作者:ジェフリー・フォード
訳者:貞奴、金原瑞人、谷垣暁美
出版社:国書刊行会(横浜市立図書館)

薔薇色の山猫や沈黙の民といった奇怪ないきものたちと出会いながら、楽園と贖罪を求めたクレイの螺旋状の旅はついに終焉を迎える…。奔放なイマジネーションと諧謔奇想が横溢するモダン・ゴシックの傑作「白い果実・三部作」、最終篇。

人間にとって必要なのは信念。
作者:スタニスワフ・レム
訳者:久山宏一
出版社:国書刊行会(横浜市立図書館)

知的生命体探査に旅立った地球人たちは、全体が衛星で覆われた異様な星にたどりつく。不可避の大失敗を予感させつつ、文明の「未来」を壮大なスケールで描いたレム最後の神話的長篇。


非常に多くの人々が自らの世界史を蔑ろにしているが、一般に誰一人として、それが宇宙の全体に存在するうちで最も恐ろしい悪夢のような精神病的倒錯である、すなわち地球は百万の天球のうち唯一宇宙の規範に反して、知性の働きが血と辱めに多い尽くされた悪辣な殺人者の惑星であるとはみなさない。

神が人を作ったのではなく、人間の狂気が神を生んだのだ。

人間が可能なことだけをやっていたら、今も穴居にすんでいただろう。
作者:ジェフリー・フォード
訳者:貞奴、金原瑞人、谷垣暁美
出版社:国書刊行会(横浜市立図書館)

[BOOKデータベースより]
“理想形都市”崩壊の八年後、独裁者ビロウの策略で、クレイたちのコミュニティーに奇妙な“眠り病”が蔓延した。シティの廃墟に戻ったクレイは、独裁者自身も同じ病いに冒されていることを知る。特効薬の手がかりを探しに、崩壊が始まっているビロウの“記憶の宮殿”に潜入したクレイは、銀色に輝く“水銀の海”の空中に浮かぶ島で、不可思議な四人の人物に出会うが…。

これは、愛の物語。