本棚のエンジン音は 小さすぎる
妖精達の蒔く 悪意の秩序は細かくて滑らか
バニラビーンズの苦味に ノイズを教わる
ランチタイムの エプロンはいつも透明
灰色のキノコの台詞 鉄格子の城を焦がす
幽体の森を走ろう 黄金の犬の頭脳は
クローバーの畑の 優劣ばかり
ミツバチの彷徨う 網の中の白い家
インスタントのビルディングには すきま風
黒と白の間には 北欧のジャングルの滝
アナタは 旅立っていったばかり
人の形をした 鳥が俺の指を突付く
青空に敷かれた 遠く続く線路
バームクーヘンの息継ぎに 終わりは無くて
花瓶の 餌やりに始まりは無い
港で船と 憧れを待つばかり
泥酔の味わいに 苦渋の金貨の重み
海底に沈む 喜びの価値と都市
明日は 裸のコウモリの理屈
安っぽいパイ生地の 憤りを焼くにおい
結婚式の誓いと アーティストの開始のピストル音