フルサポートされる側にも苦しみがありそう、『ザ・ウォッチャーズ』 | 平平凡凡映画評

平平凡凡映画評

映画を観ての感想です。

【タイトル】『ザ・ウォッチャーズ』

【評価】☆☆☆☆(☆5つが最高)

【監督】イシャナ・ナイト・シャマラン

【主演】ダコタ・ファニング

 

 

【あらすじ】

 アイルランドの森の中で道に迷ったミナは、人の気配を感じその跡を追って一軒の建物に辿り着く。そこには3人の男女がいて、不可解な生活を強いられていた。

 

 

【感想】

 薄気味の悪い状況設定のサスペンス・ホラーで、監督はM・ナイト・シャマランの娘が務めている。父親の映画と似た雰囲気を漂わせ、ラストのオチで勝負する内容だった。堂々とした佇まいで、二代目を襲名するのに十分の出来だったと思う。ストーリーも虚実どの方向に転がるのか分からず、最後まで緊迫感を維持していた。きっとこれからは父親の呪縛との戦いもあるのかも。意表を突く次回作を観てみたい。