S2000 F20C F22R制作。

 

ショップ様からの依頼。

 

エンジンのみを制作し、後日セッティング。

 

実働エンジンをオーバーホール+2.2L化ですのでぶっ壊れている箇所は有りませんが、各部ヤレてます、距離が10万キロ超えですのでそれを加味するとヤレ感は”並”

 

まずはパーツ洗浄。

 

 

ピッカピカになって行きますよ~(^^)

 

エンジンオーバーホールの半分は洗浄との戦いです。

 

ヘッドもキレイになりましたね。

 

ヘッドは全てのシールを交換し、ポート加工して、ガイドのガタを点検し、バルブ摺合せ、当たり調整して組み付けて行きます。

 

シリンダーですが、FRMシリンダーの当たりが1番シリンダーだけちょいとキツイのでクリアランス測定し、オーバーサイズ投入するか否かを判定します。

 

先立って、メタル類だけクランク仮組みして注文して置きましたので明日にはメタル類は届くでしょ。

エンジン組み付けを大量に抱えてますので段取りが肝心です。

とは言え、、、、去年年末のF24R制作の様にバルブの当たりが限度値を超えてたりすると。。。。予定通りに行かない事も有ります(汗)

しかし、時間が押してるから、、、”ま、、、いっか。。。。”で組み付ける程チューナー魂腐っておりませんのでグっとこらえて待つときゃ待つ。

ファクトリーの回転率上げて行かなきゃならないのですが、、、回転率上げる為に質を落とす位なら溢れた依頼、、、、、断った方が良い。そう思ってます。

そもそも、、、、率の良い職種ぢゃ無いです。わかっててやってますので日々ジレンマとの戦いですwwwwwwwwwww

 

B型エンジンの燃焼室加工。

 

F型やK型は、燃焼室、よほどの事が無い限りは加工する必要有りません。

加工の必要が有るとすれば、、、、ターボ化した時ですかねぇ。。。

 

しかし、B型の場合は燃焼室の加工の必要性は大きいと思います。F型やK型を普段大量に組んでると余計に気になるんですw

 

燃焼室加工とは言え、俗に言う”ドーム加工”とか”スキッシュエリア加工”等の類とは別の意味での燃焼室加工が必要です。

 

B型の燃焼室加工は、”ポート加工”の延長線上に有ります。

 

上の画像を見て頂くとヒントになると思います。

 

どーしてもバルブ開いた時に1番流速欲しい箇所に、、、、邪魔してる部分が有る。

 

いつも書いてますが、NAのポート加工で最重要点は”バルブシート廻り”な訳ですが、ポート側のバルブシート廻りが大事な様に当然燃焼室側のバルブシート廻りも大事です。

バルブを隔てて、入り口と出口と言う事が出来ると思います。

エンジンが吸気効率だけを上げて排気効率をあげないと良い結果を産まぬのと同様。入り口と出口、バルブ廻りにも同じ事が言えますよね。

 

私んちではこの様に加工していきます。

 

しかし、この手の作業で絶対に犯してはならぬ事が有ります。

それは。。。。

 

”やり過ぎるなよ”

 

と言う事。

 

特にNAは顕著ですが、やり過ぎると、、、逆効果になります。

 

そして、ポイントを外すと同様に逆効果になります。

 

見た目がキレイな形状に拘ってガツガツ削って行くと。。。。当然、圧縮ヘコヘコになりますw

 

やり過ぎる位なら、ノーマルのままそっとして置いた方がマシなのでお気をつけて。

 

燃焼室加工は終了、後は、燃焼室の容積合わせしましょ。

 

本国ハルテックからは。

 

今年の第一便がやって来ました。

 

年末にご注文頂いていたB型に使用するエリート1500+ワンタッチハーネスキット。

 

 

某速いショップさんからご注文頂いておりましたエリート2500+RB用ハーネス。

 

在庫欠品中でしたCANハブ。

 

コレも、在庫切れしたブーストコントロールソレノイドを補填。

 

コレは、年末にS15に私んちのエボ用に確保していたCAN排気温度デバイスと排気温度センサーを補填(*˘︶˘*).。.:*♡

 

大ブレイク中のPP1ビート用フルコンの具♫

 

てな訳で、、、、

 

2019も相変わらずなファクトリー様相です。

 

ふぁぃと!

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