緩い正義が丁度いい、『マッドマックス フュリオサ』 | 平平凡凡映画評

平平凡凡映画評

映画を観ての感想です。

【タイトル】『マッドマックス フュリオサ』

【評価】☆☆☆☆☆(☆5つが最高)

【監督】ジョージ・ミラー

【主演】アニヤ・テイラー=ジョイ

 

 

【あらすじ】

 文明が崩壊した世界、幸いに緑豊かな土地で暮らしていたフュリオサだが、バイカー集団に連れ去られ過酷な人生を歩むこととなる。

 

 

【感想】

 “マッドマックス”の世界観にゆったりと浸れ、気持ちよく酔える映画だった。砂漠を舞台に、無法者たちの姿が描かれている。車やバイク、ファッションやキャラクターなどディテールに面白みが詰め込まれていた。そしてアクション映画としても申し分なく、出演者とスタッフが全力で遊んでいるように見えてくる。ストーリーも無駄を削る物語ではなく、ユルく歪んだ出現していた。小難しさや正義とは無縁の世界が妙に落ち着く。