サンドイッチの具 | 今永ぴっとの詩集「俺、猿とメルヘンの旅支度」

今永ぴっとの詩集「俺、猿とメルヘンの旅支度」

詩唄いが、伝説の「猿の種」を探す,旅の途中に綴る詩
~ノーフューチャーな森へ好んで、歩み出す~

喜びの拡声器


中世の江戸は エキゾチック


ハチマキの 煙が昇っていく


頂上には 粉もん屋の行列


落ち着いた 昼時に


ピアノが 時間を聞く


カタ カタ カタ カタ


ホロ ホロ ホロ ホロ


激しく飛び出る サンドイッチの具


正面には流れいく ダイスの眼


トランプが運命を決める 遊び


ベンチの犬 米粒を探す


世界一 短い旅


孤独の交差点で 信号機に噛み付いた


花畑の中の居候 殺意の中で 働く蟻


今日の日付を 葉っぱのカレンダーより 皆殺しの予感


ひっそりと微笑む メルヘンチックの具


激しく飛び立つ サンドイッチの具


プラスティックの はらわたを飾る


頭骨に 一本のバラを生ける


溶けかけの アイスクリームと謎を 捧げる


これから 通るであろう道端に





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