ノウゼンカズラとアガパンサス。 | imokoの「葛飾の花散歩」

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青い空に、個性的な真っ白な雲

昨日は、方角により、おとなしめの雲、迫力ある雲。

風が吹いているわりには、流れない、動かない雲。

これは梅雨晴れの空ではなくて、梅雨明けの夏空のよう……。

青いキャンバスは、どんな雲でも受け入れて……。

 

 

 

ゆうパックを出すために、朝早くに外に出たら、暑い!!!

ここ3日、東京は猛暑日

これからも連続30度越え予想。

おとといなど、群馬県の伊勢崎では40度を観測。

梅雨明け発表はいつ?

 

電気使用制限のよびかけばかりでなく、水の取水制限まで

加わるのかしらん。

関東甲信などでは、梅雨入り後、平年より降水量が少なく

ダムの貯水率低下で、夏は水不足の懸念もあるそうな。

雨が少ないのは、西日本の方がさらに深刻らしい。

なんにせよ、梅雨明け前に、ざっと一雨来てほしいなあ。

 

アガパンサス

和名はムラサキクンシラン(紫君子蘭)

ヒガンバナ科(ユリ科)の ムラサキクンシラン属

(アガパンサス属)の多年草。

南アフリカ原産。

 

待ってました、アガパンサス!!!

薄紫色の花が優美で、まっすぐな茎が印象的なこの花。

光沢と厚みのある茂った葉っぱの中からすっと花首を立ち上げて、

まるで花火のような放射状の涼やかな青い色の花を咲かせます。

涼感のある爽やかさがすてき。

 

 

 

 

 

5年前、40代で亡くなった元同僚の友に面影をダブらせて

しまう花。

彼女を「アガパンサスの君」と呼んで、しばしばブログにも登場

してきました。

背が176センチと高く、会社内の男性でも、彼女に背が

釣り合う人はおらず、彼女なりの葛藤はあったかも。

モデル並みの美しい容姿で、人柄もよく、さっぱりとした性格。

短い間しか一緒の職場にいなかったのに、年齢差のあるわたしを

慕ってくれて、退職したあと、家が近かったこともあって、

何度も来てくれました。

 

相談事を聞いたり、一緒にフラの衣装で写真を撮ってみたり……。

亡くなる数年前に結婚し、共稼ぎでがんばっていましたが……。

 

そんなかわいらしい後輩が、早く召されるなんて、思いも

しなかった……。

 

この花をよくよくみると、いっぱいの小花があつまっていますが、

一かたまりに見えても、それぞれが別々に存在しています。

自分を主張しすぎず、仲間から人望があり、親和性のある

ところも、彼女っぽい。

 

コロナがはやる寸前、ご主人に、東京スカイツリーのそばの寺院の

墓を案内してもらったことがありました。

一人娘の彼女が両親の為に購入した墓で、〇〇家ではなく、「愛」と

一字が書かれており、九州の彼の家の墓とこちらに、分骨。

あとから知ったのですが、アガパンサスという名は、ギリシャ語で

愛を意味する「agape」と花を意味する「anthos」が語源だそうです。

愛らしい花の美しさからこの名前が付けられたそうです。

 

墓碑にあった「愛」とアガパンサスが通じていたとは……。

 

 

ノウゼンカズラ(凌霄花)

今日になって、濃いオレンジ色の花がにぎやかに咲いてきました。

ここまで、垂れ下がってこないと、写真を撮る気分にはなれません

他の植物を借りて、ツルを巻き付けて、この形をつくっていますが、

本家をのっとって、まるで自分の身体の一部のように馴染んでますね。

 

中国原産のノウゼンカズラ科ノウゼンカズラ属。

大きい漏斗状の花をつける、つる植物。

つるが木にまといつき、天空を凌ぐほど高く登るところから、

この名がつきました。

 

 

 

 

 

気根を出して木や壁などを這い登り、夏の間じゅう、花を

咲かせます。

古くから薬として使われていたこの花ですが、平安時代の

9世紀頃に渡来

 

風で散ってしまいやすいですが、またよみがえって咲く

たくましさ。

このたくましさで、暑い夏を乗りきりましょう。