センサー関係はほぼ完成ですね(๑•̀ㅂ•́)و✧
あと、ブーストコントロールソレノイドだったりは後でOK、線だけ引いて置きます。
ブーコンのソレノイドは12vですから灰/赤ね。制御線はこれまた空きのイグニッションコイル駆動線を代用します(^^)
コイル廻り。
インジェクター廻り。
今日はこの辺りで。終了です、精神力がwwwwwww
一歩。一歩確実に。
任せとけ。