ここにも真剣勝負が、『ブルーピリオド』 | 平平凡凡映画評

平平凡凡映画評

映画を観ての感想です。

【タイトル】『ブルーピリオド』

【評価】☆☆☆☆(☆5つが最高)

【監督】萩原健太郎

【主演】眞栄田郷敦

 

 

【あらすじ】

 高校2年生の八虎は美術の課題で早朝の渋谷の絵を描き、描くことの面白さに目覚めてしまう。

 

 

【感想】

 絵を描くことの面白さを見せつける。ストーリーは、高校生が絵に目覚め芸大を目指すというもの。偏差値40の高校生が東大を目指すストーリーなら何となく想像も付きくが、芸大となると何だか興味が湧いてくる。絵に優劣を付け、合否を決める。かなり駆け足の展開で無理な筋を押していたが、それでも主要キャストの真摯さが映画にリアルさを与えていた。青春ドラマの王道を進み、スポ根ドラマの爽快感も味わえた。