犬のようにポーかフェイスを気取る
歩くと足跡が残る
大股でその一歩一歩に辿り着くと
一々おまえは仰臥して
他人に腹を魅せる醜い奴
ストレスフリーを謡う
口先だけで
胃腸が悲鳴挙げようが
下痢をしようが
おまえって奴は変わらない
意味もなくにやつくと
笑い出すのさ
言葉って奴を探して
歌い出すのさ
トップスターのようになってね
裸のバンドマン
群れをなした観客たち
ステージから降りるんだ
転げ落ちれ
転げ落ちる
群れから離れた孤高の神が待っている
おまえという奴を否定しない
唯一の他人が
短いタイから引っ張られ
シャツは伸び
もう散々さ
髪は逆立ち
もうお手上げさ
容姿だけはいっちょまえ
パンク野郎の出来上がり
やっと見つけた
やっと見つけた
俺と同等な人型が
心はもっちゃいないがね
犬のようにポーカーフェイスを気取り
腹を魅せる
意味もなくにやつくと
おまえは笑って言った
俺この裸のバンドが大好きなんだ
凄いだろ俺のバンドなんだってね
女性用車両に駆け込み
ほっと一息つくと
抜け駆けに同僚が空いた席に座った
私は眼鏡をすくいあげて
更に下を向いて
軽くごにょごにょと指を口元で
動かした
彼女に気づかれなくても
いい範囲でね
会社につくと後頭部の髪が跳ね
じっとりとした匂いの男が
私を追い越すと
したしげに微笑んだ
エレベーターは男で閉まって
少しだけ瞼が瞳を覆った
デスクにあった飲みかけのコーヒーは
私が腰掛けると
待っていたように
零れ地図を描いた
時代に取り残された
化石のように固まって
唇が震えた
22の数字に敏感になって
掛け時計にある数字を確認した
間違いなく今日
でも私のスマートフォンは震えない
何度も確認してるうちに
少しだけ悲しくなった
仕事が終わると寝癖がいつの間にか収まり
カッコよくなった男を見て
会社に風呂があるのか疑った
毎日がこの繰り返し
予定調和な繰り返し
ただ今日はついてないだけ
私の彼は遠方で
仕事が忙しいだけ
帰宅する頃には
自暴自棄になって
バッグを廊下へ叩きつける
最低なバースデー
昨晩から連絡がとれないなんて
最低なバースデー
私は乱暴に廊下を渡る
キッチンにいって
お皿を何枚割ってしまおうか
お酒を飲み干しながらね
扉を開けた
彼は困ったように立っていた
誕生日おめでとう
どこにでもある言葉なのに
それは胸の中に響いて
気づくと夢中で抱きしめていた
彼は何も言わずに
そっと背中を支えた
誕生日に泣くなんて
いつ以来だろう
22歳は特別だ
この私の最低な一日の中で
涙はやっとやってきた
ほっと一息つくと
抜け駆けに同僚が空いた席に座った
私は眼鏡をすくいあげて
更に下を向いて
軽くごにょごにょと指を口元で
動かした
彼女に気づかれなくても
いい範囲でね
会社につくと後頭部の髪が跳ね
じっとりとした匂いの男が
私を追い越すと
したしげに微笑んだ
エレベーターは男で閉まって
少しだけ瞼が瞳を覆った
デスクにあった飲みかけのコーヒーは
私が腰掛けると
待っていたように
零れ地図を描いた
時代に取り残された
化石のように固まって
唇が震えた
22の数字に敏感になって
掛け時計にある数字を確認した
間違いなく今日
でも私のスマートフォンは震えない
何度も確認してるうちに
少しだけ悲しくなった
仕事が終わると寝癖がいつの間にか収まり
カッコよくなった男を見て
会社に風呂があるのか疑った
毎日がこの繰り返し
予定調和な繰り返し
ただ今日はついてないだけ
私の彼は遠方で
仕事が忙しいだけ
帰宅する頃には
自暴自棄になって
バッグを廊下へ叩きつける
最低なバースデー
昨晩から連絡がとれないなんて
最低なバースデー
私は乱暴に廊下を渡る
キッチンにいって
お皿を何枚割ってしまおうか
お酒を飲み干しながらね
扉を開けた
彼は困ったように立っていた
誕生日おめでとう
どこにでもある言葉なのに
それは胸の中に響いて
気づくと夢中で抱きしめていた
彼は何も言わずに
そっと背中を支えた
誕生日に泣くなんて
いつ以来だろう
22歳は特別だ
この私の最低な一日の中で
涙はやっとやってきた
不思議なもので
子供のように
はしゃぎまわっていると
母親のもとにいって
布団の中に入り込みたくなる
不思議なもので
反抗期のように
お喋りが過ぎると
父親のもとにいって
八つ当たりしたくなる
それが出来なくなるから
大人ってのは不幸だ
とてもとても不幸だ
行き場がなくなった心は
向かい風がつきた
凧のように落ちて
自身が風を噛むしかなくなる
そりゃあ
振り返って
糸を貼って走れば
疲れるさ
うまい棒をただかじってればよかった
製造元やコストなんて気にせず
アイスをゆっくりと食べてればよかった
食べる時間や虫歯なんて気にせずに
昔は焦燥感を夜に感じた
昔は喜怒哀楽が自然と共にあった
僕たちの大事な友達は
片手で足りるくらいだ
私たちの大事な人たちは
子供で充分だ
撲は大事な存在を忘れた
自然 という友達を
大人ってやつはとても卑怯だ
それら多くの心を
快楽に変えてしまったから
子供のように
はしゃぎまわっていると
母親のもとにいって
布団の中に入り込みたくなる
不思議なもので
反抗期のように
お喋りが過ぎると
父親のもとにいって
八つ当たりしたくなる
それが出来なくなるから
大人ってのは不幸だ
とてもとても不幸だ
行き場がなくなった心は
向かい風がつきた
凧のように落ちて
自身が風を噛むしかなくなる
そりゃあ
振り返って
糸を貼って走れば
疲れるさ
うまい棒をただかじってればよかった
製造元やコストなんて気にせず
アイスをゆっくりと食べてればよかった
食べる時間や虫歯なんて気にせずに
昔は焦燥感を夜に感じた
昔は喜怒哀楽が自然と共にあった
僕たちの大事な友達は
片手で足りるくらいだ
私たちの大事な人たちは
子供で充分だ
撲は大事な存在を忘れた
自然 という友達を
大人ってやつはとても卑怯だ
それら多くの心を
快楽に変えてしまったから