ピストンリングのお話。
おそらくレシプロエンジンの全てに装着されているピストンリング。
基本的には3段で構成されています。
トップリング、セカンドリング、そしてオイルリング。
基本的にはトップリングとセカンドリングで圧縮を保持します。
そしてオイルリングでシリンダーとピストンの潤滑を担っているオイルを掻き落す役目をして居ます。
そしてピストンリングはピストンの冷却の役割も担って居るんです。
ピストンの熱をピストンリングを介してシリンダーに逃します。
レース様のピストンには2本リング仕様も有りますが無論こいつはピストンリングによるフリクションを低減する為にピストンリングを1本にしてます。オイルリングは必須ですので実質1本リングのリングで圧縮を支えてる訳です、しかし、1本のリングで圧縮を保持するのと2本のリングで圧縮を保持する、やっぱ2本のリングで圧縮を保持する方が圧縮の漏れは少ないのでは無いでしょうか?その圧縮のロスよりピストンリング1本辺りのフリクションの方が大きいのでしょうか???。でもレースエンジンの多くが2本リングを採用されている事からもフリクションロスの方が大きいのでしょうねぇ。
私は基本的に2本リング仕様は製作しません、レースに使用するエンジンも通常通り3本リング使用のピストンを使用します。
なぜか???やっぱりメンテナンスも結構面倒ですし、ライフも短い、通常トップリングとセカンドリング2本で保持している物を1本にする訳ですから簡単に考えるとエンジンのライフは半分・・・まぁそんな簡単な計算では無いのですが、ライフが短いのは確かです、一概には言えませんが、2本リング仕様のピストンはやっぱりレーシングユースですので耐久性は2の次の様な設計のピストンが多いです。ソレはソレで良いんです。きちんと分かって使用する分には(^^)
でも通常通りの3本リング仕様のピストンでも良いピストン、パワーとレスポンス抜群なピストンは沢山有りますので、私は3本リングのピストンを使用します。
でも・・・・・・他ショップさんで組んだ2本リング仕様のエンジンオーバーホール等で入庫した車両を乗ると・・・・・やっぱレスポンスいぃと思ってしまいますねぇ。
でもオイルの消費量、ブローバイ対策etc....色々と2本リング仕様にはそれなりの対策が必要だと思います、単に組んだら速いから2本リング仕様で・・・・って言う組み方は早計はと思いますねぇ。

で、昨今のリング事情、数年前からアレ????っと思う事が有ります。
画像を載せてますのでソレを参考にして欲しいのですが、ピストンリングには表裏、向きが有ります。スラスト方向へのリングの合口スラストと90度方面への合口を向ける事はタブーとされています。
なぜか?スラスト方向とスラストに対する90度の角度、”振りと揺れ”があるからです、なのでその方向へ合口を持って行くのはタブーとされています、整備書にもそう書かれています、私がエンジンチューニングを始めた頃、いや。それよりもず~~~~~~~~~~っと前から当たり前の事でした。

しかし・・・・・・最近の社外のピストンの説明書を見ると、スラスト方向、そして90度方向へ合口を持って行きなさい、っと書いて有ります。
コレは、ピストン界では大きな革命です。
しかし。その心は??????
近くピストンメーカーに聞いてみようとおもいます。

でも、私はエンジンチューナーを始めた時色々なテストをし。自分流のピストンリングの合口の角度を見つけ、今まで一貫してソレで組んでマス。トラブルももちろん有りませんし、調子イィんです。コレは大きな自分のノウハウだと思ってます。

・・・・・しかしピストンリング一つとっても奥が深い。だから・・・・・いつまでものめり込んだままの自分がいてるとおもいます。

ピストンに関しては単純なパーツ(ピストンに対して失礼ですがww)ですがまだまだ秘密のノウハウが有りますよ(^^)

クリアランスもピストンに応じて変えますし(材質やボアが違うと膨張率が変わりマスから)この辺りはマジ色々な要素を踏まえインパクト流のクリアランスが有ります。
だから・・・・・・いぃエンジンが出来る、そう自信を持って言えます。
自慢・・・・そうです。コレは私胸を張って大きな自慢なんです、コレを取得する為に本当にどれくらいの時間を費やしどれくらいの勉強をしたか。

エンジンの進化は日々です。しかし案外組み方等は昔のまま。それじゃダメです。

なので整備書通りに組んでいるようでは立派なチューナーにはなれん!!っと思います。

工夫とセンス、想像と構想。色々な要素が必用なんです。

今日は日曜日の夜でしたので長い文面を書くことが出来ました。本当はもっともっと色々な事を発信して行きたい、そしてそれを読んだオーナー様、そしてチューナー様、プライベーターの皆さんにもっともっとチューニングって楽しい物なんだよって思って欲しい。その一心で書いてます、だってノウハウのヒントを公開しても、私得する事無いですもの、でもその辺りは損得の問題ぢゃ無く、もっともっと沢山の人に、楽しい事を知ってもらいたい、そう思ってやみません。

長文、読んで頂き有りがとう御座いました。





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