もっと無駄な旅に憧れる、『コットンテール』 | 平平凡凡映画評

平平凡凡映画評

映画を観ての感想です。

【タイトル】『コットンテール』

【評価】☆☆☆(☆5つが最高)

【監督】パトリック・ディキンソン

【主演】リリー・フランキー

 

 

【あらすじ】

 イギリスの湖に散骨してほしいという妻の遺言をかなえるため、兼三郎は息子一家と共にイギリスへと向かった。

 

 

【感想】

 教科書に沿ったようなロードムービー。見知らぬ土地で道に迷いながらも目的地を目指し、自身の過去や家族について振り返っていく。安定感のあるいい映画なのは間違いないが、到達点が予想できてしまい驚きや新鮮味には少し乏しかった。もっと遠い場所を見てみたい気もしたし、無為な旅を体感してみたい気持ちも湧いてきた。