花色がつぎつぎと変わります。 | imokoの「葛飾の花散歩」

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もう梅雨かと思うような天気が一時的に終わり、どうやら、

今日からは晴天がつづきそう、と思いきや、薄曇り。

すっきりしない天気となりそうです。

 

でも、この間のお湿りで、初夏の花がだいぶ様変わり。

ツツジの姿が消えていき、中川の河川敷は、刈り取ったと

思っていたヒルザキツキミソウが、花を落としたツツジの

足元で群生しています。

野生化した花の底力が見えます。

 

 

スイセンノウも、ヒルザキツキミソウを味方につけたように、

その横で、背をぐんぐん高くして、紅紫色の花をつけています。

一緒にいると、迷と心配だわ。

アイリスも、ヒルザキツキミソウとコラボ。

 

 

ヒルザキツキミソウ(昼咲き月見草)

適地なら、放任でも育ちます。

日当たり水はけのよい、やや乾燥した場所が適地。

夕方~夜咲きの多いツキミソウの仲間ですが、この花は、

明るい間に花を開くので、この名があります。

形は少し角ばった広釣鐘型で、ピンクと白の混じった

ような淡い花色

 

 

 

アカバナ科の多年草(常緑)。

原産地は北アメリカ。

ほふく性で、ぐんぐん増えます。

開花期は、5~7月。

 

 

スイセンノウ(酔仙翁・フランネルソウ)

茎先に、明るい紅紫色の5弁花をつけますが、その葉や茎が、

柔らかい白毛で覆われているのが特徴。

ビロードのような白い毛の生えた株と、小さいけれど目立つ

一重の整った花が魅力的。

花茎を分枝させその頂部に花を咲かせます。

 

 

 

ナデシコ科の多年草(常緑)。

原産地は南ヨーロッパ。

開花期は、5~8月。

フランネルを連想してフランネル草(フランネルソウ)という

別名は、イギリス由来。

スイセンノウという和名は、酔っぱらって赤くなった顔に見立て

つけられたといわれます。

 

 

ロシア対ウクライナの大相撲の取組

ロシアとウクライナ、一向にロシアは爆撃を続けていますね。

大相撲の幕下上位で、

ロシア出身の狼雅(23=二子山)とウクライナ出身の力士獅司

(25=入間川)とが対戦。

両者のしこ名と出身地がアナウンスされると、東京・両国国技館内は

温かい拍手に包まれたそうです。

狼雅が下手投げで制して、勝ち名乗りがあがると、再び館内に大きな

拍手が起こったといいます。

 

戦争が早く終わってほしい、平和を取り戻してほしいという、会場の

みんなの願いが、こめられている拍手だったのでしょうね。

ちなみに、昭和の大横綱、第48代横綱の大鵬幸喜(本名・納谷幸喜)

さんには、ウクライナの血が流れていたそうです。

現在、お孫さんの王鵬さんは、幕内力士で活躍中。

 

 

路地裏に入ると、ハコネウツギと、ニオイバンマツリが、いつの

間にか、みごとな花をつけています。

まるで手品のよう。

 

ハコネウツギ(箱根空木)

花色は最初は白ですが、次第に、白→ピンク色→赤色

なっていく花です。

 

 

 

日本に分布するタニウツギ科タニウツギ属の落葉性低木。

開花時期は、 5月中旬~6月中旬。

 

主に海岸近くの日当たりの良い場所に自生している花。

そんな花が葛飾区に?

 

花は漏斗状で先端が5裂して、かわいらしい。

葉は対生し、広楕円形でつやがあります。

夏の季語になっているようですが、例句は見つからず。

 

ニオイバンマツリ(匂蕃茉莉)

ハコネウツギの横に咲いていました。

ニオイバンマツリは、花が紫から白へと花色が変化

最盛期にはまるで2色咲きのようになり綺麗。

けっこう大きな株になり、盛りにはにぎやかに、花で

覆われます。

 

 

 

 

さわやかな芳香があります。

ジャスミンくらい、けっこう香ります。

漢字にジャスミン(茉莉)が入っていますが、ジャスミンは

モクセイ科で別種。

路地を歩いていて、この香りに、あれって、立ち止まる

ことも、増えてきそうです。

特に夜は、香りが強くなるので、誘惑されませんように。

 

ナス科ブルンフェルシア属の常緑広葉樹の低木。

原産地は、南アメリカ。

原産地は、ブラジル、アルゼンチン。

開花期は、4月~7月。

日本には明治時代末期に渡来したそうな。