親ガチャという言葉がなんとなくひっかかる。
親は選べないということなんだけど、
そもそも、それ以外のもの、ちゃんと選べてるかっていうとそれは違う。
結婚相手は自分で選ぶというけど、
60億の男女全員と出会っていい相手を見つけた人は、この世にはおそらく誰一人いない。
友達もそう。
学校で仲良くなるきっかけなんて席順とか出席番号だったりするんだから。
この言葉にはなんか、
「親選べないんだから仕方ないでしょ」
みたいな開き直りがあって、
どこか、他人に責任転嫁して正当化するような響きがあって、
大体、自分の親と他人の親をどうやって正確に比較できるっていうのか。
大体、当たったって用法がない時点でなんか違う気がする。
なんだか、嫌な世の中だな。いつか自分も親ガチャはずれたとか言われるんだろうな。