一つのミスで私の全部を否定されてしまった気がする | 「拒食症が治ったら」じゃなく、治る前から社会に出よう!世界に飛び出そう!

「拒食症が治ったら」じゃなく、治る前から社会に出よう!世界に飛び出そう!

「拒食症が治ったら、あれもしたいしこれもしたい。」だけど本当は、拒食症が治ってなくても、仕事もできるし海外へも行ける。知恵と勇気を上手に使えば、いろんなことができるんだよね。

昨日、キキさん(仮名)からメッセージをいただきました。


職場であることを指摘され、またミスをするんじゃないかと思うと

不安になって、動悸が激しくなり、汗もびっしょりで、

一時間ほどは身動きもできなくなってしまったくらい。

帰宅してからも猛烈な不安に襲われ、吐いてしまうほどで、

その晩はとても苦しい思いをされたとのことでした。


どれほどの恐怖を感じながらいたのだろう・・・と、

その後しばらくキキさんのことを想わずにはいられませんでした。

ご家族が一緒にいてくださったのかな?

手を握って、「大丈夫だよ」といってくださる方がいらっしゃったのかな?

一人ぼっちだったら、どんなに心細い夜になったことか・・・



キキさんのことを想いながら、はるかはるか昔、

自分が拒食症になっていることも知らなかった頃、

喫茶店でアルバイトしていたときのことを思い出しました。


もしかしたら、喫茶店って死語ですか?あっ

ジェネレーションギャップというのを感じさせてしまったかも。


とにかくその喫茶店では、

食事や飲み物を出したり片付けたりが主な仕事で、

仕事そのものは難しいものではありません。

でもミスせずにやろうと思えば思うほど緊張して、

なんかミスっちゃうんです。あれはどうしてでしょうか?


ある日、コップを割ってしまいました。

さいわい店内にお客様はいませんでしたが、

あのガラスの割れるガシャ~~ン!!という

鳥肌が立つような音がお店いっぱいに響き、

私は思わず目をつぶってしまいました。

目をつぶって見なければ、なかったことになると思うのは

私だけかなあ。



      摂食障害と私 拒食症の不安で押しつぶされそうになっていた、あの日の私を抱きしめてあげたい


「すみません、すみません」と、それこそ何度も何度も

頭を下げて謝る私。

申し訳なさと恥ずかしさで、逃げて帰りたい気持ちの私。

店のマスターは「バイト料から引くよ」と言っただけでした。


お店のコップを割ったのは、それが最初(そして最後)でした。

こんな簡単な仕事なのに、それさえ満足にできないなんて・・・

学校ではいい成績とってたのに、

何でこんなことも完璧にできないのだろう。

こんな私を、マスターも他の人も呆れているかもしれない。

いや、嫌いになっているかもしれない。

きっと嫌いになってる。

影で笑っているかもしれない。

影で何か私のこと話してる気がする。

体もやせているし、

どこか変なんじゃないのって笑ってるかもしれない。

もう辞めてくれればいいのにって思ってるかもしれない。

自分から辞めますって言ったほうがいいのかな、

マスターはそれをも待ってるのかな・・・


頭の中はグルグルぐちゃぐちゃ色んな疑惑で満杯状態。

思いつく限りのマイナス事項が脳ミソを埋め尽くす。


たった一つのミスで、全てがダメになっていく私の思考パターン。

たった一つのミスで、私の全てがダメなんだと思う自己否定パターン。


そして結局は職場に自分がいづらくなって、仕事を辞めていくのです。

私の20代30代はこの繰り返しだったといってもいいでしょう。

職場に限らず、友達関係もすべてこんな感じ。


私がこのパターンから抜けて行く途中で、

つまり摂食障害から抜けていく途中で、

気づいていったことがいくつかあります。


それは、誰でもミスをするということ。誰でもです。

そして大抵のミスは許されるということ。全然大丈夫。OK。

そのミスで誰も私を嫌いになったりしないということ。誰も。

う~ん、一人くらいはいるかな?でもそれはその人の問題だと

思うことにしましょう。

そのミスと、私という人間そのものは同じではないということ。

まったく別々のもの。


どうしてそのことに気づいたかというと、

自分が誰かのある一点をだけをみて、その人全体を評価

しなくなっていったからです。

あれあれ?でした。あれあれ?でしたよ。

この気づきは、人間についての大発見といってもいいものでした。

感動と言ってもいいもいいかな。

そうか、自分がそんなに簡単に人を批判したり嫌ったりしないのと

同じように、

みんなも私のことをそんなに簡単に嫌いにはならないんだ!

へえ~。なぁんだ。そうだったんだぁ。


生きるのが楽になった瞬間です。

摂食障害の症状が一つずつ抜けていくたびに、

生きていくのが楽になるんですが、

この発見は、生きていくのが楽になる大きな一歩だったように思います。


拒食症がひどかった頃の私は、ものすごく自信のない人間でしたが、

同様に人のことも許せない人間だったんです。

ある一点だけを見て、あの人は嫌い!と言っていた私です。

だから、他人も同じように自分を評価しているのだと思い、

一点のミスさえ自分に許せない。

だって周りの評価が不安で恐怖ですもん。


摂食障害の症状が一つ一つ減るにつれ、

人のことが受け入れられるようになって、生きるのがすごく楽になる。

それは、自分も受け入れられていると言うことを知るから。

あ、その逆ですね、きっと。

自分が受け入れられていると知るから、

摂食障害が治っていく、の順でしょう。


ミスや失敗をして元気になる人はいないと思うけど、

そのミスや失敗と、私という人間の価値は別物だって知ると、

恐怖は薄れると思います。


メッセージをくださった方も、ミスをするのが怖いのではなくて、

ミスをした自分に対しての周りからの評価というものが

ものすごく恐怖なんじゃないかな、と

自分の過去を振り返りながら思いました。


キキさんから、またメッセージをいただいたので、

この続きを明日も書いていきたいと思います。


キキさん、大丈夫大丈夫、大丈夫だからね。

みんなあなたのこと好きですよ。

ブリスベンから応援しています。


みなさんからもキキさんに応援コメントお願いします!



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