思いっきりジャンプする気持ちよさは理解できる、『ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』 | 平平凡凡映画評

平平凡凡映画評

映画を観ての感想です。

【タイトル】『ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』

【評価】☆☆(☆5つが最高)

【監督】満仲勧

【声】村瀬歩

 

 

【あらすじ】

 春高バレーで勝ち進む烏野高校の翔陽は、相手校のセッターに自分の武器を徹底的に封じられた。

 

 

【感想】

 映画版“スラムダンク”のような内容を期待していたが、そう簡単にうねりは作り出せないのだろう。物語を動かすことの難しさを見た気もした。決めゼリフや見栄えのいいシーンはいくつもあったが、どこか散漫で繋がりが弱い。そして多くのキャラクターを立たせようとすると姿勢が、映画を総花的で薄味にしていた。中心となる主人公の存在感は大事なのかも。スクリーンの中で盛り上がるキャラクターたちほど、熱くはなれなかった。