【タイトル】『ナースコール』
【評価】☆☆☆☆☆(☆5つが最高)
【監督】ペトラ・フォルペ
【主演】レオニー・ベネシュ
【あらすじ】
病院での遅番勤務に就いた看護師のフロリアは、欠勤のいる中で満床の病室を担当する。次々となるナースコール、患者の要望やクレーム、同僚からの応援要請が積み重なっていく。
【感想】
看護師の傍らでその仕事を覗き込んでいるような感覚になる映画だった。通常業務に加え、突発的な仕事が押し寄せてくる。そして瞬時に判断し手際よく捌いていくが、さすがに限界の近さがうかがえる。主演女優の看護師ぶりが堂に入っていて、まるでドキュメンタリー映画を観ているよう。非常識や非協力が募り、不穏な空気が漂い始める。そして案の定というべき終盤に向かうが、そこには看護師を辞めていく人の多い理由と共に、看護師を目指す人が絶えない理由があったと思う。ラストでは、不思議な爽快さを感じることができた。