【タイトル】『急に具合が悪くなる』
【評価】☆☆☆☆(☆5つが最高)
【監督】濱口竜介
【主演】ビルジニー・エフィラ、岡本多緒
【あらすじ】
パリ近郊の介護施設で働くマリーは、日本人演出家の真理と出会い意気投合する。二人は夜を徹して語り合うが、真理は末期のガンを患っていた。
【感想】
舞台劇のシーンでは監督の非凡さを示していたと思う。難易度の高い題材を、短時間に手際よく料理していた。映画はこれでもかというくらい対話が繰り返され、言葉の熱量で物語を膨らませていく。様々なテーマを取り上げ、解説し解釈し次々と意味を与えていた。たださすがに196分という上映時間は長すぎだった。過剰な言葉や意味を突き付けられると、空白や無為が少し恋しくなる。黙って生きて黙って死ぬことは難しいのかも。