"グラントリノ"には及ばず、『ファミリア』 | 平平凡凡映画評

平平凡凡映画評

映画を観ての感想です。

【タイトル】『ファミリア』

【評価】☆☆(☆5つが最高)

【監督】成島出

【主演】役所広司

 

 

【あらすじ】

 陶芸家の神谷は、ケガを負った在日ブラジルの青年を救ったことで、ブラジル移民たちと言葉を交わすようになる」。

 

 

【感想】

 日本で暮らすブラジル移民の苦境と、それを無視できない主人公の姿を追ったヒューマンドラマ。お手本はクリント・イーストウッドの「グラントリノ」だと思うが、国際的なテロが出てきたり、どこかで見たような半グレ集団が暴れたりと粗めの内容。役所広司の頑張りだけでは繕えなかった。大模様を張らずもっと的を小さく絞るべきだったのかも。見ているのが少し辛くなってきた。