何故か笑える80年代、『ワンダーウーマン 1984』 | 平平凡凡映画評

平平凡凡映画評

映画を観ての感想です。

【タイトル】『ワンダーウーマン 1984』

【評価】☆☆☆(☆5つが最高)

【監督】パティ・ジェンキンス

【主演】ガル・ギャドット

 

 

【あらすじ】

 スミソニアン博物館で働くダイアナには、ワンダーウーマンとしての顔もあった。そしてダイアナの同僚が、違法な取引を行っていた美術商の所有する不思議な石の調査を開始した。

 

 

【感想】

 主演のガル・ギャドットの存在感は大きい。エレガントな雰囲気を湛えながら、親しみやすさを持ち不快感を与えることがない。この安定感が魅力になっている。ただストーリーは可もなく不可もなく、といった感じ。少なくとも冒頭の運動会めいたシーンは、全編カットでよかったかも。映画自体がいい人ぶったところもあり、意外性や冒険心に欠けている気もした。無難を旨とし冒険の少ないアメコミ映画は、存在意義を問われそう。