いらっしゃいませが気持ちいい、『エクストリーム・ジョブ』 | 平平凡凡映画評

平平凡凡映画評

映画を観ての感想です。

【タイトル】『エクストリーム・ジョブ』

【評価】☆☆☆☆(☆5つが最高)

【監督】イ・ビョンホン

【主演】リュ・スンリョン

【製作年】2019年

 

 

【あらすじ】

 麻薬捜査チームを率いる班長のコは、実績を上げられずに焦りを感じていた。そこでコは起死回生を狙って、組織のアジトの前のフライドチキン店を買い取り徹底した張り込みを行おうとする。

 

 

【感想】

 アイデアが抜群に面白かった。張り込みのために買い取ったフライドチキン店が大繁盛、捜査員たちは一流の店員となっていく。捜査が二の次になっていく過程が必然のようでもあり、また切なくもあったりする。笑いのポイントには事欠かなかった。途中、若干の中だるみはあったものの、韓国映画ならではの泥臭さと勢いの良さが冴えていた。常識を振り切っていく爽快感はクセになりそう。