残り少ない蒼穹の昴の私的みどころポイント 1 | 後輩が怖すぎて食堂に行けません

後輩が怖すぎて食堂に行けません

一人生んで職場復帰したら、仕事もろくにできない後輩から「パートじゃダメなんですかぁ?」と言われて傷ついてから食堂に行けなくなったメンタル豆腐の女。いわゆるワーママ。できるかも分からない二人目不妊治療中

宝塚雪組にて公演中の「蒼穹の昴」


そろそろネタバレしていいだろーということで、私的にツボに入ったみどころポイントを書いてみます!


今回はポスターアウトの方々中心です。


1.日本軍のあのかっこいい真ん中の人だあれ??


凪七瑠海さん演じる李鴻章と日清戦争で戦う日本軍。

この作品の数少ない男役群舞を率いるのが、叶ゆうりさん演じる柴五郎!!!

超絶かっこいいですよ!!


パンフで確認したとき「この人の役名、名前だけなの?シバゴロウって!」とかアホなこと言って友人に失笑されましたが、

柴 五郎

は実在の人物、維新の会津藩(負けた側)の生き残りなんだそうです。

この柴五郎は2幕でも伊藤博文の側近としても登場するのですが「生きるのは難しい」というお話をどんな気持ちで聞いていたのかなと想像が広がるのでした。

ってか軍服のキラキラの差からしても清軍が勝てそうにないニヤリ


2.悪役はまなはるさんにお任せ!!


こんなに悪役続く人もいないと思うのですが、、、

真那春人さんにかかればどんな悪役ですらOK!前のノーテンキな悪役も好きでしたが、今回のような屈折した悪役はやっぱり見ごたえがありました!


演じている袁世凱は史実ではいろんな解釈ですが蒼穹の昴では、破滅の星?みたいな扱いでなにもかもを壊すという星の下にいるのです(確か)

でも、今回は専科の悠真倫さん演じる栄禄というこれまた西太后くっつきコモノ悪役がいるので、どうなんだろうと思ったのですが


李鴻章の副官時代からの屈折やコンプレックスを短い登場時間でしっかりきっちり表現していて、ラストに文秀を付け狙うのもわかるようになってて、

そりゃ、文秀、そんな言い方したら袁世凱は絶対に味方につかないよって思ってしまう というのもよくわかるのが素晴らしかった。

袁世凱の悔しさ、よくわかるよぅ!!

みんな認めてくれないんだよね??力を持ったのに!!!だから、俺には力がある!って誇示しちゃうのよ。という、つい同情みたいな気持になりましたー。


3.突然のストーリーテラー、岡圭之介

久城あすさん演じる、日本人記者の岡圭之介、

突如、婚儀のストーリーテラーもこなしていた傍観者側の立場であった岡さん。

これまた突如、白太太にストーリーに引き

づりこまれてひとはだぬぐというのが、

傍観者がいつのまにか登場人物に感情移入して物語に入っちゃった的な感じがして好きでした。

ってかいい声ですよね。

あの声ずーーーーっと聞いてたい。

もっと歌っても良かったよ!!


4.どこまでも大活躍、眞ノ宮るいさん


いやぁ、今回は(も??)本当に大活躍だったーーー!

眞ノ宮るいさんが演じていたのは黒牡丹という春児の京劇の師匠なのですが

そのおやくも本格的な京劇があってさらに体の弱い演技までして、大変そうなのですが。

それだけじゃない。

最初は龍の演舞?の玉使いとして登場。

正直、ここが、痺れるほどかっこいいです。正面みながらくいって顔決めるところで

「うおーーかっけぇーー」ってつぶやいたのは私です。

で、黒牡丹は京劇含めてかっこいいので、

(黒牡丹が出てきたときに、西太后があれ?ってすぐ気づく細かい演技が好きです)言うことなし!なんですが二幕は出てこないのかなぁなんて思ってたら

ちゃーーーんと袁世凱の副官でご登場!!!

最後まで期待を裏切らずに登場してくれるのが大好きです。


この作品、まだまだ書ききれませーん。

つーづーくーーー。