3月の終わりごろ、撮っていた中川の土手の土筆。
桜の開花もあって、すっかり忘れていました。
わたしとしては、初めて発見した土筆に興奮したのですが、
華やかなものに目がいってしまって、申し訳なかった。
なにしろ、ものすごく小さい。
土筆というのは、柔らかい土の中から一斉に頭を出したときの
ものがおいしいらしいです。
頭が緑色のものは茎も脆いため少し味が落ちるとか。
今まで一度も遭遇しなかったのは、早々に、ご近所の方が見つけて
料理していたのかもしれませんね。
スギナの胞子茎をさし、陽気につられて生えてくるツクシ。
長い間地表近くで春の到来を待っていたとは、かわいいです。
4月1日のブログで、西洋十二単(ジュウニヒトエ・アジュガ)
という小さな紫色の植物をアップしましたが、あの花がずいぶん
成長して、群がって伸びている紫の姿におどろきました。
あの頃と10日しかすぎていないのに、まるで別物。
ものすごい生命力。
↓
アジュガは、ヨーロッパを中心に分布するシソ科キランソウ属の多年草。
和名は、花の咲く様子を宮中の女官などが着る十二単に見立てたもので、
幾重にも重なって咲きます。
上唇は2つに浅く裂け、下唇は大きく3つに裂け、真ん中の裂片が大きい。
雄しべは4本で、2本が長い。
ホトケノザやヒメオドリコソウとは、まったく似てない姿に変身でした。
2月に終わっていると思っていたヒマラヤユキノシタ。
この花は、葉っぱの下に花をつけるのですが、今の姿は、茎をのばし、
葉の上に顔を出しています。
この姿には驚きでした。
名前は冬っぽいのに、春の花というべきですね。
さて、昨日、緊急事態宣言がありました。
昨夜は、不要不急の外出を避けよというなか、地区センターに出向き、
句会会場の利用者会議の抽選会。
窓を開け、間隔をメートルということで、部屋を二つに分けて
慎重でした。(思ったより大勢来てました)
家に戻ってテレビをみていると、なんとうちの近所の一般病院が、
コロナの中等級の患者の受け入れをしている、と報じています。
えっー?!! まったく、そんなことは知らなかったです。
うちから近い……近すぎる……!?
そのとき、恐怖の実感が迫ってきました。
いろんな病院で受け入れないと解決はできないと思っていて、
すすんで病院は申し出てほしいと思っていたはずなのに、いざ、ご近所と
なると、ああ、近寄るのは危険だな、とか、自分勝手な感情がわいて、
そんな自分にがっかりしてしまいました。
こういう危険を避けたい思いが、コロナ治療で格闘している医者や
看護師や家族へのいじめにつながるのでしょうね。
情けないですが、責められない話です。
避けるのではなく、なにか、積極的に役立つことを考える自分で
ありたいものです。
ナガミヒナゲシも、いつの間にか茎を長くして、咲いています。
こちらも生命力旺盛の感じです。
繁殖力やばすぎ、種子は一つの鞘から1500個放出。
そのために、いたるところに広がり、駆除が大変と嫌われます。