もう冬がすぐそこに……。 | imokoの「葛飾の花散歩」

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9月、10月と、小さな秋をいっぱいひろってきましたが、

暦の上では、明日の7日が立冬

ついに、冬の季節か……。

でも、東京は、まだ紅葉がはじまったばかり。

気象庁でいう秋は、11月までだそうですから、感覚的には、

そちらがしっくりですね。

今の穏やかな秋、もう少し続いてほしいなあ。

 

ピラカンサス

ぎっしりつまったようにつけている実をみると、

秋だなあと感じます。

 

 

いつも、下から上を見上げるに見る実なんですが、

よくよくみると、サクランボのように、垂れ下がって

実がついているんですね。

この軸を上から写すと、だいぶ風情が変わります。

 

ソヨゴ(冬靑)

これってソヨゴ?

小さな実がぽつぽつと、サクランボ状についています。

でも、まばらですから、そこは、ピラカンサスとは対照的。

 

 

 

モチノキ科モチノキ属

ソヨゴという名の由来は、軽やかな葉が風で揺れた際に

擦れ合い、そよそよと音を立てることからだそうです。

風に揺れるときに、耳を傾けてみたいですね。

 

 

ツワブキ

咲き始めましたよ。

でもまだ、固い蕾のものもまだいっぱいあります。

「石蕗明かり」(ツワアカリ)という表現も、俳句で使われます。

暗闇の中でも、この黄色の花が目立つんです。

 

 

斑入りの葉っぱのものは、葉っぱだけでも、おしゃれ感があります。

友人の別荘がある葉山では、ツワブキを植えているおうちが多くて、

石蕗明かりの道を、夜、下っていったことを思い出します。

こうした情感を大事にする地域なんでしょうね。

 

大きな菊の鉢が、お米屋さんの店先にあります。

毎年、披露してくださるのです。

立派ですね、豪華ですね。

厚物、厚走りの菊の鉢。

 

 

厚物は、数百枚の花弁が重なり合い盛り上がって咲く、

手まりのような花形。

 

厚走りは、厚物の下部に、長い走り弁が四方に垂れ下がる。

走り弁の弁先は剣先状。

 

小菊

多彩な種類がある小菊も咲き出しました。

かわいい菊に注目。

これから、いろんな小菊に会うのが楽しみ。

 

 

 

午後は句会です。

これから、会で配る飲み物を買いに出ます。

コロナ前は、駄菓子も渡していたのですが、それは

なくなりました。

兼題は「紅葉」。

あまり自信作はできませんでしたが、どんな句が出るのか、

楽しみです。