危険に向かって走る、『ツイスターズ』 | 平平凡凡映画評

平平凡凡映画評

映画を観ての感想です。

【タイトル】『ツイスターズ』

【評価】☆☆☆(☆5つが最高)

【監督】リー・アイザック・チョン

【主演】デイジー・エドガー=ジョーンズ

 

 

【あらすじ】

 NYで気象予報の仕事に就いているケイトは、友人の誘いに応じて故郷オクラホマの竜巻の調査プロジェクトに参加する。

 

 

【感想】

 竜巻がゴジラに見えてくるディザスター映画で、人間の無力を見せつけてくれる。主人公は気象学を学び天才的な感覚を持つ気象予報士。そして彼女の敵役となるのがカウボーイ気質のユーチューバー。自然の猛威を娯楽に仕上げている。竜巻のパワーは圧倒的で、スクリーンから風を感じる。カッチリとまとまったストーリーは分かり易いが、どこか物足りなさもあった。これがAIの描くドラマなのかも。コントロールされすぎると、世界は少し色あせる。