ダンボールのえじき | 今永ぴっとの詩集「俺、猿とメルヘンの旅支度」

今永ぴっとの詩集「俺、猿とメルヘンの旅支度」

詩唄いが、伝説の「猿の種」を探す,旅の途中に綴る詩
~ノーフューチャーな森へ好んで、歩み出す~

ダンボールのえじき


天へ登っていく 水分


裸の消防車は 緑


現実で 言葉(もの)を言え


ニンジンの喰えない ウサギ


空が パープル色に染まっている


空が パープル色に染まっております


花壇の音色は ぶどういろ


涙の粒は 白米と同じ


壊れたリンゴと欣求


潰れたハングと精肉


腐れた酔いと 昨日のバス


追い越されて 忘れ去られて 今は


トウモロコシ畑の中で 雨


信頼できない 綿毛


春に咲くものは 裏切り


ダンボールのえじき


海へ帰っていく カタマリ


土の霊柩車は 茶色


現実で 言葉(もの)を言え


ペンギンの喰えない ペガサス


空が パープル色に染まっている


空が パープル色に染まっております


逆立ちのまま 夕立を浴びる 


ダンボールのえじき


空が パープル色に染まっている


空が パープル色に染まっております




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