出発の預言者 | 今永ぴっとの詩集「俺、猿とメルヘンの旅支度」

今永ぴっとの詩集「俺、猿とメルヘンの旅支度」

詩唄いが、伝説の「猿の種」を探す,旅の途中に綴る詩
~ノーフューチャーな森へ好んで、歩み出す~

出発の預言者を 引っぱって行進


与えられる食事は 不発弾のみ


キミのブートレッグに 優しいキスを


もぎたての カバンを召し上がれ


ラクダは今 喉に痞えている所


ポケットから出す ナイフとフォークと太陽


現実は今夜 捕らえられている


裸のシチューに 神の空想を


思い出に浸る キャラメルは疲れ果てている


埃まみれの ボーラーハットを叩き続ける


絵画の側では 砂埃のイメージを


教会から響く 鐘の音は彫刻


タイルの上から 流し始めるコンクリート


牛乳の海を越えて 弾き出された種子


花びらから奪う 宝箱の中身は植物


造られた メリーゴーラウンドの中心でライク


するり抜ける 壁紙の向こうでライフ


飽きられる 動物園の片隅でJACK





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