凝縮されたアクション、『マイル22』 | 平平凡凡映画評

平平凡凡映画評

映画を観ての感想です。

【タイトル】『マイル22』

【評価】☆☆☆☆(☆5つが最高)

【監督】ピーター・バーグ

【主演】マーク・ウォールバーグ

【製作年】2018年

 

 

【あらすじ】

 アメリカの特殊部隊を率いるジェームズは、盗まれ核物質の行方を追っていた。そして遂に手掛かりを掴み、核物質の行方を知るという亡命希望者をアメリカ大使館で保護した。

 

 

【感想】

 オープニングのタイトルバックの映像から、中国資本が入っていることが窺えた。勝手な思い込みだが、中国資本が入ると映画が大味になるイメージがある。本筋と関係なく正義の中国人が登場したり、無理に泣かせる家族の物語が挿入されたりする。しかしこの映画は上手く回転していた。舞台は東南アジアの架空の都市、そこで息も吐かせぬアクションが展開する。銃撃戦、カーチェイス、爆破、更にはキレのある格闘シーンまで披露されていた。そして結末では、アメリカ一辺倒ではこうはいかなかったのかも。ちょっとしたまさかがある。