オンラインでの決算会見でシャープの呉柏勲社長が説明。
テレビ向けの大型液晶パネルを製造する堺工場(堺市)の
稼働停止を決めたというのです。
「亀山モデル」と世界に誇っていたシャープが、
なんだか、さびしいことになっています。
海外メーカーとの価格競争に敗れ、テレビ向けを手掛ける
国内勢が姿を消すとは……。
かつて世界を席巻した「日の丸液晶」は、風前のともしび。
日本、いつの間にか、国力がぐんぐん落ちている?……
パーティ券の政治資金の公開基準をどうするかで、右往左往
している場合じゃないですよ。
世界に目を向け、これからの日本の未来を思ってほしい。
「今年一番の大雨」の翌日でもあった昨日、まるで、雨に
促されたように、ドクダミ、姿を見せていました。
まだ咲き始めですが、人の手が入っていない場所が大好きと
ばかりの、堂々たるさまは、生命力の強さでもあります。
ドクダミ(毒痛み)・十薬。
道端の、ハート型の葉の先端に、十字型の白い花を咲かせ
ます。
でもドクダミの花といっても、白い十字の花びらのような
部分は苞です。
花といえば、突起のように高く出っぱている薄黄色のところ。
花弁はなくて、おしべとめしべで構成されているのだそうで。
ドクダミ科ドクダミ属。
原産地は、東アジア、東南アジア。
開花時期は、5月中旬 ~6月末。
毒を止める効能があるというところから命名されました。
この花が咲くと、入梅が近いのかと思いますね。
白い清楚な十字の花は可憐ではありますが、長い地下茎を
のばし、周囲に広がっていく。
繁殖力が強く、また毒という名がついているせいか、
ちょっと不気味さがあります。
裏道に、ひっそりと下垂して咲く黄色い花房を見つけました。
キングサリ(金鎖)・キバナフジ(黄花藤)。
垂れ下がる総状花序に密に集まり、鮮やかな黄色の花を
つけています。
甘い匂いがするそうですが、ひ弱な印象があったせいか、
気づきませんでした。
マメ科キングサリ属。
原産地は、ヨーロッパ中部および南部。
開花期は、5月∼6月。
ジギタリス。
ベル形の花を穂状につけ、すらっと優雅に花茎を伸ばす姿は
すてき。
花弁の斑点が、特徴です。
和名は、キツネノテブクロ(狐の手袋)。
オオバコ科キツネノテブクロ属(ジギタリス属)。
原産地は、ヨーロッパ、北東アフリカ~中央アジア。
開花期は、5月~6月。
全草に毒性があり、薬草としても知られ、強心利尿薬
として利用されるそうですが、花弁の斑点が、ちょっと
不気味に感じるのは、毒があるよ、という警告でも
あるのでしょうか。
枇杷の実が膨らんでいます。
まだ小さくて、鮮やかな黄色にはなっていませんが、順調に
育っているようです。