バブルの勢いがさざ波として伝わってくる、『帰ってきた あぶない刑事』 | 平平凡凡映画評

平平凡凡映画評

映画を観ての感想です。

【タイトル】『帰ってきた あぶない刑事』

【評価】☆☆☆(☆5つが最高)

【監督】原廣利

【主演】舘ひろし 柴田恭兵

 

 

【あらすじ】

 8年ぶりに横浜に戻ってきタカとユージ、二人は探偵事務所を開業。そこに依頼人として現われたのは、かつて二人が想いを寄せた女性の娘だった。

 

 

【感想】

 時代と共に一瞬で散っていくのがテレビドラマの宿命だが、ヘンに尖った部分があると時代を超えて生きでいけるのかもしれない。バブルを体験した世代には眩しく、そして懐かしく響くはず。大振りしている感じのストーリーは、おじいちゃんたちのハチャメチャな暴れっぷりを見せている。冷ややかな視線で眺めてはいけないのだろう。この映画の境地にたどり着けたら幸せだと思う。