晴れて良かったです（汗）
手始めに2台のレーシングカーのECUを担当させて頂いている2017シリーズです。
この2台、ハルテックのエリート1500にて戦いますね♫
まず、、、全く同じデータをインストールして、エンジン始動。
この時点で、空燃比が大幅に違う。
1台はおおよそ適正で私のEK9ワンメイク車輌と同じ位の数値ですが、1台は、、、、、異様に濃い。。。。（汗）
去年までホンダからの貸出ECUでしたが、その濃い1台は去年からどうも、、、、直線おせぇな。。。。って本人も感じてたらしく。。。。
その辺りがワンメイクの辛い所ですね。。。
挙句燃圧レギュレーターの変更は禁止ですので、誤魔化す事も出来ない訳です。。。
まず、、、、車輌に不具合が無いか点検して。。。
クルマに合わせて、データ打ち込む。
朝イチの一本目。
2台共、、、、、、
普通・・・・・（汗）
普通ぢゃダメ。。。。
空燃比計を取り付けてるので、ログを見ながら。。。。
2本目、ホームストレートを走り去る時の”音”が違う（＾＾）、、、お？！ソコソコ合って来たか。。。。。
”良くなった！！！去年迄の貸出ECUと違う！”
エヘヘ。
しかし、もう1台にちょいとしたトラブルが発生、高回転域（8000から上）で失火の様な症状有り。
ホームストレートを見てても、その症状は見て取れる。
・・・・・・全く同じデータ持って来てるのに、、、（汗）
もちろん、2台共ノーマルエンジン、1台は去年の末にオーバーホールしてますが。
ログを見てもこれと言って、、、、、おかしな感じのデータは無い。。。
う～～～ん。。。。。。。
取り敢えず、純正改某チューニングECUで走って！
と言って送り出します。
朝1の濃いかった方は、、、、、快調に走ってる、、、、、、
コレだからレースは分からないモンです。。。。
師匠は、、、、、
”おぃ、ど～や？？？？お？1台えぇ音して来たの～、でもマダ濃い感じの音やの、もうちょっと絞れるか？（＾＾）”
”絞れますよ～、レブもまだあげますよ～、マダマダ点火も入れちゃいますよ～”
”お。。。そうか（＾＾）頼むわな～、オレ、、、忙しいからｗ”
今年からFitのワンメイク車輌を投入、シェイクダウンで師匠はそちらにつきっきりですね。
Fitはカナリキツイ縛りのワンメイクですので、お手軽に始める事出来ますが、セットアップでの色つけが難しいですよねぇ。。。。脚、、、位ですか。。。。。
”全然良いですよ～、軽く去年のベスト上回りそうですよ～（＾＾）”
”お。。。。。。オレの、、、、、何が悪いの？？？？？”
といつもの如く、、、、、様々な思惑が交差する鈴鹿ですｗ
私は私で、自分で運転してセッティング出来ないジレンマに翻弄され。。。。。。
う～～～～ん、、、、、、なんだろ。。。。？？？（汗）
昼からもう1台。
メンテする車輌が増えた。。。。（汗）
一人で3台、エンジン関係のトラブルが無い事を祈りつつ。。。
私のテスト用のエリート1500を持って行ってましたので、、、、、コノ車輌にも付けて、高回転域失火現象が出るか？をテスト。
”いやぁ、、、、、良いですよ、ポンと付けて、貸出ECUより全然速い。”
”で？？？？？？ブスブスとかパラパラ～とか8000回転超えてから。。。。ならない？”
”え？なりませんケド、、、、何か？ｗ”
私と高回転域失火のドライバーは・・・・・
”・・・・・・・・・（汗）”
”なんでしょ？？？？なんですか！？”
”う～～～ん。。。。。落ち着いて考えるから待ってね♡”
”もう次の枠始まりますよ～”
”取り敢えず改造ECUで走ってきてー”
”いや。。。。高回転域失火しても、、、フルコンの方が速いからフルコンで行きます”
”壊れへん？（汗）”
”その時は。。。。。その時でしょｗｗｗｗｗｗｗｗｗ”
そんなこんなで走行準備をしていると。
あ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～！！！！！
ハブボルト、、、、、一本折れてる～～～～～～～～～～～～～～！
（TT)。。。。。。
ま。。。。。それが高回転域の失火とは何の関係も有りませんケド。。。走れませんねぇ。。
駆け足で1日を説明しましたが（＾＾）
ま、、、、、こんな感じのテスト初日でした。
明日日曜日、、、、高回転域失火の原因を突き止めるべく、、、、、再度鈴鹿へ・・・・・・
しかし、、、、分かっちゃいるケド。。。。。改めて、個々現車セッティングの必要性と重要さをまざまざと確認しました。
日々、当たり前の様に現車セッティングしてますが、少し違う環境でのセッティングに、ホント、、、、改めて、、、、、、思いました。
取り敢えず急いでファクトリーに帰って来て。
追加のセンサーと追加デバイスを構築し、明日へ。
全てのお問い合わせは。
