月曜日に胎嚢確認。
無事に胎嚢確認できた。
「医者はだいたい大丈夫っていうもんだけど、今回はまあ大丈夫。
来週心拍確認できる可能性が80%くらい」
とそっけなく言われた。
前は胎嚢確認できた次の日に流産した。
良好胚盤胞になっても
遺伝子的な正常胚はそのなかの50%というから単純に半分くらいは流産してしまうことになる。
更に私は40代、
妊娠継続できる確率は20%程度。
つまり5回にやって1度成功するか否か。
最初から確率論を理解してたし、宝くじよりも不確実な博打をうってることはわかっていた。
それが命だということは私にはそこまで重いとは思わない。
だから前の流産はそんなに堪えなかった。
これは本当だ。
動物だから、遺伝子的に淘汰されていくのは仕方ないことだとも思う。
まあ、でもそう思わないと精神的なダメージを乗り越えられなかっただけかもしれないが。
前のクリニックのお医者さんは
「正直着床して育つかどうかはやっぱり卵の問題が大きくて、流産は子宮の問題よりも圧倒的に卵由来だと思ってる。」と言ってたな。
胎嚢確認の翌日。
世に云う茶おりがおりものシートに付着していた。
朝から「またか」とブルーな気持ちになり
つい子供にあたってしまったので、やはり平常心など保てなかったのだろう。
その日は1日様子をみたが、
1日でおさまったみたいだ。
ホッとした。
今朝、大量に出血してパニックになりトイレで大泣きする夢を見た。
どこかでこれは夢だと思いながらも
泥にハマっていくように意識が浮上しない。
違う、これは多分現実じゃない、
現実かもしれない
明日起きるかもしれない
そんなパニックを何度も行き来したあとに、やっと意識が浮上した。
起き上がるのも億劫なほどの眠気だったけど、トイレに行った。
大丈夫。まだ大丈夫。
ふと
「こんな日を何日積み重ねたらその日にたどり着けるのだろうか」
と思った。
月日が流れるのはいつもはあんなに早いのに
今は1日が長い。